澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

野柳地質公園(台湾)に行く

2017年09月19日 13時13分19秒 | 台湾

 9月14日(木)から17日(日)まで格安ツアーで台北へ。台風18号の上陸が心配だったが、旅行直前に突如「右折、東進」して日本列島を直撃することに。おかげで、4日間好天気に恵まれ、あちこちで歩くことができた。

 宿泊したホテルは、今年3月にオープンした洛碁大飯店南港館(Green World Hotel Nangkang)で、MRT(地下鉄)、臺鉄、高鐵(新幹線)の三線が乗り入れる「南港駅」のすぐ近く。台湾のどこに行くのにも便利、新開発地区にあるので安全、平穏な環境。

 15日(金)、9時ごろMRTで台北駅へ。約25分で到着。バスターミナルで台北旅行には必携のEasy Card(日本のSUICAに相当するカード)の購入方法を教わり、MRT駅で購入、チャージした。一昨年、高雄から鵝鑾鼻(がらんび)岬を訪ねたときには、すべてカードで運賃を払うシステムだったので、高雄のカードは持っていたが、台北地区とは統合されていないと聞いていた。ともかく、このカードがないと、バスにも乗れない(現金で支払うことはできない)ので、個人周遊の場合は必携のアイテム。

   ← Easy Card (MRT各駅で購入可能)

 10時10分、国光バスの「野柳」行きに乗る。ホテルがある南港方面にバスは戻り、ホテルの窓から見えた山を越えて、基隆市街へ。基隆港がある中心部には行かず、途中で山中を縦走するようにして「野柳」へ。バス停から漁港を経て約10分歩いて、12時10分前頃到着した。料金は96元ほどだった。

 「野柳地質公園」は入場料80元(約290円)、遊歩道がきれいに整備され、素晴らしい公園。お目当ての「女王頭」は、韓国人の若者が占拠していて、なかなか順番が来ないので、遠くから眺めるにとどめた。しかし、他の岩々、露出した地表は、文句なく素晴らしい。地質好きのタモリは「ブラタモリ」でぜひここを訪れるべきだろう。

 女王頭

 帰路、XO醤と干しエビを買った海産物店は、とても親切だったので、そこのおばあちゃまと思わず写真を一枚。

 台北リピーターでも、この野柳地質公園に行く人は少ないのかも知れない。公園内では、一組の日本人を見かけただけで、大半は韓国人、中国人(大陸からの観光客)だった。彼らは一見してすぐにわかる特徴がある。自意識過剰的に外見を気にして気取っているのが韓国人、野暮な服装で大声を出しているのが中国人。静かで飾らないのが台湾人だ。

 もちろん、何のトラブルもなく訪れることができる場所なので、台湾大好きのかたはぜひ次回の候補に。

 以下は、スナップ写真です。