ムラサキサギゴケ - 紫鷺苔
・分類 ハエドクソウ科(AGPⅢ)サギゴケ属の多年草
・学名 Mazus miguelii
・原産 日本
・花期 4月
・草丈 10cm~15cm程度
・同属 トキワハゼ(常磐爆)、ジャカゴソウ(蛇籠草)
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写真は花メインで写っていませんが、ムラサキサギゴケは匍匐茎(ほふくけい)と呼ぶ地上を這う様に伸びる茎があり、よく似たトキワハゼにはありません。野草の本でも持って能く能く実物で見分ける経験を持たないと区別は難しいです。因に一般的(少し古い分類)にはゴマノハグサ科となっています。
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昨日、映画に関して平たく云えば洋画に違和感を覚えると記しました。思想信条やら国柄・国体或は人柄の違いを感じる訳ですが、ニュースペーパーのWeb版でも西洋はやたらと人物写真ばかりです。個人主義と人権に対して、日本は指名手配か権力者(肩書き持った人)が殆どで、何処にフォーカスしているのかがそう云う処からも垣間見られます。戦後民主主義も日本人は受け入れている様でいて、その本質は理解せず、日本風にアレンジしている様に思えます。社員や学生が不祥事起こしても、責任者が雁首並べて頭下げる記者会見も日本独特の風景です。
が、日本が変わっていて其れが悪いと言っているのではありません。今日は主権回復記念日ですが、これは国家主権回復です。民主主義と云うと国民主権と云う概念が定着しているやに思いますし、民主主義国家其々で国民主権の概念は微妙に違います。
私は過去にも自由の裏には責任が伴うと常々申して来ましたし、自由を主権に置き換えても同じだと考えます。権利・自由を謳歌するが責任は他人の所為と云うエゴはいけません。
【主権】1.その国家自身の意思によるほか、他の意思に支配されない国家統治の権力。国家構成の要素で、最高・独立・絶対の権力。統治権。2.国家の政治のあり方を最終的に決める権利。「国民ー」(広辞苑第5版)
【主権在民】主権が国民に在すること。明治憲法では主権が天皇にあったが(主権在君)、日本国憲法では国民にある。(広辞苑第5版)
で、先に述べた国民主権も日本は主権在民と考えているのでしょう。私も戦後生まれでそう云う教育を受けて来たからそう考えています。辞書もそう書いていますし。
でも、先述した様に、不祥事の当事者の謝罪でなく、管理責任や監督責任と称して、何故に日本では役員や学校長が謝罪会見で頭を下げるのを許しているのでしょうか。子が成人していても、親の責任を追求するって私にはしっくり来ません。主権者が国民一人一人なら責任も一人一人が負うべきでしょう。
民主主義の国と云うよりも社会秩序を重んじる個人主義の対語としての意味で社会主義的要素が色濃く思えますし、個人主義から発展して来た西欧の民主主義とは言葉は同じでも異質です。私は戦後、その意味もよく理解しない侭、民主主義と云う言葉が一人歩きしている様に思えて仕方ありません。
アメリカでは個人主義が暴走していて、富裕層が集まり、税の再分配機能を不愉快だとして郡から独立した市を作った地域もあります。その市では裁判所も民間で必要な時だけの時間給で雇っているそうで、富裕層が考える無駄を徹底的にコストカットしています。ツケは貧困層に。
何処まで本気か知りませんが連邦制が気に食わないから憲法も作り直せとばかりに過半数の州が独立を目指している様ですし。
日本人が民主主義や国民主権を理解しない侭だとと云う前提ですと、アメリカを見ていると将来日本に起きそうな事が想像付きます。
西洋は王や領主の束縛から逃れる反動の個人主義ですから、其処から派生した民主主義もやはり日本とは違います。歴史や社会構造の異なる日本が、西洋的民主主義を日本的に受け入れたものの、あまり上手く使っているとは思えません。
社会主義は他所の国のイメージが悪いので、○○主義と名を変えてでも、日本独自の社会基盤を構築し直した方が良いのではと思いますし、憲法も民主主義が良いと云うのなら国民全体で考え議論し作り直すべきです。
アメリカみたいに自分が正義だと他国に押し付けるのは勘弁願いたいものです。
纏めとして、主権を持っている人は権力者です。官僚が差配しているこの国の主権者は官僚です。主権在民とは絵空事。国家主権も政治家と云うよりは官僚ですな。
法的拘束力は無いとされていますが、「省令」って何なんだよ!って事ですよ。
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坊さんが教えを説く様にユダヤ教にもTorah Sholar=律法学者と云う者がおります。強いて云えば托鉢の坊さんの様な...。
家に連れて来たフィアンセに...
父親「君は...」
若者「律法学者です」
父親「そうか、然し娘は何不自由無く育てたんでな、戒律には慣れておらんが...」
若者「努力します。神の思し召しのままに」
父親「婚約指輪も娘に相応しいものを...」
若者「誠心誠意勤めます。神の思し召しのままに」
父親「子供はどうやって養うのじゃ...」
若者「ご心配せず、神の思し召しです」
父親「それで、...」
若者「神の思し召しのままに」
父親「じゃぁ、...」
若者「神の思し召しのままに」