Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

...っくしょん!

2014-05-07 15:01:49 | 時事


写真はカメムシ。昆虫の種の判別は難しいのですが、キバラヘリカメムシで間違いないのだろうと思います。腿節の色が腹側の色と背中側の色に別れ、触覚の先端の色、腹部側縁のダンダラ模様等で複数のソースを当たってみてもほぼ間違いなさそうです。

カメムシは総じて臭いので刺激しない様に写真に収めました。やっぱり私には可愛く思えるのですが、Webでは害虫扱いが多い様で。

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購入する前から、予告編(Trailer)を見ても、絶対にがっかりするからと躊躇っていたのですが、えいやっ!と購入してやっぱりがっかりした映画「ウルヴァリン:SAMURAI」は、典型的なアメリカ(西洋)の日本感、日本を知らないアメリカ(西洋)人が納得するだろう日本のイメージを具現化した作品。観た後には否否、これはSFだからフィクションだからと自分を説得しなければなりませんでした。

原作本をたまたま読んで、ストーリーに引き込まれ、きっとこれは映画化されると思っていた新人作家だったトム・クランシーの「レッド・オクトーバーを追え!(邦題)」も、冷戦が終焉した世界情勢に映画の公開もマズくないかと、公開を躊躇ったと聞き及びますが、映画とてやはり現実を引き摺るものだと思います。

そう云う観点からすると、やはり「ウルヴァリン:SAMURAI」も日本人としては頂けない、後味の悪い気分も残ります。グレンデール市やらの慰安婦像設置も、そう云う思い込みに繋がりがありそうです。

日本人として突っ込み処満載映画ですが、物理的にオカシイでしょと云う突っ込み処も満載です。予告編でも見れますが、例えば新幹線の屋根の上の格闘シーンも、架線も其れを吊る鉄骨架線柱も描かれていて架線柱を避け乍ら格闘しているにも拘わらず、パンタグラフがないのっぺりとした屋根とは此れ如何に。架線柱を通過する際に頭を下げ屋根に伏せる演技も、そんなに屋根ギリギリに設置しないし、其処に看板なんて...。真田広之のくさい芝居も監督指示でしょうか?

「セーラー服と機関銃」と云う馬鹿馬鹿しい日本作品もありましたから、増上寺に機関銃は相殺して於きましょうか。にしても、ジェームズ・マンゴールド監督ですか、或る意味憶えて於きましょうか。

フィクション、フィクション!...フィクションだからぁ~!
(-ω`-〃)

因にちょっとした知識として架線について。パンダグラフを介して電気を供給する架線ですが、パンダグラフと架線の摩擦に依る摩耗を考慮し、直線ではなく敢えてジグザクに張っていたりするのです。ちょっとした工夫がなされています。

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今日入ったニュースでH5N6型の鳥インフルエンザで人が死亡したと中国で発表があった様です。私はインフルエンザに関しては記録を取っており、A型亜型は表まで作って整理していますが、H5N6型は初耳ですから記録も書き加えました。(H1~H15で)N6で人に感染した例は初めてです。

H1N1 - スペインかぜ、2009年新型インフルエンザ、或はAソ連型。
H1N2 - 2001年5月31日にインドで最初に起こり、北半球広範に広がった。
H2N2 - 1957年に中国から始まったトリインフルエンザの大流行であるアジアかぜの原因。
H2N3 - 鳥類とほ乳類に感染する。
H3N2 - A香港型。1969年に大流行して75万人の死亡者を出した香港かぜ。
H5N1 - 高病原性トリインフルエンザ。2013年の感染例は38件、内24人が死亡。
H5N2 - 2005年の茨城県、埼玉県の養鶏場で発生。2006年1月厚生労働省がヒトに感染を公表。
H5N6 - 2014年5月、中国でヒトに感染し死亡。
H5N8 - 高病原性トリインフルエンザ。2014年1月韓国で半島西部に拡大。
H6N1 - 2013年5月台湾中部で、初のヒト感染例あり。
H7N2 - 米国で2002年、2003年感染あり。
H7N3 - トリインフルエンザ、カナダで2人感染あり。
H7N7 - 2003年にオランダで農場の家禽で流行、ヒトに感染し1人死亡。
H7N9 - トリインフルエンザ、2013年3月に中国でヒトに感染、死亡者多数。
H9N2 - 低病原性トリインフルエンザ、1999年に中国と香港でヒトに感染、その後も継続中。
H10N7 - 2004年にエジプトで鳥肉販売業者が感染。
H10N8 - 2013年12月に中国でヒトに感染し死亡。

120以上の亜型が知られている中、上記しか感染例が無いので無用な心配は必要無いと思いますし、パンデミックは極稀です。其れよりも、薬に頼るのではなく、体力を付けたり免疫力を上げる方が宜しいかと思います。ワクチンの効果など私は懐疑的です。

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「ハクション!ハクション!」とくしゃみばかりするからと動物病院へ連れて行った。
飼主「グズっ、鳥インフルとかって人にも感染するじゃないですか、大丈夫かしら?」
獣医「病気じゃないですね。このオウム、真似をしているだけですよ」