トシちゃん、大還暦に向け 充実した人生を詠う

2008年12月 還暦を期にブログを始めた男が、大還暦(120歳)を目指して歩む日々を綴る

霧中の栂池、猛暑の上越・松代 ~~ いと風情あり

2022-08-25 15:20:21 | Weblog


8月も後半を迎えた。
日本本土には、未だ 秋雨前線が残っており、酷暑の地もあれば、雨の地もある。

遠出には迷う時期であったが、3日間の余裕があることから 山の好天を願って旅立った。



〇 まず、栂池へ


  栂池自然園から「大雪渓を含む白馬三山の雄姿を仰ぐ」ことを夢見て現地入り。

  残念ながら、北アルプスの山々は見えず、雲の中に隠れる。 
  見えるのは、霧のみ。

  霧の中でのみ 何とも言えない幻想的な気分・落着きを味わえることを実感した。

  霧のなかでの一日の最後に、山頂の栂池ビジターセンターで合成写真を作って気を紛らわせた。

 
   ロープウェイ乗場から     栂池山荘は雲の中   展望湿原のテラス(絶景地)   展望台(標高最高地)


      
  わたすげ湿原へ下る       自然園出入口       同じところ(ビジターセンターでの合成写真)


    自然園では 多種多様の植物が美しい

 

〇 日本海へ

 
  翌日は、再度 白馬三山を見ようと、早朝から 車で八方尾根へ。
  残念ながら またまた 期待を裏切られた。

  山がダメならと、海とばかり、日本海方向へと 舵を切った。

  色々立寄った挙句、日本海の海水を実感し、ついでに春日山城址で汗をかいた。
 
 明け方の八方尾根も雲の中 明星山と高浪池 展望地へ     小滝川ヒスイ峡          高浪池は雰囲気あり


   
    フォッサマグナ見学地       直江津海水浴場      海水は気持ち良い       念願の海鮮丼

    
       春日山へ         上杉謙信の銅像           やっと本丸跡に到着



〇 善光寺・松代城址など


  3日目の朝も、志賀高原方向を眺めると厚い雲。

  山は止め、猛暑のなか観光地をブラブラした。

  そして 最後に、戦国時代 海津城と呼ばれ、江戸時代 真田信之が上田から移封された際
  本拠を置いた 松代城址を訪問した。
     注: 今年(2022年)は、移封400年。  

              
善光寺 仁王門から山門を眺める        同、本堂                 川中島古戦場跡

   
        松代城 太鼓門                  同、本丸跡          戦国時代は海津城と呼ばれた



参考: 旅程(2022年)
   〇 8月22日(月)
     3:30 自宅発。  天気良、多少暑い位。26℃。   練馬IC-長野ICは、関越道、上信越道利用。
     7:50 栂池公園 中央駐車場 着。   23℃、山は雲の中。 山上での晴れを期待。
     8:15 栂池ゴンドラ 高原駅(山麓)発。  ロープウェイ乗車中も 視界なし。
     8:50 栂池遊歩道出発。 濃霧のなか。 栂池自然園は、既に初秋。 
みずばしょう湿原、わたすげ湿原、浮島湿原(山道に、雨に)経由、
     10:50~11:10 展望湿原。  2010m。 大雪渓を上る登山者を確認どころでなく、全く視界なし。 霧雨に。 
     神秘的であった。 軽食。     
11:20 展望台。 2020m。 最高地点で 絶景とのことだが。 
     13:20 自然園入り口に戻る。   涼しくて快適。 昼食。
     ビジターセンターで、 晴天の白馬三山を含む 「合成写真」 を作成。 
     14:20 下りロープウェイに。 雨は上がる。   15:00 ゴンドラ高原駅(山麓)。 駐車場発。 
     15:25 大出公園。  展望台までと思ったが、熊注意の標識に断念。   15:40 道の駅 白馬着。 
     日帰り温泉に立寄り、ファミレスで資料整理。  泊。
   〇 8月23日(火)
     4
:50 出発。  24℃、快適な気温。曇り。   5:20~5:50 黒菱平(八方尾根)へ。 残念ながら雲のなか。  読書をするも小雨に。  
     山の天気はダメそうなので、日本海方面へ向かう決断を下す。     6:40 道の駅 小谷。 
     7:35 高浪池・明星山展望台。    8:05 小滝川ヒスイ峡。    8:20 高浪池。
     8:50~9:30 根知谷 大断層。       9:45~10:20 フォッサマグナミュージアム。    道の駅 能生(カニばかり)を経て、
     11:30~12:20 道の駅 うみてらす名立。  海鮮丼。 やはり日本海だ。
     12:40 直江津海水浴場。 足を海に。 満足。     13:45 春日山城 本丸・天守閣。 かなりキツイ登り。 
     軽い夕食を経て、   17:00 道の駅 北信州やまのうち。 泊。
   〇 8月24日(水)
     5:15 出発。 23℃。   小雨だが涼しくて良い。 志賀高原方面は厚い雲。 止める。
     6:05~7:45 中野市で、朝食・資料整理。        8:10 善光寺雲上殿。 
     8:25~9:30 善光寺。  本堂内陣・お戒壇。山門・仁王門。      9:55~10:15 川中島古戦場。 
     10:25~11:30 松代城跡(海津城)、 真田宝物館。         13:00 道の駅 雷電くるみの里。 昼食。 
     14:30 軽井沢立寄り。   碓井軽井沢IC~中野ICは高速利用。 
     19:00 自宅着。 28℃。 雨止む。 少し暑い程度。  だいぶ楽か。 
   〇 走行距離: 3日間合計 820km。




東京に戻った翌日、暑さは少し治まっていた。

しかし、湿度のせいもあってか、旅先の方が、安らぎを感じられた。

 

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この甲斐駒を もう一度!

2022-08-20 09:47:22 | Weblog


今年は天候が不順である。

8月といえば、例年は太平洋高気圧が張り出し、好天気が続く。
ところが、日本列島には 梅雨の様相が 今だに長く残っている。

そのなかで、やっと、僅か1日であったが、カラッとした快晴、最高の日を迎えられた。

狙い撃ちとばかり、山梨県北西部にある 「日向山(ひなたやま)」 に登頂し、白砂に映える甲斐駒ヶ岳、
八ヶ岳などを楽しんだ。 
久しぶりに、幸せな気持ちに浸った。
 
  白砂に浮かぶ甲斐駒(左)            八ヶ岳も クッキリ               白砂の壁越しの八ヶ岳
 
ドローンを飛ばす(目線の先がドローン)   ドローンは高機能       三角点(視界なし)       尾白川 えん堤


参考: 行程(2022年)8月19日(金) 日向山~~カラッとした快晴。最高の日の登頂
        4:25 自宅発。 快晴。25℃、暑気もやわらぐ。     調布IC~須玉ICは中央道。途中、八ヶ岳など山がくっきりと。
        7:15 矢立石駐車場 (登山口) 着。 同発。    9:05 日向山頂上(1660m)。 花崗岩の白砂が眩しい。 
    甲斐駒、八ヶ岳がクッキリと。 軽食。   
ドローンを飛ばす人あり。 戦争利用可能な程の精度か。 
    10:00 発。  12:00 駐車場着(上りより時間を掛ける)。 23℃。快適な気温。湿度も低い。
    12:30~13:00 尾白の森名水公園(ベルガ)内 尾白川えん堤。 大人も楽しそうだ。
    13:05~14:15 道の駅はくしゅう。 昼食。    韮崎IC~調布ICは中央道。   図書館、スーパーなどに立寄りし、 
    17:30 自宅着。 31℃、東京は蒸暑い。
    ・走行距離 : 315km。

 

 

その他、記憶に残ったことを記しておく。


〇 電車で高尾山

  足慣らしと思ってトライしたが、ハードで 足がガクガクに。
  途中 暑さのなか、小仏城山で出会えた 「氷」 に幸せを感じた。
 
    4号路は緑豊か        山頂から富士山も     小仏城山の驚愕の 「氷」      日影沢キャンプ場

参考: 行程:  2022年8月15日(月)
        6:00 自宅発。 7:40 電車で、高尾山口駅着。      8:00 ケーブルカーで 高尾山駅(472m)へ。
        8:10
登山開始。 林に囲まれた道は気持ち良い。
 多摩丘陵、新宿方面とも靄あり。残念。       4号路経由、
        9:00 高尾山頂。 汗をかいた。一服。     9:35 同発。      10:20~10:30 一丁平。 結構、疲れる。
        11:00~11:35 小仏城山。 テンコ盛りの「氷」を食べる。 幸せ。    下山。
        13:00 日影沢キャンプ場。   13:45 日影バス停。  ここまで 21000歩。
    14:05 高尾駅。 立川駅でワンタン麺(美味)、武蔵溝ノ口でノクティ視察。
    16:50 自宅着。 一日で 25000歩と、良く歩いた。


〇上野で2つの企画展

  いずれも、秀作・大作多し。

  記憶に残る作品は下記。
  ・「皇室 美の玉手箱」展(東京芸大美術館)
    源氏物語図屏風、伝 狩野永徳。桃山時代(16-17世紀)
    蒙古襲来絵詞、鎌倉時代(13世紀)
    西行物語絵巻 巻三、尾形光琳、江戸時代(18世紀)
    唐獅子図屏風。右隻:狩野永徳、桃山時代(16世紀)。左隻:狩野常信、江戸時代(17世紀)

  ・「ボストン美術館」展(東京都美術館)
    戴冠式の正装をしたナポレオン一世の肖像。ロベール ルフェーヴルと工房。1812年。
    平治物語絵巻 三条殿夜討巻。鎌倉時代(13世紀)
    祈る聖ドミニクス。エルグレコ。  17世紀。
    ギター(キタラ バッテンテ)。 イタリア。1725年。
    吉備大臣入唐絵巻。 平安時代後期ー鎌倉初期(12世紀末)。

       
     上野の企画展は素晴らしかった                 読本にも恵まれる

〇 素晴らしかった読本

  篠田節子さんの小説には 嵌りそう。
  やはり、「太陽の季節」は時代を作った作品。 


〇 昭和記念公園

   ひまわりなどを鑑賞。 この暑い時期にしては 楽しませて貰った。
 
    ひまわり は見事         サルスベリ            サギソウ            子供は こちら


来週も 後半は雨模様とのこと。

じっと我慢しつつも、毎日を有意義に楽しめるよう集中したい。

甲斐駒がクリアに見えた日を忘れずに・・・

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西穂・高山を歩く ~~猛暑 からの逃避

2022-08-11 00:03:48 | Weblog


日本は広いと思う。

豪雨で河川の氾濫がある一方、関東南部を含む太平洋側では猛暑が続く。
何と、東京の猛暑日は今年15日目と 過去最多を更新中(8月10日現在)で 更に続く模様である。 

コロナは、少し増加ペースが緩やかになりつつあるとはいえ、新規感染者数では世界第一位。 
今日も、全国で初めて25万人を突破と 高水準が続いている。


この猛暑のなか、熱中症に注意しつつ 文化活動などで時間を潰していた。

今回、やっと、時間を見つけて 待望の旅に。
といっても、一泊だけ。 
しかし、出発と同時に、気分爽快になった。

やはり、人間は、「自然・自由というもののなかに 落ち着きを取り戻す」と 痛感した。



〇 西穂高ロープウェイと西穂山荘 (8月8日)

  あっという間に2000m強の世界へ。 
  ロープウェイの威力に 感激だ。

  日本の屋根 北アルプスの中心部を間近に眺め、西穂山荘まで散策。 
  視界は好転しなかったが、爽やかな ウォーキングを楽しんだ。
 
 <ロープウェイ頂上駅展望台より>

   正面が西穂高岳      西穂山荘が見える         槍ヶ岳(左端)方面  
    
         笠ヶ岳は雄大                       焼岳

          
      山荘への道は 緑豊か     山荘に到着 視界悪し    丸山も雲の中 撤退を決定


〇 高山と飛騨古川 ( 8月8日、9日 )

  両所とも 美しい町並み。 
  心から 楽しんだ。

  高山は、奈良時代から長く 飛騨地方の中心地だったと痛感。
  金森長近の築いた城下町が 自然とマッチしつつ残っている。

  木曽の山を紀州藩に譲ったあと、幕府は 山林と鉱物が欲しく飛騨を直轄地(天領)とし、
  代官をおいて治めたとの事だ。

<全て高山市>
 
      飛騨国分寺 本堂   飛騨国分寺塔跡(奈良時代)     飛騨国 総社       
 飛騨一之宮 水無神社 
   
      宮川朝市         陣屋前朝市       花火大会は今夜      風情ある 古い町並
      
           高山陣屋  何しろ広い             同 御白洲 (おしらす 吟味所)

           
      日枝神社(高山城山)         飛騨古川も美しい街       特に 水が清い

参考:行程(2022年)
 〇 8月8日(月) 西穂視察
    3:30 自宅発。 27℃、少し暑い。   調布IC-松本ICは、中央道利用。  山梨県、八ヶ岳では山の雲は厚い。
    8:20  新穂高第2ロープウェイ乗場、鍋平高原駐車場 着。 21℃。       8:45 ロープウェイ出発。 
      9:00 西穂高口駅 屋上展望台。  千石平2156m。  17℃。    陽光はタップリだが 曇り。 
      槍、穂高、焼岳、笠ヶ岳、西穂高岳とも 山頂は雲を被っていた  (しかし、この時 一番視界が開けていた)。

    登山開始。  千石園地(ロックガーデン)を抜けて、暫く行くと  9:15登山届出所(小屋)。 ここから登山道。
    10:50
~11:10  西穂山荘。2367m。  次第に雲に覆われる。 目の前の焼岳も雲。  微風、寒い位。 昼食。 
    たまに太陽が出たり。  そのうち、霧雨に。  眼の前の丸山(上高地も眺める予定だった)も 断念。 
    諦めて下山。   
12:10より小雨に。  12:40 西穂高口駅へ戻る。  視界は悪し。
    12:55ロープウェイで下山。 満杯で臨時便を待つ。
    13:00 鍋平高原。 足湯を楽しむ。   13:30 同発。    途中、飛騨牛のカツカレーなど。 
    <飛騨古川へ>  15:20 飛騨市役所駐車場(飛騨古川まつり会館脇)。 
    瀬戸川と白壁土蔵街など、街を散策。  川の水が極めて綺麗で 鯉が多い。

    色々、宿泊地を悩んだ末、  18:30 道の駅アルプ飛騨古川に 泊。 
    暑かったので ファミレス利用(資料整理)も有効だった。
 〇 8月9日(火) 高山視察
      5
:50 出発。 23℃、曇り。暑くなりそう。 
      6:15 飛騨一之宮、水無神社参拝。 心洗われる。   6:20 高山市営 かじ橋駐車場。 昼まで駐車し、街を視察。 
      6:50 飛騨国分寺、参拝。  国分寺跡も 立派に残っている。    7:20 飛騨総社。  
      7:35 飛騨高山宮川朝市。 輪島の朝市より活気あり。     川沿いには 今夜の花火大会の打上げ準備済。 
      飛騨高山古い町並(三町伝統的建造
、三町筋)、陣屋前朝市など視察。 
      9:00 高山陣屋。 天領の政治の中心地。 中は広い。      駅近くで 高山ラーメン。    11:45 駐車場発。 
      城山の日枝神社参拝。 城山公園(高山城跡)付近をドライブ。     ブラブラと帰路へ。  飛騨の里訪問は失念。
      12:40 飛騨大鍾乳洞。外観のみ。     14:00  沢渡の足湯。  熱すぎて入れず。 
      14:30 風穴視察。 なかなか楽しい。              塩尻IC~調布ICは中央道。     諏訪湖SA。 赤潮が酷い。 
      22:00 自宅着。  30℃、ムッとする暑さは続いていた。
  〇 2日間総走行距離 770km。



〇 その他

 ・ 早朝

   猛暑のなか 動けるのは 早朝しかない。
   多くの日々は、ゴルフの練習・公園の散歩などで 楽しんでいた。

   今回、 「 自宅 ~ 多摩川 二子橋 ~ 同 丸子橋 ~ 自宅 」 と一回で周回出来たのは
       初めての経験で 嬉しかった( 18,000歩、3時間 )

        参考: 
7月31日(日) 多摩川・二子橋~丸子橋、両岸制覇の 一周の朝ン歩
             4:36 自宅発 朝焼けが綺麗。 4:56 第3京浜 東京側 橋下。 2300歩。  丹沢は少し靄。富士山はくっきりだが まだ黒色。
             5:17 二子玉川 左岸、 二子橋 橋詰。 4560歩。 橋を川崎側へ渡る。     5:26同右岸橋詰。 5460歩。
             5:35  陽光を浴びる。  5:45第3京浜 川崎側橋下。 7380歩。  6:00 ファミマ、アイスコーヒーで小休止。 8600歩。
             6:20 
宮内北側、等々力緑地分岐。9500歩。    6:26 等々力。等々力緑地分岐。 10300歩。   薄曇り、微風で楽に。
                 6:48 多摩川右岸 丸子橋橋詰。  12580歩。   多摩川を東京側に渡る。     6:55 同左岸橋詰。13200歩。
                 7:42  自宅着。     18000歩。

 ・  展覧会・映画・読書など

     結構、印象に残る名品などと出会えた。
 
   東博 VRは最高     映画 迫力あり         今度は 般若心経           これは面白い 
  
   我が家での収穫       孫からの沖縄土産                 この磯は 遊べる
                     
      夏の空は 気持ち良い        多摩川も美しい         食も 文化活動
 


まだまだ続く、猛暑とコロナ禍。

じっと我慢の日々は続く。




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