西日本を中心とした 8月の珍しい豪雨・長雨のあと、やっとの思いで旅立った。
「名山を眺めて シリーズ 第2回」 として訪れたのは、美ヶ原と乗鞍岳。
両日とも、雲は少し有ったものの 清涼な空気のなか 充実した日を過ごせた。
〇美ヶ原
「 鳥の囀り・牛の鳴き声を聴きながら 時々ベンチで休息を取り、 ゆったりした散策
そして山々の展望を楽しむ 」
約6時間の高原一周で、この言葉が 美ヶ原に相応しいと感じられた。
注:いつも通り、「王ヶ鼻からの槍穂」を狙いに向かったが、早朝は雲で見えず、 4時間半後に
再度チャレンジしたが 不発に終わった。 これはこれで 残念だった。
王ヶ鼻の視界は不良 最初に発見出来た「浅間山」 牛の背後には「八ヶ岳」も
「御嶽山」(左)、「乗鞍岳」(右)も姿を うっすらと 「槍ヶ岳」(右端)、穂高連峰も
美ヶ原の典型的風景 「王ヶ塔」は高原の最高点 好天にノンビリと 草を食む
〇乗鞍岳
ご来光バスを利用。
多少の雲はあったが、前日過ごした 美ヶ原の真上から太陽が昇ったのには 感激した。
そして、バス終点の畳平周辺を のんびりと散策。
槍穂を含む 色々な山々にも会えた。
その後、乗鞍高原での滝巡りなども満喫した。
ご来光は 美ヶ原高原の真上 鶴ヶ池(畳平)の向こうに槍ヶ岳 登山道途中の「乗鞍コロナ観測所」
富士見岳山頂からの 「剣が峰」 槍ヶ岳(左端)と穂高連峰の雄姿
背景に剣が峰を抱える 「善五郎の滝」 気に入った「牛留池」 迫力満点 「番所大滝」
参考:行程(2021年)
〇 8月26日(木)
1:00 自宅発。 30℃、蒸暑い。 好天を望んで出発。 調布IC~松本ICは中央高速利用。
4:45 美ヶ原自然保護センター駐車場着。 4時間弱のドライブ。 霧、16℃、風あり、寒いくらい。
歩き始めると爽やか。 5:30 王ヶ鼻到着。 モルゲンロートに輝く槍・穂を期待したが、雲の中。
暫く待機するが、雲は晴れず。 7:00 王ヶ頭(美ヶ原最高地点)。 雲の中だが。
次第に東方面が見え始める。 鳥の囀りを聴きながら 時々ベンチで休息と散策を楽しむ。
これが美ヶ原に相応しい と感じる。 8:00 塩くれ場。 アルプス展望コースを取る。
見えてきた。乗鞍も。 9:20 王が頭へ戻る。 10:00 再度、王が鼻へ。 やはり 槍穂の雲は取れず。
11:10 駐車場発。20℃。 松本市内で昼食。 35℃に跳ね上がる。 暑さに耐えきれず。
食材を買って乗鞍方面へ。 14:35 乗鞍高原観光案内所P。 翌日の準備をして、乗鞍高原を少し散策。
15:20 善五郎の滝。 迫力あり。 背景は剣が峰。 16:00 駐車場へ戻る。 この時間で山道は暗く怖い。
泊。
〇 8月27日(金)
3:40乗鞍高原発。 ご来光バス。 17℃、爽やか。 4:50 2716m臨時バス停。 下車。
見やすい場所へ移動。 5:19 ご来光。 前日訪れた美ヶ原の真上から昇る。 雲が少し係り残念だが、
こんなものか。 5:50 畳平経由、剣が峰方面へ。 6:20 剣が峰発見。 撮影のみで、方向転換。
富士見岳へ。 富士は見えず。 その後、お花畑を散策するが、花は殆どなし。 微風、帰りたくない気分。
8:05 帰りのバスに。 9:00観光センタ駐車場へ帰着。 25℃。 9:30 三本滝駐車場。
滝まで往復50分の表示を見て、断念。 9:45 休暇村 乗鞍高原の駐車場。 9:55 牛留池。
遊歩道は最高。 今回の旅でNo1か。 雲があって残念だったが、池越しに 乗鞍岳の全景が見れる。
10:30~11:00 番所大滝。 急階段。 迫力あり。 高校時代に既訪か。 24℃。
帰途、天ぷらそばを食し、スイカを購入などし、
16:15 自宅着。 36℃。 19℃でクーラーつけっぱなし。 塩尻北IC~高井戸ICは高速利用。
〇 走行距離:2日間合計 595km。
下山後の蒸し暑さを考えると、8月は 「標高2千m以上で過ごすことが望ましい」と 痛感させられた旅だった。