トシちゃん、大還暦に向け 充実した人生を詠う

2008年12月 還暦を期にブログを始めた男が、大還暦(120歳)を目指して歩む日々を綴る

天国と地獄 (後日談を追記)

2011-11-14 16:47:18 | Weblog

 

20111113日(日)。

記憶に残る日になって欲しくないが。

 

三角形の美しい山姿の「蓼科山」に登山。

ただ、標高差800mを一気に登る急登である。

最近、標高差としては500m程度の山登りしか行っていない。

トシちゃんとしては、かなりの決心ものである。

天気は良好。山頂での景色も素晴らしく、「山って良いなあ~」と痛感。

        
  2110mからの蓼科山                やっと山頂            蓼科神社奥社の向こうが山頂   
    
 八ヶ岳連峰                        南アルプス                    浅間山(右)、四阿山(左)の右後ろが草湯白根山

しかし、地獄は、下り坂にあった。

山頂を出発して55分。

ゆっくり休みながら降りたつもりだが、かなり足がクタビレていたのだろう。

岩の上でバランスを崩し、最初に着地した草地が地面から離れた。

 

一回転半位したのではないだろうか。

着地後、30秒ほどで、生存していることを確認した。

幸いにも、頭は打ってない。  ただ、右膝からかなりの出血。

落ち着いて、抉れた部分にハンカチを当て、その上の部分をスーパーのビニール袋で強く縛る。

 

ゆっくりゆっくり、下山者の助けを借りて2時間で駐車場へ。

双葉SAで、救急箱を借り、消毒、ガーゼを当てる。

渋滞の中、家へ着いたのは、夜10時を過ぎていた。

ズキンズキンと響くなか、布団に入り夜を明かす。

  4:20自宅発、6:20双葉SA、8:00蓼科山登山口、9:10 2110M地点、10:30 2450M地点、森林限界。 10:45山頂、11:30同発、   
 
12:25転倒、岩で右膝怪我、治療。13:06 2110M地点、14:20登山口着、 15:40 双葉SA、22:15自宅着
 

翌朝、外科を訪れる。

既に膿んでおり、縫わねばならない。

しかも、20時間経っているので、更に切断して元に戻すという。

麻酔はかけたが、意識が朦朧となった時間を過ごした。

 

   注:医者が言うには、SAで救急車を呼ぶべき。


取りあえず、自宅へ戻り、本ブログを書いている。

心配した会社は、せめて今週は自宅に居ろという。

無理しても行くつもりであったが、好意に甘えることとした。

存在感が余りないのだと感じた一瞬で、有る意味、寂しい気がした。



<後日談(2011.12.6記)>

「手術一週間後に抜糸」という予定であったが、歳のせいか治りが遅く、

10日後にやっと抜糸。 

結局、2週間の休みを戴き、一週間前から出社している。

医者を神様のように感じた日々であった。

 

最初の出勤日。 実際は足を曳きずるも、健康体かのように見せる苦労。

満員電車や通勤路で、人の波を怖く感じた。

 

今は、通院する回数も減り、次第に回復を実感。

医者は、「山登りをしても良い」と言うが、「行けるものなら行ってみろ」と聞こえる。

年明けからのスポーツを夢見て、溜まった仕事を捌く日々を過ごしている。


休んでいる間の出来ごと。

1、今回の蓼科山は、中部地方の地図と方位磁石を持って行った最初の登山。

周囲の山の名前が鮮明に理解できた。

今回、更に関東地方の地図も購入。日本百名山、60歳以降に登山した山にマーク。 

これからの登山計画を描くと同時に、美しい山の想い出に浸った。

2、自宅にシンクライアント方式のPCを搬入して貰った。

無線で飛ばし、ハードディスクは無し。更には指紋認証まで付いている。

完全なセキュリティの下、会社に居るのと同じ環境が得られた。

しかし、怠け癖がついた人間には、在宅勤務は実質上無理ではないかと感じた。

3、一眼レフのカメラを愛用しているのだが、ファインダーから覗いて写真を撮っていないことに気付いた。

見たままの映像でシャッターを押すと、ピントが極めて合うことに驚愕。

当たり前のことを再認識した。

 

 

 (おまけ)

     

 

 

前日(11月12日)に、箱根大涌谷を訪問。 神山への道は開いていた。

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一日で、「名湯二泉」を堪能

2011-11-06 19:17:11 | Weblog

 

万歩計での競争相手が、最近、温泉に嵌っている。

自称、「温泉学博士」、時には、「温泉大学院大学 客員教授」と豪語。

113日、草津白根山登山に際して、対抗上、温泉を満喫することとした。

 

主な行程は後述の通りだが、百名山と言いながら、比較的楽な行程と予測。

途路、日本3大名湯の一つ、草津温泉に立ち寄る。

5時から開いている、湯畑前の共同温泉(無料)をまず楽しむ。

湯質は最高、早くも、体はフニャフニャに。

 

登山と景色を楽しんだあと、万座温泉へ立ち寄る。

看板の表示が気にいった。

雰囲気は最高で、更に驚いたのは混浴。

七つある露天風呂を全て制覇した。

 

これで、「温泉大学 客員教授補佐見習い」程度に任命してくれるだろうか。

    
     草津温泉湯畑                         万座高原ホテル看板            万座温泉源泉

 

(当日の主な行程)

420自宅発、750草津温泉湯畑着、830入浴後、出発、900白根山レストハウス着、945登り口、 1045遊歩道最高地点(2150m)、1115本白根山展望所、1150鏡池、1240山頂駅、無料バス乗車、1315湯釜着、1340発、14:00万座着、15:50同発、20:00自宅着


 中央火口(から釜)、展望台                                                  本白根山山頂(最高地点から)         同、展望台から

  白根山(白い部分)を望む            お釜(西側展望台から)                同から、白根山山頂     

 

追伸1:

東京スカイツリー近くに住む友人が、アパートから武甲山が見えるという。

1029日。 要望に応えて、登山。 山の裏側は、セメント採取が続いていたが、登山道は緑が豊か。写真の多くは友人提供)

     

追伸2:

115日、新宿御苑の菊花壇を鑑賞。

 

    

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