トシちゃん、大還暦に向け 充実した人生を詠う

2008年12月 還暦を期にブログを始めた男が、大還暦(120歳)を目指して歩む日々を綴る

「平泉」訪問 ~~ 「奥の細道」写筆完了

2022-06-18 22:14:27 | Weblog


梅雨で 遠出が出来ないでいるなか、やっと東北に旅立てる日が見つかった。

出発前日に、東北地方は梅雨入り。
しかし、筆者のカンピューターは「好天気」を予測。
出発前日に 温泉旅館を予約し、懸案の「平泉」へと旅立った。

藤原三代の栄光は 平泉に集約されていた。
想像を超える素晴らしさを 時間に縛られず ゆっくりと味わう。
芭蕉ではないが、平安・浄土の世界に入り込んでいた。
 
  {中尊寺}   覆堂で守られた 「光堂」              芭蕉の名句「五月雨のxxx」  讃衡蔵には、国宝の山

 
          経蔵                  能舞台                   本堂
      
 {柳の御所遺跡} 中央奥に金鶏山を望む        {無量光院跡} 宇治平等院を模す
        
   {高館} 義経堂         眼下に 北上川         芭蕉の名句碑 「夏草やxxx」

  
  {毛越寺}    本堂                          大泉が池

   
     ハナショウブ畑           鑓水               鑓水での 曲水の宴(ごくすいのえん)
                                      鑓水の流れに盃を浮かべ、流れ来る間に和歌を詠み、終わって盃を戴く 
           
 

平泉のあと、初代 藤原清衡の生誕地である「えさし」にある「藤原の郷」を訪れた。
大河ドラマ他の撮影場所にもなっており 独特の世界に入り込んだ。
   
   {藤原の郷} 伽羅御所の政庁               伽羅御所の庭園              平安時代にワープ
 

その他、近くで気になった場所を楽しんだ。
  
       {北上展勝地}  
 北上川                        「北上夜曲」の碑  

          
            {胆沢城跡}                  一関の郷土料理 「もち膳」

 参考:平泉等訪問の行程 
    〇 2022年6月16日(木)
      3:10 自宅発。 19℃、曇り、爽やか。  やっと好天が続く予想。 前日に東北地方は梅雨入り。 
      向島IC ~ 一関ICは、東北道利用。  途中、那須高原SAの白河ラーメンは美味。
      9:20 平泉文化遺産センター。  地図の入手と概要把握。  説明員は親切。
      9:50-12:05  中尊寺。   まずは 月見坂から。   本堂。 立派。 4.8mの皆金色の釈迦如来が御本尊。
      金色堂。  撮影不可。 覆堂(さやどう)は、建替えあり。 三代の遺体と泰衡の首級が祀られている。
      芭蕉句碑 「五月雨の 降りのこしてや 光堂」 あり。 
      讃衡蔵(さんこうぞう、宝物館)。 国宝の山。素晴らしい。   経蔵、旧覆堂、 能舞台なども。
       12:15 道の駅平泉。 昼飯。八斗定食(だご汁)。
            歩きで、    12:50 柳之御所遺跡。  政庁 伽羅御所跡。  今は 田野に。 金鶏山(山頂に経塚、信仰の山)を望む。
            13:15 無量光院跡 宇治平等院を模した寺院跡。
            13:20-13:40 高館義経堂(たかだち ぎけいどう)。   義経終焉の地。  北上川を望む。 衣川も微かに見えた。
            芭蕉句碑 「夏草や 兵どもが 夢の跡」 あり。
            13:45-15:00 毛越寺(もうつうじ)。  伽藍は中尊寺を凌ぐ、 浄土庭園は見事。 大泉が池、 鑓水は、この世の浄土のよう。 
            右隣りには 観自在王院跡。 二代基衡夫人の造営。典型的な浄土式庭園(作法通りに建立)
            16:40 宿泊地、湯川温泉泊。
     〇 6月17日(金)
      8:25 宿泊地発。  20℃、 晴れ、 快適な気候。   
9:05 錦秋湖SA。 ガソリン補給。
      10:00-10:30 北上展勝地。 北上夜曲の碑もあり。
      10:50-11:40 えさし藤原の郷  奥州市。  大河ドラマ他の撮影場所。
      12:00-12:50 史跡 胆沢(いさわ)城跡 坂上田村麻呂が蝦夷の指導者アテルイを降伏させ築城
      13:15-13:50 お食事処さくら もち膳(一関の郷土料理)。  極めて美味。 
      再度、道の駅平泉で野菜購入など ブラブラと東京へ向かう。     築館IC~目黒IC 東北道利用。
      21:35 自宅着。  25℃、爽やか。  好天。
     〇 総走行距離: 1150km。 2日とも好天に恵まれる。

 

帰宅翌日、松尾芭蕉「奥の細道」(簡易版)の読書、筆写が完了した。
開始から、3ヵ月と7日。 
最後、敦賀から大垣までを 芭蕉と共に踏破し 感激を嚙み締めた。
   



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アヤメが 輝く季節

2022-06-10 12:36:09 | Weblog


6月6日(月)、関東では「梅雨入り」宣言がなされた。
天候は安定しないが、植物には最高の日々が続く。 
そのなかで、今年は 「アヤメ」が特に美しく見えている。

きっかけは、下記。
5月30日(月)に、日帰りで、入笠山 (1955m) へ「すずらん見学」に。
その後、 櫛形山 (2052m) へ 「北岳など南アルプスの山々を眺め」 に行ったあと。
山梨県南アルプス市にある南伊奈ヶ湖の近くの 「しょうぶ池」に立寄った。

しかし、夕方で、「クマに注意」の表示に怯え、諦めて帰ったことが頭に残った。
 
ポケモンもウキウキ気分に      入笠湿原自生地      すずらん山野草公園     すずらんは可憐

      
       入笠山からの八ヶ岳         櫛形山からの甲斐駒岳  左から 聖岳、赤石岳(中央、3121m)、悪沢岳と続く 


参考: 行程:2022年5月30日(月)
    3:30 自宅発。 21℃、爽やか。   調布IC~甲府昭和ICは中央道。  4:40 談合坂SAで日の出。
    5:50 道の駅はくしゅう で「南アルプスの水」を補給。   6:35 大阿原湿原P。 1810m。 
    7:10 八ヶ岳ビューポイント。   
7:45 入笠湿原 すずらん自生地 視察。  花は僅か。 1734m。
    8:25~9:10 ゴンドラすずらん山頂駅。 入笠すずらん山野草公園。  少し下がると花が増える。
    入笠湿原、八ヶ岳ビューポイント、大阿原湿原経由、駐車場へ戻る。   10:30 同発。 20℃。
    11:20~11:55道の駅はくしゅう で昼食。  13:30 櫛形山 池の茶屋P。
    14:00 北岳展望デッキ。  途中での南アも綺麗。  14:30 P発。
    15:30 南伊奈ヶ湖。 アヤメ池。  熊の出没に注意 標識。 時間的にも危険を察知し止め。 
    甲府南IC~高井戸ICは中央道。   
18:20 自宅着。 25℃。 東京は猛暑日(31℃)だったとのこと。  
    総走行距離  420km。 

 

そのあと、6月2日(木)、葛飾区の 「水元公園」、同「堀切菖蒲園」。
8日(水)に 茨城県の 「水郷潮来あやめ園」。
9日(木)に 皇居 「二の丸公園」と アヤメの名所を辿った。

いずれも素晴らしかったが、特に、潮来では 「500種100万株もののアヤメが見頃」、 
「嫁入り舟の白無垢(むく)姿の花嫁にも立ち会えて」  強く印象に残った

 
         水元公園にて             堀切菖蒲園にて            同左

   
       潮来アヤメ園では満開                 嫁入り舟の花嫁       父親に手を引かれて

 

       
 皇居二の丸庭園は優雅      アヤメは5種類  しかし どこも 品種改良著しい 「ハナショウブ」



実に見ごたえある花を眺めながら、そよ風を頬に、素晴らしい風情を満喫出来た。 

 

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