8月も後半を迎えた。
日本本土には、未だ 秋雨前線が残っており、酷暑の地もあれば、雨の地もある。
遠出には迷う時期であったが、3日間の余裕があることから 山の好天を願って旅立った。
〇 まず、栂池へ
栂池自然園から「大雪渓を含む白馬三山の雄姿を仰ぐ」ことを夢見て現地入り。
残念ながら、北アルプスの山々は見えず、雲の中に隠れる。
見えるのは、霧のみ。
霧の中でのみ 何とも言えない幻想的な気分・落着きを味わえることを実感した。
霧のなかでの一日の最後に、山頂の栂池ビジターセンターで合成写真を作って気を紛らわせた。
ロープウェイ乗場から 栂池山荘は雲の中 展望湿原のテラス(絶景地) 展望台(標高最高地)
わたすげ湿原へ下る 自然園出入口 同じところ(ビジターセンターでの合成写真)
自然園では 多種多様の植物が美しい
〇 日本海へ
翌日は、再度 白馬三山を見ようと、早朝から 車で八方尾根へ。
残念ながら またまた 期待を裏切られた。
山がダメならと、海とばかり、日本海方向へと 舵を切った。
色々立寄った挙句、日本海の海水を実感し、ついでに春日山城址で汗をかいた。
明け方の八方尾根も雲の中 明星山と高浪池 展望地へ 小滝川ヒスイ峡 高浪池は雰囲気あり
フォッサマグナ見学地 直江津海水浴場 海水は気持ち良い 念願の海鮮丼
春日山へ 上杉謙信の銅像 やっと本丸跡に到着
〇 善光寺・松代城址など
3日目の朝も、志賀高原方向を眺めると厚い雲。
山は止め、猛暑のなか観光地をブラブラした。
そして 最後に、戦国時代 海津城と呼ばれ、江戸時代 真田信之が上田から移封された際
本拠を置いた 松代城址を訪問した。
注: 今年(2022年)は、移封400年。
善光寺 仁王門から山門を眺める 同、本堂 川中島古戦場跡
松代城 太鼓門 同、本丸跡 戦国時代は海津城と呼ばれた
参考: 旅程(2022年)
〇 8月22日(月)
3:30 自宅発。 天気良、多少暑い位。26℃。 練馬IC-長野ICは、関越道、上信越道利用。
7:50 栂池公園 中央駐車場 着。 23℃、山は雲の中。 山上での晴れを期待。
8:15 栂池ゴンドラ 高原駅(山麓)発。 ロープウェイ乗車中も 視界なし。
8:50 栂池遊歩道出発。 濃霧のなか。 栂池自然園は、既に初秋。 みずばしょう湿原、わたすげ湿原、浮島湿原(山道に、雨に)経由、
10:50~11:10 展望湿原。 2010m。 大雪渓を上る登山者を確認どころでなく、全く視界なし。 霧雨に。
神秘的であった。 軽食。 11:20 展望台。 2020m。 最高地点で 絶景とのことだが。
13:20 自然園入り口に戻る。 涼しくて快適。 昼食。
ビジターセンターで、 晴天の白馬三山を含む 「合成写真」 を作成。
14:20 下りロープウェイに。 雨は上がる。 15:00 ゴンドラ高原駅(山麓)。 駐車場発。
15:25 大出公園。 展望台までと思ったが、熊注意の標識に断念。 15:40 道の駅 白馬着。
日帰り温泉に立寄り、ファミレスで資料整理。 泊。
〇 8月23日(火)
4:50 出発。 24℃、快適な気温。曇り。 5:20~5:50 黒菱平(八方尾根)へ。 残念ながら雲のなか。 読書をするも小雨に。
山の天気はダメそうなので、日本海方面へ向かう決断を下す。 6:40 道の駅 小谷。
7:35 高浪池・明星山展望台。 8:05 小滝川ヒスイ峡。 8:20 高浪池。
8:50~9:30 根知谷 大断層。 9:45~10:20 フォッサマグナミュージアム。 道の駅 能生(カニばかり)を経て、
11:30~12:20 道の駅 うみてらす名立。 海鮮丼。 やはり日本海だ。
12:40 直江津海水浴場。 足を海に。 満足。 13:45 春日山城 本丸・天守閣。 かなりキツイ登り。
軽い夕食を経て、 17:00 道の駅 北信州やまのうち。 泊。
〇 8月24日(水)
5:15 出発。 23℃。 小雨だが涼しくて良い。 志賀高原方面は厚い雲。 止める。
6:05~7:45 中野市で、朝食・資料整理。 8:10 善光寺雲上殿。
8:25~9:30 善光寺。 本堂内陣・お戒壇。山門・仁王門。 9:55~10:15 川中島古戦場。
10:25~11:30 松代城跡(海津城)、 真田宝物館。 13:00 道の駅 雷電くるみの里。 昼食。
14:30 軽井沢立寄り。 碓井軽井沢IC~中野ICは高速利用。
19:00 自宅着。 28℃。 雨止む。 少し暑い程度。 だいぶ楽か。
〇 走行距離: 3日間合計 820km。
東京に戻った翌日、暑さは少し治まっていた。
しかし、湿度のせいもあってか、旅先の方が、安らぎを感じられた。