Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

木蓮

2014-03-27 17:21:43 | 花木


(シ)モクレン - (紫)木蓮
・分類 モクレン科モクレン属の落葉低木
・学名 Magnolia quinquepeta Syn. Magnolia liliiflore
・原産 中国南西部
・花期 春分頃~4月末(Wikiには4~5月と記されています)
・樹高 3~5m程度
・同属 ハクモクレン(白木蓮)、サラサモクレン(更紗木蓮)、コブシ(辛夷)等

サンシュユ(山茱萸)が花咲くと春が近いな、モクレンが咲くと春が来た、と、個人的にはそう感じる花で、甘い香りがして好きな花の一つです。一斉に咲き絢爛で目を奪われます。時には一斉に散り、肉厚の花弁がバラバラと音を立てるのを目撃したならきっと驚く事受け合いです。

現代に残る最古の花は恐らくハス(蓮)で2億年だそうですが、古くはラン(欄)の様だとモクラン(木欄)と呼ばれたモクレン(木蓮)も約1億年前の化石があるそうで、モクランよりもモクレンの方が相応しい名だと思います。モクレンの香りを嗅いで古(いにしえ)の時代に思い巡らしてみては如何でしょうか?

無味乾燥な歴史の教科書や文献を読み解く事に、香りを加え想像力を豊かにする事も必要かと思います。1億年前は中生代でも恐竜全盛期です。恐竜もモクレンの香りを嗅いでいたでしょうねぇ、きっと。人間だってヒーリングに香りを使うでしょ。恐竜が心鎮める為にかどうかは別として、モクレンの香りが恐竜の身体に影響を与えていたかもしれませんからねぇ。

頭でっかちの固定概念ガチガチで、ましてや専門分野以外興味無しの学者の言う事なんて。ふふっ。張付けた写真から香りがする訳でも無し、自分で実際に香りを嗅いで、感じて、思いを巡らして!

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遺跡から非常に古い文字の記された粘土板が発掘された。年代からすると世界最古の文字らしい。世界中の学者らが苦心した末、解読した言葉とは。

「まったく近頃の若い者ったら...」

万葉集 巻3・401

2014-03-17 19:20:05 | 万葉集


山守の ありける知らに その山に 標結ひ立てて 結ひの恥し
大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)

端的に直訳すると、所有者が居るのも知らず自分のものとは恥じゃと言っているのですな。

神社の御神木に注連縄(しめ縄)が今でも巻いてありますが、標結いとは恐らくしめ縄、或は紙垂(しで...紙で出来たギザギザの)がメインの簡素なものだったかもしれません。標(しめ)とは神の領域、或は所有物、又は結界として張られた縄の事。

前エントリの大伴宿祢駿河麻呂の歌は隠喩的表現で恋歌だと記しましたが、これを譬喩歌(ひゆか)と云い、恋愛の心情を例え話で暗喩的に詠んだ歌として万葉集の表現手法の一つなのです。「と、一首だけだとそう読めますが...」と記していましたが、いやいやそう読めないと思ったかもしれませんから補足して於きます。

既に山守が居るとも知らず...と郎女(いらつめ)が駿河麻呂に返しています。駿河麻呂と郎女は互いに相聞歌(そうもんか)で動静を通じていますから、駿河麻呂の歌は郎女宛で郎女が見初めた人かとも思えます。生没年不詳が多く、離絶・再縁・再婚等もあり複雑、歌を詠んだ時の年齢も不確かで推理するしかないのですが、郎女は2度の死別を経て、大伴宿奈麻呂(おおとものすくなまろ)と婚姻し、大伴坂上大嬢(おおとものさかのうえのおおいらつめ)と大伴坂上二嬢(おおとものさかのうえのおといらつめ)を生んでおり、一般的には駿河麻呂が見初めたのは二嬢だろうと云われています。そうですと、郎女は二嬢の母親ですからこの歌も辻褄が合わない訳ではありません。

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丸に梅鉢

私の家紋です。私の...とするのは残念乍ら跡継ぎが居ないし、弟は義父の籍に入籍していているからで、叔父の家系で継がれるので途絶える事はありません。

家紋の発祥は平安後期と云われており、その頃は公家しか使っていなかった様です。後に武家も使う様になり...とされている説、いやいや奈良時代からと云う説。私には判りませぬ。

さて、いつ頃から私の家系で使われたのか知りません。と云うのも本家筋からだいぶ離れているようで、家系図らしきものは無い様です。家紋のルーツを辿ると、菅原道真となるのですが、菅原道真が家紋として使っていたのではなく文様として使っていて、菅原道真を祀る天満宮が用いたのが梅紋。京都の北野天満宮は「梅星紋」、大阪の大阪天満宮は「加賀梅鉢紋」、東京の湯島天神は「梅鉢紋」を神紋として使っています。天満宮信仰の影響で戦国時代に梅花紋が各地に広がった様です。

姓の方でルーツを辿ると、日向の豪族は大伴氏の子孫伴氏の系譜と、磐城国の系譜とあり、磐城国の方は白河結城氏の臣下に名前がある事と代々住んでいる父の実家近くには地名にもなっている事から、私のご先祖様は後者の方でしょう。祖父だか曾祖父は東北電力の設立にも絡んでいたらしい。私の親世代は本家・分家の弁えがまだ厳しくてね、分家・分家が続くと親戚とも疎遠になって数少ない姓でも親近感が湧きませんわ。

姓で家紋を調べられるサイトもあるのですが、調べてみたら丸に梅鉢はなかったので、自分のルーツを辿るのも限界がありますな。

子供の頃、テレビで誰でも知っているアニメを見ていて、最後に流れるスタッフロールに妹と同姓同名を見つけた時にはびっくりしましたよ。

過去に紹介した万葉集も大伴氏が多いのですが、姓のルーツで大伴氏(日向ですけど...)を見つけた時には、何かご縁でもあるのかしら?、妙なシンパシーを感じるのはそう云う事かしら?などと勝手に妄想してしまうから恥ずかしい。

天照大神は日本民族の総氏神とされていますから、天皇が本家で日本人は皆分家と云う考え方もありますわな。

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今日の写真はハクモクレンですが、開花しはじめました。晴れ、風穏やかで春らしいほのかに暖かい日差しになって参りました。ですが、丹沢の山も霞んで見えず、神奈川県の大気常時監視測定結果(PM2.5)項目別日報を見ても高い数値ではないし、環境省花粉観測システムを見ても霞むほどじゃ無し、私が丹沢方面を見た時間帯は湿度40%程度、春霞とするには少し首を捻ります。tenki.jpだと花粉は「非常に多い」となっており、PM2.5も緑でクリーンとは思えない。



PM2.5



衛星画像

目視した情報を数値化した情報と照らし合わせと云う作業は結構頻繁にしていますが、官庁はどうも信用なりません。それも大きい組織ほど信用度が落ちます。と云うのが私の実感です。
因に、PM2.5で同じ緑の静岡のライブカメラ(録画)でも霞んでおりました。

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中国のスモッグの酷さは地上から撮った画像や映像で時折見ますが、上の衛星画像とは違い、光学衛星かISSからの画像だと思いますが、平地や渤海湾や沿岸まで土色に覆われていて、ネットでは「風の谷のナウシカ」になぞらえて「腐海」と揶揄されていましたが、私もそう思いましたよ。手の施しようがないと、諦めの悪い私でもどうすれば良いのか判らない絶望感を感じてしまいました。環境技術を支援するとか余計な事を猪瀬元都知事が言っていましたが、そんなレベルを遥かに越える規模ですよ。大体、工場と共に環境技術も日本は提供して来ましたが、盗んで売っぱらう国ですから、ここまで酷くなって来たのであって、共産党体制が崩れなければ手助けしても無駄です。YouTubeで見つけたので張って於きます。

「中国の大気汚染 深刻すぎて衛星写真で見ると一面灰色の世界に」




貼付けたYouTube映像を見ると北朝鮮も少し映っているのですがモロに影響受けていますね。中国の大気汚染の原因として、脱硫していない石油、暖房の石炭と聞き及んでいます。当然、化学工場もありますから、様々な化学物質も想定出来るでしょう。比較的最近出て来た話に、モンゴルで採掘している石炭にウランが含まれていて、分離精製せず暖房に使うから彼の国では「核の冬」と呼んでいるそうで。風に乗って~...書かなくても判りますよね。

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北京の市民が旅行でスイスに行った。飛行機を降りて新鮮な空気を吸った途端、頭がくらくらして倒れた。救急車で病院に運ばれ、医者が車の排気ガス入りの空気袋を処方し、それを吸ってやっと回復した。
by Chinese.

万葉集 巻3・400

2014-03-15 20:28:06 | 万葉集


梅の花 咲きて散りぬと 人は言へど 我が標(しめ)結ひし 枝にあらめやも
大伴宿祢駿河麻呂(おおとものすくねするがまろ)

幼馴染み、純真な恋心故に「お嫁さんになるぅ~♡」「うん」とでも遣り取りした記憶はあるまいか?飯事(ママゴト)に付き合い疑似恋愛かも?と、相手の目の奥を覗き気付いた経験はあるまいか?誰しも幼き頃にそう云う胸キュンした経験があろう。そんな想いを梅の花に例えて歌っているのだね。年頃になり、幼き日の遠き胸キュンを「あの娘嫁入りしたらしいぞ」と云う噂を信じまい、只の噂さと、いやいやあの時の眼差しは本物の...。男も結構、純真・innocence(イノセンス)だったりするのですよ、意外と。まぁ~少ない、希少な事は認めますが。

と、一首だけだとそう読めますが、401、402...と続き、あれっ!? 駿河麻呂が見初めてた人は!? 推理小説より奥深い、謎が謎を呼ぶから面白い。

こう云う隠喩的表現はきっと日本人にしか解けないと思う。日本の歴史研究していても外国人には判らないと断言しても良いかも。だって、隠喩も比喩も英語にするとMetaphor(メタファー)だもの。ちゃうちゃう、ぜ~んぜん違うっ。万葉集が外国人に理解出来るなら挿絵まである「ヴォイニッチ手稿」も解読出来るだろうて。ヴォイニッチ手稿を引き合いに出したからと云って、外国人と云う表現を勝手に白人にしても駄目。外国人には朝鮮・中国含む日本人以外と云う意味です。

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さて、Blogをやめると記し、「うつ」状態で体調も芳しくなく、本当にやめようと思っていたけれども、私同様「うつ」状態にある日本を、私自身も含め、諦めちゃ駄目だと。

メールアプリを立ち上げる度にBlogのアクセス数を知り、心苦しくもあり、励まされる思いもあり、アクセス数の多さを求める訳ではないけれど、何かしら応えなくちゃとはずぅ~っと思っていました。服用薬を加減し乍ら体調を整え、漸く目処がつく状態になってきました。写真も今朝撮って来たものです。今日のアップはPre Resumptionです。4月と云うキリの良い時期に心機一転。ヨロシクです。

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3月14日2時7分頃、伊予灘で大きな地震がありました。私の住む地域は揺れていませんけれども、何気に目が覚めたんですよね。今、ちょっと強めの睡眠導入剤を服用していて最近効き目が良いものですから朝までぐっすりなんですが、夜中に目が覚めるのが不思議だったのです。異変を感じたのでしょうね。

幼稚園児だった頃、アパートの敷地内で友達と二人で遊んでいたら、その友達が急に「帰る」って走り出して、咄嗟に「危ないっ!」って叫んでからブロック塀の陰に消えるまでのスローモーションが記憶に残っているんです。何歩走って、飛ばされた姿勢の変化まで記憶を再現出来ます。が、撥ねた車の車種や色は記憶にないんです。何で自分が「危ないっ!」って言葉を発したかも判らないんです。車の音が聞こえていたのなら自分よりも車に近い友達が気付く筈。撥ねた車のドライバーのおじさんが白い半袖シャツだった事は覚えているんですが、友達の様子しか気にしていなかった所為か、顔は覚えていないんですが、これまた不思議な事に立ったおじさんの肩越しに友達を見ているから、おじさんのシャツの肩と袖の縫い目をおじさんより高い位置から見ているんです。自分が幼稚園児だからあり得ない構図。自分で言うのもなんですが、異次元体験をする不思議ちゃんだった自分。シックスセンス・第六感と後に覚えた言葉で言うのならそう云うものなのかなぁ~と。

その友達を撥ねた車のおじさんが「病院に連れて行くから」と言った事は覚えていて、多分、母親に伝え、帰って来た父親と一緒に友達の家へ無事かどうか確認に行った事は覚えています。その友達は無言で、撥ねられた後におじさんの肩越しから見ている自分を見ている目と同じ目をしていて恐怖心を持っている様に感じました。私は何かに憑依されていたのでしょうか?その後、その友達とは縁が切れてしまいした。

そんな昔の第六感的な事を思い出す昨夜でした。

他にも不可思議な体験はしていますが、論理的説明が出来ない事は親兄弟にも誰にも話していないので、上記事象は初めて告白します。第六感と言うのは大袈裟過ぎでちょくちょくあるものではなし、直感とするにもちょっと違うかなぁ~と、自分でも良く判らないです。俗にいうスピリチュアル系を名乗るのは胡散臭いし、そう云う人は居ないとは思いますがそっち系に私を引き摺り込まないで下さいね。誰しもそう云う経験って1度や2度くらいはあるでしょう。って、思っています。

色即是空空即是色。自分が見ている世界が全てだと思い込むのは間違いで、以前このBlogにも記しましたけれど、色は皆同じに見えるのか?と小さい頃から疑問でした。例えば「赤い金魚」って、実物を示されてこの色は「赤」って云うんだと、色鉛筆に「赤」って書いてあるからと教えられるけれど、そもそも同じ様に見えているのかどうやって説明出来ますか?色覚異常検査等々、成る程、或る程度のコンセンサスを得られる検査は在るけれども、人其々微妙に違っていても全然不思議じゃない。

私にはコダック社の色彩は原色が強すぎて嫌いで、淡い色のディテールが私の見ている世界に近い小西六(サクラカラー)のフィルムが好みで、それしか使いませんでした。DOSのブルースクリーンなんて目がチカチカしてとても堪えられません。青い目の人達はきっと見ている世界が私と違うんだと、より疑問が確信に近づいたくらいで。

色の識別は眼球の網膜にある視細胞で光を...今のデジカメのイメージセンサとほぼ同じ...桿体(かんたい)細胞がコントラストを、錐体細胞が青の波長を捉える青錐体、緑の波長を捉える緑錐体、赤の波長を捉える赤錐体と其々の細胞が電気信号に変換し脳で合成する訳ですが、はてさて、それが人其々全く一緒の方が合点が行きません。本当かどうか知りませんけれど、光の三原色である赤緑青以外の4つ目の錐体細胞を持つ人も居るのだそうで。その人が見ている世界は私とはきっと違うでしょう。普通の人より多い錐体を持つ人が、赤外線を捉えられるのなら白い水着は透けて見えているかもよ。羨ますぃ~、うふふ。

脳内で合成するのも人其々でせう。何が見えて何が見えないかは、きっと関心が大きく左右するのだと思いますよ。

その延長線上で考えると、私には幽霊など見えやしませんが、見える人はその場の空気の皮膚感覚等、何らかの刺激を脳内変換して本人には見えているのかもしれませんから、私は嘘つき呼ばわりなどした事ありません。が、幽霊=恐いと云う概念が私にはないので、ギャーギャー喚くお前の方が恐いわっ!ってな事になります。うふふ。

(´ー`)y━・~~

前エントリが昨年9月末でした。JR北海道が騒がしいが、ウクライナとは逆の様だ。と記したのですが、その後続々JR北海道の問題が表面化し、今年には相談役(元社長)が余市港で見つかったとか。組織としては東京電力同様腐っていますな。マスコミにダメだしされる様じゃ情けない。腐った細胞は膿としてやがては排除されるのが自然の摂理。長いスパンで見れば淘汰されるのでしょうが、もう少し自浄作用を働かせれば良いものを、見えている世界が違うのでしょうなぁ。

ネットでインドネシアのクラカタウポスコの新設高炉爆発事故に関連してグーグルアースの衛星画像が出回っていますが、残念ですなぁ~。画像取得日が2011年なのに、事故は鎮火した様だが真っ黒とかのコメント見ていて恥ずかしいヨ。それ、高炉じゃないし。某原口元総務大臣級の赤っ恥です。

もう少し西の海岸側の造成地です。其処に建設中の写真が何枚か張ってあるから。

Blog休んでいる間でもう一つ気になったのは内閣府職員の不審死事件。青山繁晴さんが緑のパスポートの件と有り体に云えば愛人問題でゴムボートで密入国と云う話をした。緑のパスポートの説明は間違いだし、ゴムボートで密入国するとしても対馬だろうし、福岡まで現に着いたでしょ!って言い乍ら逆は無理と言うし、密出国出来ね~よっ!ってPodcast聞き乍ら突っ込み入れちゃったよ。愛人問題で命張るくらいなら普通に入国するべ。

田原総一郎もそう云う癖があるが、信じている情報源の言う事を鵜呑みにしすぎなんだよ。がっかりだよ。この件、明らかにされないだろうが中国絡みと云う話もある。

情報は違った方面の複数のソースを探らないとね。個人では限界があるけどね。

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「各国の電球を交換する人員に関する調査論文」←検索してね!

因にGoogle検索で「検索」と検索すると意外に下位だったりする...。