Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

ニリンソウ

2012-04-30 13:47:18 | 世評


今日の花は「ニリンソウ(二輪草)」で、キンポウゲ科の多年草。まだ記憶に新しいが、葉が猛毒の「トリカブト」に似ているから誤って採取して口にし、死に至った事例が報道されていた。注意されたし。名前は、写真でも判る様に、1本の茎から2輪の花茎が伸び2つの花を咲かせるから。稀に、1輪や3輪もあるらしい。これもまたレッドリスト入りしている希少な植物。

昨日は久々に午後からボランティアをしに外出した。凹んだ気分も持ち直して来た様だ。紫陽花も葉が茂り、だいぶ成長している。と共に雑草も生長していた。紫陽花の花が咲くまでに雑草取りは終りそうも無い。が、そんな事はどうでも良い。土が乾けば、雨が降らなければ、忽忽雑草を取る、そう云う忽忽作業が「うつ」の私を暫し「うつ」を忘れさせてくれる。それに加え、落ちた体力を回復するには丁度良い。

私が「うつ」になったのも自尊心の低さ所以だ。今でも自分がハッピーであるより、他人様がハッピーである事の方が嬉しい。昨日も紫陽花の下草取りをしていたら、背なを通り過ぎた若い2人の男女が手を繋ぎ「ちょっと冒険しよう」と云い乍ら知らないであろう道を行く。ほんの少し羨ましくもあり、それ以上に微笑ましかった。

そんな若者をも苦しめるであろう消費税増税を唱える、権力者達に憤りを憶える。消費税増税が本当に現役世代でツケを帳消しに出来るのなら私も文句は言わない。が、まやかしだから腹が立つ。富の再分配でなく富の集中を増長させる施策だから。

先月末から今月上旬は川の鯉もお腹がパンパンに張った姿を見ていたし、バシャバシャ波音を立てて産卵に勤しんでいた。今はもう恋の季節も終わりつつあり、お腹の膨らんだ鯉も見掛けなくなった。それだけでないが、川の水の水温の変化を感じ取る事が出来る。

元来、動物は環境に強い子孫を残すべき、DNAを引き継ぐ。例えば魚の卵も稚魚も水質変化に順応出来なければ死んでしまい、順応出来るDNAが温存され、環境の変化に強い魚へと長い年月を経て変化する。が、人間は環境の変化を短期間に或いは瞬時に変えてしまう。故に、絶滅種が出て来る。

人間も近年急激に人口が増え続け、環境も大きく変わろうとしている。牛のゲップが地球温暖化の要因だと云うトンでも学者が居たが、人間の呼吸で排出する二酸化炭素の方が多いだろうと、根拠は持ち合わせていないがそう思ったものだ。人間が増え続けると森林伐採等、酸素を生む植物も減り続け、近いか遠いか知らないが、何れバランスが崩れる。勿論食物も減り、飢饉が襲い、人口増長に歯止めがかかる。地球に於ける人口のキャパシティを越えると人口減少に転じるのは自然の摂理だ。

長いスパンで考えるべきDNAの自然淘汰だが、こうも思う。遥か昔は闘争本能の強い者が生き残り、それがDNAにも刻まれていたが、ずる賢い悪知恵を使う者が強い者を陥れ、エゴイズムばかりが生き残る様になれば、そう云うDNAが蔓延れば、人類は滅亡の道を辿るだろう。それも自然の摂理かも知れぬ。

今月iTunesでダウンロード購入した「300<スリーハンドレッド>」を観た感想も同じだ。エゴイストは尊大だと自己評価し、論理破綻していても姑息乍ら屁理屈を押しつけ、恐怖心を焚き付ける。尊大に振る舞う事自体、私は精神が貧弱だと思うのだが、正直で精神が強くても、それが仇となり寝首を掻かれるものだ。エゴイスト程、権力を欲するのはそう云う事だと思う。

今の日本も同じではないか。酷評されていようが菅直人の方が官僚や東電を信じていなかった分、まだまともだった。以前にも記したが、菅直人でなかったら、福島原発から東電は撤退していた。今日、廃炉にすると云う道筋が出来たのも、あの時の総理が菅直人だったからだ。でなければ、放射能垂れ流しの状態になっていただろう。

先の大戦でエゴイストは兵役を逃れ、戦後のどさくさでも財を成した。多少は淘汰されたものの、その政官財癒着構造は引き継がれているから、今がある。財には新聞社も含む。官僚に向って牙を向けると、権力の座から降ろされるし、小沢一郎の様に痛い処を突かれる。マスメディアも怖くて官僚を突けまい。

民主主義と云っても、若い世代の票は圧倒的に多い年金世代には敵わない。だから年金問題も根本的に変わる筈も無い。自分達には痛くも痒くもない年金問題など今の官僚に取っては考えるに値しない。そう云う官僚達は民主主義で選ばれた者達ではない。野田佳彦を見ていて判るだろう、最高権力者たる総理大臣すらも操るのは彼等に取って容易い事。名を明かすと勝栄二郎と云う財務官僚だ。

官僚も入庁する頃には国家国民の為と志し高くしていた者も多いだろうが、彼等はエリート意識が有るからプライドは高い。つまりは自尊心が高い。入庁後は寝る暇もない位に扱き使われ、散々自尊心を傷つけられる。以前記したが、軍隊は自尊心を削ぎ落される故に、銃弾飛び交う中でも向って行けるのだ。官僚機構はそうではない、傷つけられるだけ。年月が過ぎ、階級が上がる程元々高い自尊心が目を覚ます。そうして、入庁時の志など何処かへ消え去り、権力を意の侭に使い出す。プライドとエゴイズムは紙一重、多くはエゴイズムに染まり、保身を最大限に考える。エゴイズムに染まらずに済んだ者は、エゴだらけの組織に嫌気がさし、霞ヶ関を離れる。プライド=エゴイズムではない。

官僚機構だけがそうではない。民間の会社でも多くはそうだ。故に、無知無策で社長の座に就く者が多くを占め、コンサルタント会社と契約し、彼等に施策を仰ぐ。コンサルタント会社の多くは金融界の出身者が独立して作った会社。帳簿面を合わせるのは得意だが、資源の無い国日本の「ものづくり」で発展した会社の施策など判ろう筈も無い。バブル経済期に儲に目が眩み、そう云う誤った道に迷い込んだ気がする。そもそも金融界がバブルを煽り、引き際を見極められずに巨額債務を抱え込んだ。そんな連中に、経営能力があるとは思えないが。

今じゃ、大銀行が消費者金融まで傘下に置くとは、世も末だ。倫理もへったくれも無い。

日本の癌は霞ヶ関。民主主義も成り立たない。それを摘出しない限り、日出づる国は日沈む国になる。

市場原理が働いている組織なら市場に任せれば良いが、そうでないものは潰すしかあるまい。潰すとは無くす事ではなく、血を入替えるのも有りだよ。毒されたマインドはそうそう変わるまい。

( ´ー`)yー-~

私が買った国産メーカーの血圧計も、活動量計(万歩計)も、体組成バランス計(体重計)も、「Made in China」だった。有限公司万歳。orz

春雨

2012-04-23 11:40:18 | うつ


心を編んだセーター 渡す事もできず
一人 部屋で 解す糸に想い出を辿りながら
あの人が好きだった 悲しい恋の歌
いつも 一人 聞いた
古いレコードに傷をつけた...
村下孝蔵「春雨」より

昨日のBlogには記し忘れていた。噂話に落胆し、「うつ」の波に飲み込まれてしまったものの、市役所の公園担当に直接聞いたら、噂でしかなかった。今期も入札があり、公園管理業者が決まる。確か3年契約だから、私が社会復帰するまでは、もうそんな心配はしないで済むだろう。

「うつ」を患うと物事をネガティブに捉えがちになる。最良でなく最悪の事態を想定してしまい、その対応策が見つからないと悲嘆に暮れる。9日のBlogは私を悩ます諸問題を力の限り書き綴り、その後は「うつ」の闇に陥ってしまった。11日にヘルパーさんが来たが、前の週と激変している私を案じて廻り廻って精神保健福祉士さんから電話が初めて入った。電話番号も市の障害福祉から聞き出したのだろう。

其処には私1人の為に何人が動いたのだろうか。申し訳なさと共に私が悲嘆する程人間関係も悪くないと感じた。勿論、人は十人十色、福祉に携わっていてもその資質のない人も居る。私はラッキーだ。人との巡り合わせは人知を越えた処に有る。故に、善い人に巡り会わせるとは、ラッキーだと思う。

善くない人との交流を避ける事は出来るが、街を歩いているだけで突然因縁を付けられる事もある。そう云う人との接触を絶つ事は不可能だ。人間不信から孤島で暮らしていても、マスコミが報じる様に何処からか干渉はされる。干渉を嫌っていてもそっとはしてくれないものだ。

若い頃、帰路の電車の中、車窓から外の景色を見ていたのだが、夜だから車内の蛍光灯の光が反射してよく見えないのは確か。その車窓の側に立っていた人の顔が映っていた事も知ってはいるが、逆に視線を感じ嫌な予感がした。「なに人の顔をじろじろ見てるんだ!」と来た。不細工なおっさんに興味はないし、誰が好んでじろじろ見たいのか?所謂メンチを切られたと思ったのか、顔を見られては困るお尋ね者か、「外を見ていた」と言っても気に入らない様だ。車窓にぼんやり映る私の眼の動きを正確に捉えられるかね?逆に不細工なおっさんの方が私をじろじろ見ていたのではないか。

暴力は嫌いだが、頭に血が上り、次の駅で降りたそのおっさんの後を追ったが、降車客に紛れ見失ってしまった。車内で言い争いになっても誰も助けてはくれない。不条理な文句を付けられ気分を害しただけで終ってしまったと良いたいが、この様に今でも憶えている。その時の感情も憶えている。禍根を残すとはこの事だ。

道理が通らない不条理な事柄には上司でも苦言を呈す。故に、今の自分が有る。

「うつ」の波に飲まれると、易々と這い上がれない。身体が思いの侭にならないのだ。「うつ」を怠け病だと罵る人は、感情を発散出来るので「うつ」にはならないと思う。が、そう云う者に「うつ」の何たるかは一生解るまい。そして、その言動で人を死に追いやる事も解るまい。

自殺者や孤独死が年間3万人越えも何年も続いているが、この問題は偽善者には解決出来ない。GKB48などとチャラけている者達には有効な対策など打てる筈も無い。何も解っていないのだから。

医者ですら解らない、解ろうとする人は少ないと思う。

今日も倦怠感が酷いのでこの辺で失礼。

Cancion de la Expansion

2012-04-22 10:16:39 | 世評


We Look, we don’t see 見て見ないフリ
Much Hypocrisy, how can this all be...
神とは人が越えてく壁 無限の可能性を引き出すため
観念の遊戯じゃなくて実践という経験の中で...
Def Tech 「Cancion de la Expansion」より

今日は少しBlogを記す余裕があるので、世評を書きたいと思います。

終(つい)ぞ、気付かぬうちにユーロ(€)もだいぶ値動きした様で、今の処、ユーロ(€)>円(¥)>米ドル($)と云う構図は変わっていないものの、その差はだいぶ縮まって来ました。

ギリシャがデフォルトに陥って、財政再建を確約されての欧州中央銀行やらIMFから資金援助がなされましたけれど、緊縮財政に不満が高まりストや暴動も起きていたりして、恐らく今期中にまた資金援助が必要かもと懸念されています。私にはギリシャにちゃんとした財政再建が出来るとは思えなく、きっと追加援助が必要でも、只の延命策でしかない様に思えます。

ギリシャの財政問題は対岸の火事ではなく、日本だって同じ事。ギリシャの問題は公務員が多すぎる事、脱税が蔓延っている事で、入りが少なく出が多いのだから破綻するのは当たり前。公務員をカットし、徴税をしっかりやる事以外に無い。

日本の主人(あるじ)はとち狂ったかの様に消費税増税一本槍だ。消費税増税して喜ぶのは霞ヶ関と一部の大企業だけ。或る人の試算に依れば3兆円程消費税還付金が経済界に戻っていると云う。消費税が10%になれば、単純計算で6兆円経済界に流れる。それで、雇用促進が進むのならばまだ良いが、そうはならないのが日本の現状だ。

税の再分配を一部の法人や天下り先に偏っているから、社会が疲弊している。それは自民党政権時から続く、大きな誤りだ。

と此処まで4月15日に記していて、珍しくヨっちゃんが自宅まで散歩の誘いに来たから、散歩に出掛けた。1本東側にある川の水源地にある公園のチューリップが見頃だとか。今日の写真はそのチューリップ。

それから1週間、色んなニュースがあったが、ソニーの衰退に関して論じていたPodcast番組があった。約1時間に渡り論じていたが、その結果を招いた要因は様々あるが、本質は大企業病である。私に云わせれば至極簡単なロジックだ。勢い有る企業には将来性、高給与、ましてや大企業となりその名を知らぬ者が居る程、魅力的な会社に見える。大事なのは勢いを付けたその企業所以のスピリッツ・ユニークさであるが、そう云う会社に集まるのは安定を求める者達だ。

安定を求める者達に新しい発想などある筈も無い。安定とは変化を望まぬからだ。安定とは努力無くしては有り得ないと以前にも記した。安定を履き違えている者達が、会社の組織の動きを鈍くする。安定とは高給を維持する事が第一義、私に云わせればエゴであり、ゴシップ系のスレッドで目にする寄生虫と云う言葉がぴったりだ。

それは霞ヶ関にも当て嵌まるが、霞ヶ関は権力を持つからより厄介な連中が集まる。政治家も然りだが、彼等は最初は不安定だから少し事情は違うけれども、当選回数が増える程「地盤固め」と云う安定を担保する。が、努力なくしては安定など有り得ないから彼等は「地元詣」に勤しむ。

高給を求める者達にスピリッツ・ユニークさが蝕まれ、競合他社と左程変わらぬ製品と成り下がる。嘗ての称賛も栄誉も忘却の彼方。

ユニークな発想とは敷かれたレールから脱線する事。敷かれたレールの先には誰もが予想しうる、或いは見越せるものでしかない。そんな製品・サービスなら価格競争に晒されるしかない。或いはサービスの質を問われるだけ。が、安定を求め集う者達の中にユニークな人物が居ても阻害され、結局は廃れ行く。

政治屋や経営陣に「発展」なる言葉を発せられても真実味が無いのは、彼等にユニークさが無いからである。事業が軌道に乗らないと、どう事業を成立させるかを考えねばならぬ。これは彼等には難題だから安易にコストカットに走る。つまりは余剰人員削減と相成る。そんな経営陣を私は経営者と認めない。そんな輩は、概ね経営指針を外部委託し、コンサルタント会社に頼ったりする。短期の赤字を穴埋めする方策しか考えない。株主からの批判が怖いからだろうが、知恵も無い者に高額な報酬を与える程の資質がない。

多数の人々をハッピーにしてこそ高額な報酬を得る資質があるが、人員削減等他人様を不幸にして高額な報酬得るとは、欺瞞に満ちているから悪政者だ。私は十把一絡げに見ないが、世間様は冷たい。悪政を行う者は勿論の事、家族・子孫まで白い目で見られる。原発事故後でも福島の被災者をそう云う目で見たから間違ってはいまい。

自民党も消費税は増税だとマニュフェストに書くと云う。民主も然りだが、こう云う官僚と一緒になって経済界と癒着している連中が政治をするから貧富の格差が生まれる。19日に東京に行く際に、隣市の市報を読んでみた。歳入は個人の1/5しか法人は払っていない。名立たる大企業が幾つも拠点を置くのに。

大学卒業生だって就職難の世の中、こう云った問題をも変えるには企業に優遇している税制を変える必要がある。これもシンプルだ。設備投資すれば優遇されるのを止め、雇用すれば優遇される様に変えるだけだ。以前も記したが消費税導入から非正規雇用と世の中アウトソーシングに移行し始めた。消費税還付金で潤うから経営者はコストカットし易い人件費しか選択肢が無い。そう云う悪法を止め、税制の在り方を変えれば、企業も雇用促進し、社員教育も税の減免をすれば良い、そうして企業が人を育て、皆の収入が上がれば所得税も自然増となる。消費税増税よりも国庫に税金が入り、皆がハッピーになれる。

生活保護世帯が増えていると報じられているが、働ける人も雇用先が無いからだ。生活保護法も論ずる事は無い。企業に雇用促進させれば、経営陣もそれだけ仕事を取って来ざるを得なくなる。知恵の無い経営陣は淘汰され、経営の質も上がる。生活保護から脱却出来る人も増える。

愛国心が無いと論じる者がいるが、ややこしい話ではない。シンプルに考えれば良いのだ。国が国民に愛を持って政治をしていないから愛国心など芽生えない。GNP(国民総生産)と云う指標でなく、ブータン国王が先だって来賓されたが、ブータンの様にGNP(国民層幸福度)なる思想が無いからだ。幸福とは大金持ちになる事ではない。皆が仕事に誇りを持って取り組む事だ。国が皆に仕事を与えれば、自然と愛国心も芽生える。

「絆」なる言葉ももて囃されたが、国は国民と絆を持っているだろうか?選挙では国政の悪事を唱え、政権に着くとその悪事を増長させる。「絆」など向こうから切られてしまう。

原発再稼働も経済優先の向きがある。私はこう思う。

先ずは事故を起こした福島第一原発周辺地域はもう住めないのだから、地域住民には住めないとはっきり言うべきである。そして国が買い上げ、移住して貰う。そこに核廃棄物最終処分場を造る事。地中深く埋蔵する計画通り。それを公言し、各原発の燃料プールにある行き先の無い燃料の処分先を確保する事。各電力会社に、将来の廃炉に備え資金を積み立てさせる事と同時に技術者の育成、研究をさせる事。耐用年数をいたずらに延期しない事。廃炉までの安全を担保する事。

それらを約束若しくは国民との契約をした上で、再稼働をする事。原発が電力需要を賄っている間に、代替エネルギーの研究開発、増設が進み、自然と原発も必要なくなって来る。

何事も性急に事は進まない。メリットの裏側には必ずデメリットがある。それを常に担保して来なかったから、国民感情を逆撫でする。だが、感情論で政治をして貰っては困る。論理的にプランを策定してもらわなくては、困るのは国民だ。国民も感情論ばかりでは困る。好き嫌いだけでは世の中は動かない。

原発再稼働を止めると、利益を生まない施設に今程お金は掛けない。すると、原子炉は動かないものの、燃料プールに有る行き先の無い核燃料が放置される。それらが安全に保管される保証は無く、燃料プールの冷却水が漏れでもしたら、被害は原子炉内の臨界など及びもしない程甚大になる。「再稼働反対」はそう云う危険を孕んでいる。だから私は「原発再稼働反対」とは明言しない。

今の経営思想を考えると、利益を生まない施設の安全を担保するとは到底思えない。幾ら法で縛っても無意味だ。稼働時でも人員が潤沢とは云えないのに、安全を担保して来なかったのに、稼働しなくなったらもっと危険になると私は予測する。何処かの配管が腐食していても放置されるか、見過ごされる。

その時に、私の危惧している事が起こって、被害を被っても遅いのだが、私の想定は間違っているかね?

( ´ー`)yー-~

A bus filled with politicians was driving through the countryside one day, on the campaign trail.
The bus driver,caught up in the beautiful scenery, loses control and crashes into the ditch.
A farmer living nearby hears the horrible crash and rushes out to discover the wreckage.
Finding the politicians, he buries them.

The next day, the police come to the farm to question the man.
"So you buried all the politicians?" asked the police officer.
"Were they all dead?"

The farmer answered,
"Some said they weren't, but you know how politicians lie."

LOVE LOVE

2012-04-09 15:45:46 | うつ


We don’t have too much time here, and time is travels far too fast!
We’re not too far We’re too near, before they take it from our hands!
Why don’t you teach your heart to feel, and give your love love,
Give your love love and give it all way;
Why don’t you teach your heart to talk and give your love love,
Give your love love.
Gimme, gimme what I need.
TAKE THAT「LOVE LOVE」より

今日の花は「花桃」。寛仁親王妃信子殿下のお印であり、お誕生日である。報道では「三笠宮」を冠すが、宮号は賜っていない為、寛仁親王殿下御自身も「三笠宮」をつけるのは間違いと指摘されている。それでも、「三笠宮」を冠す報道は間違いであり、誤解を招くものでしかない。

さて、寛仁親王妃信子殿下は旧姓麻生であり、自民党元総裁麻生太郎の妹に当たる。「生まれはいいが、育ちがわるい」と云う麻生太郎氏を私は嫌いではない。筆も達筆だし、小学生レベルの野田佳彦氏よりよっぽど育ちが良い。私に言わせれば麻生太郎はエリートである。エリートを批難視する向きも多いが、私は十把一絡げに人物を見ない。思想が違うとも、それは誰に縛られるものでもなく、個人の自由だ。

野党や報道から「失言」と罵られても、其処には思想の自由を奪う非健全な束縛が含まれるから、必ずしも「失言」と、私は捉えない。漢字の読み間違いは誰にだってある。日本語学者でない限り。それをメディアスクラムでバッシングする方に怒りすら覚えた。全てに於いてパーフェクトな人間などいない。誰にだって一長一短はある。漢字の読み間違いを追求する方々は麻生太郎氏よりも筆は達筆かい。

そうして、揚げ足取りをするのは虐めに他ならない。虐めは差別を生み、差別は争いを引き起こす。麻生太郎が豪邸に住んでいるって?別に良いじゃない。彼の自由だ。カップヌードルの値段を知らない?そりゃそうだろう、葉巻を愛煙しているのだから庶民じゃない。先に述べた様に彼はエリートだ。そう云う家系に生まれたのだから、なるべくしてなった。

それを庶民感覚がないと罵るのはやっかみでしかない。私の言う格差是正とは、エリートを庶民レベルに引き下げろと云うのではない。ずるく、利己的で、私利私欲を貪り、その報酬に見合わない責務しか果たさない者が、エリート意識を振りかざすのが間違いだと言っているのだ。それは「公正」でない。

麻生太郎はこう言っていた。「政治はばくちじゃない。ちょっとやらせてみようかと云うのは違う話だ」

私は政権交代が悪いとは言わない。新陳代謝は必要だ。が、政権を取ったら手のひら返しとは全くもって、政治家の資質がない。議論は何処かで妥協しなければ結実しない。「妥協」と云うと悪いイメージもあろうかと思うが、精神は十人十色、考え方は各々違う。何処かで擦り合せをしなければ物別れとなり、議論が無駄になる。全ての人がハッピーになる思想など無いのだ。全ての人が其のデメリットを甘受出来るギリギリのラインを探るのが議論だ。

私が日産のゴーン氏を批難した事はない。私には想像出来ない報酬を貰っていても、彼はそれ也の仕事をしている。国内事情だけで、判断しては誤りだ。自動車産業も最初に海外に工場を造ったのはホンダだが、現地の雇用を生み出した。ジャパンバッシングの酷かった頃、関税障壁を乗り越え、現地で歓迎された。自動車を輸出する船で、帰りは空荷にせずオレンジを積み込み輸入もしていた。東京青山本社のショールームでそうして輸入したオレンジジュースを売っていた。

以前、経団連を批難したが、その後、一部報道によってその実態の一部が暴露された。経団連が消費税増税に異議を唱えないのは私が記した。東電の値上げを批難しないのが報じられた。石油の取引価格を幾らネットで調べようと試みても、何処にも情報が無い。私の憶測通り、一部メディアも報じ始めたが、正にブラックマーケット。経団連顧客とは蜜月関係にあり、一般家庭の3割程度の電気料金しか徴収していないと云う。東電管内で輪番操業したのも、そう云う蜜月関係を世間に隠す為のパフォーマンスだったのかと今になって思う。

暴排条例が施行され1年経つが、排除するのは間違いだと述べた。排除の根底には差別意識、以前述べた村意識であり、至極簡単な事だが「あっち行け」と自分の縄張りから退いてくれればそれで良しなのだから、何処に行けば安住出来るのだろう。他所に迷惑を掛ける条例でしかない。

が、皮肉を込めて言わせて貰おう。近代国家だって暴力(Violence)無しには生まれなかった。革命には広義で云う暴力が付き物だ。私だって暴力は嫌いだが、抑圧されるのはもっと嫌いだ。ブラックマーケットを形成する東電や経団連やらそれをバックアップする政権やら官僚やらは、ヤクザの任侠道にすら劣る。やっている事は暴力団よりうす汚いから、暴力団の定義さえ変えれば彼等を取り締まれる。法律の抜け道を作り上げ、コンプライアンスがどうのこうの宣う輩など、ふざけてろっ!

「教育」とは孟子が使った言葉だから随分前から在る言葉だが、教育の教の「攵(ぼくづくり)」とは「卜(ぼく)」=木の鞭と「又」=手からなる「攴(ぼく)」が変化したもので、棒で叩く意味。「育」は元々は股の間から子供を産む姿を表した意。「教育」と軽々しく云うが、元々の意味は子供を育て教えるにも今程甘っちょろいものじゃないとは漢字が示している。

法律もアメリカじゃ州に依って様々だ。国に依って様々だが、其処に集う者達の思想であるから、全人類にとってパーフェクトなんてものは在りはしない。甘っちょろい教育が生んだ、甘っちょろい法律も司法判断も、何だか私には無意味に思えて仕方ない。

旧社保庁の年金問題でも、グリーンピアを安値で売るより刑務所に改造し、旧社保庁の公文書偽造やら、その消失させた年金分ぶち込んでおけと旧Blogでも記したが、誰一人お咎めを喰らったものは居ない。日本年金機構に変えても、実際は何ら旧社保庁と変わりない。

どうしたら世の中良くなるのか考えても考えても、答えが見つからない。世間との認識のギャップを感じ乍らも、どうにかこうにか生きて来た。

私が潰しに掛かっていた公園愛護会が、公園全体を管理する様になると云う噂を聞き、音を上げてしまった。Give up!

そうか、そう来たか。私の振る舞いが、誰かを刺激したのは確かだが、また排斥が始まる。私も暴力団同様、厄介者みたいだね。今、私が末期癌で余命を宣告されたなら、万歳三唱だよ。生きるには辛過ぎる。

今日のBlogで話が彼方此方ぶれまくったのも、民主党の政策と同じだ。人様を責める前に、自分を戒めようと思う。何処かでしでかして来たミスを見つけねば。と云う訳で、暫く引き蘢ります。

拠所無い事情の為、暫く休載します。

2012-04-08 20:00:03 | 日記


名もない花には名前をつけましょう この世に一つしかない
冬の寒さに打ちひしがれないように 誰かの声でまた起き上がれるように
土の中で眠る命のかたまり アスファルト押しのけて
会うたびにいつも 会えないときの寂しさ
分けあう二人 太陽と月のようで
実のならない花も 蕾のまま散る花も
あなたと誰かのこれからを 春の風を浴びて見てる...♪
コブクロ「桜」より

あまり長く歌詞を引用するとJASRACに提訴されそうで、非商用だからと云っても、教科書ですら、市町村の歌ですら縛りがあったりするし、強欲だから恐い。本や絵画はそこまで厳しくないのに、音楽だけは飛び抜けて著作権に五月蝿いから、強欲だとしか思えない。或る意味宣伝として捉えてくれないのだろうか....。

曲って五線譜見てると、音符とテンポの組み合わせでよくもまぁ~想像を超える組み合わせで創れるものだと、或る意味驚きさえ覚えるね。そこが魅力でもあるのだけれど。

JASRACと云えばまだ記憶に新しいJAZZ喫茶に著作権使用料を請求して、その額が5,500,000円余りって、どうやってその額を算出したのか、どうしてそんなにべらぼうな金額になるのか、やっぱり強欲だし、国税庁...並み...以上?に厳しいと云うか、その半分はJASRACが持って行くとも云われていて、JASRACは曲名と作曲者名しか管理していなく、楽譜は管理していない。JAZZはアドリブが多いけれど、厳密に云えば音譜通りに演奏しているとも思えないのに、曲は同じだと前述べらぼうな著作権料を請求するのだから、ヤクザだ。

で、作曲者の死後60年と云う権利もちょっと長すぎるんじゃないかなぁ。孫にまで支払う事ってあるのか?先のJAZZ喫茶の裁判だと、請求したリストの中にJASRACの管理外曲が30%もあったそうだ。そうしてJAZZ喫茶は廃業に追い込まれ、JAZZを楽しめる店がなくなる。JAZZ喫茶は一例だが、それって、結果音楽業界の衰退に繋がるんじゃないかな。私が唯一求める「公正」さがないとしか思えない。

著作権料を払わないと「泥棒だ」と言うらしいが、どっちが「泥棒」だろうか。公取委の排除命令も空振りに終った様だし。文科省・文化庁の天下り団体だし。今じゃ世界一CDが売れている国だそうだ。

昨日は、遠出の散歩を楽しんだ。散歩であり、ウォーキングであり、軽く10km位は歩いたんじゃないかな。カワセミも3羽観たし、色んな花も観たし、ジモッティとお喋りもしたし、花の名を教えて貰い、教えて、レミオロメンの一人と親戚だってお婆ちゃんが「レミオロメン」を知っているのだから嘘じゃあるまい。

遠出した先の見晴し台に海抜17mとあった。そんなに低いとは思っていなかったなぁ。東北を襲った津波の様に、20m程あれば川を遡上して被害を受けるやも。湘南の方は高級住宅街が結構あるのだけど、東北の津波被害があってから地価も下落して、売るにも売れないらしい。

散歩をし乍らそう云う情報も集め、自分也の解析をして、今後の生活に活かす。私は、探偵小説が好きだから、ついつい探偵気分で、結果からそうなったプロセスも考える。結果がそうなったのには何かしら意図があるのだから、その意図を想定問答し、恐らくこうだろうと云う事を頭の隅っこに残して於く。後日、その推測が間違っていた事に気付けば、勿論想定問答のプロセスも修正する。それを、常日頃やって於くと、予測も出来る。あるプロセスを辿るとどう云う結果になるかが。

自然を残せと言う人に、自然を受け入れる覚悟があるだろうか。自然とは過酷だ。堤防が決壊したら、自宅或いは地域住民が被害にあうが、それを自治体や国に賠償を求めるから、コンクリで固められた護岸工事や堤防が作られる。で、結局はそれでも時に役に立たない公共工事が遂行される。そうして赤字が増える。で、足りないから増税と言い出す。

自然とは人間も淘汰する。東北の被災者には辛辣に聞こえるかもしれないが、犠牲者が出るのも大きな意味で自然の淘汰だ。何時死を迎えるかは、運命の他にも、やはりリスクを知り、それを担保する知恵も必要だ。

何時だったか、原発立地地域対策交付金を使い、農作物の獣害対策として被害額500万円程度に対し、18億円もかけてフェンスを建造していると報じられた。原発立地場所に多いのは町村だったりするのも交付金を自分達で使いたいから、市町村合併していない所が殆ど。それだけ優遇されて来て、事故が起こってもとどうりにしてくれとまた国に金を使わせるのもどうかと思う。

噂では私が潰しに掛かっている公園愛護会が私のボランティアしているエリアも担当するとか。そうなったら、私はボランティアを辞める。その後はゴミだらけ、犬の糞だらけになるだろうが、知ったこっちゃ無い。自分達の縄張りだからと主張され、また揉めるのはまっぴら御免だ。

来週は病院等、少し忙しくなるので、Blogの更新が滞るかもしれませんが、悪しからず。

( ´ー`)yー-~

紀元前340年頃、アリストテレスは“イルカは哺乳類なのではないか?”と考えた。
生物学者たちもその意見に賛成した。その24世紀後に。