イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

アルバに行ってきたどーーーー☆

2008-07-10 03:14:51 | 旅行・国内
みなさん、こんにちわ

この間あたくすはピエモンテのアルバという街に行ってきたぞよ

前もって断っておくけど、
今回は、いや、今回も長いよ。
そして、写真が多いから重いかもよ。

ピエモンテはまだ行った事のなかった州の一つでして、
トリノには絶対に近いうちに行ってやるぜーーー
と思っていたら、トリノに近いアルバに行く事になった次第でございます
あたくすの願う力が弱かったということでしょうか・・・

アルバと言えば、やっぱりワインとトリュフ

今回の旅は、ダンナの友達のお兄ちゃんがイタリア有名ワイナリーの一つで働いており
そこに招待してくれますたのです

しがない町のあたくすの家に朝の6時に集合ということで話を進めていると、
ダンナのイタリア人友人が

『俺は家で待ってるから迎えに来てくれ』

と、ほざく

ちなみにあたくす達は北イタリアに行こうとしているのに、
彼の家はしがない町から南へ車で約30分。

お前はアフォか

ということで、相手にするのも馬鹿らしいので
彼はもう来ないことと踏まえて他のイタリア人との予定を組む。

で、次の日、朝6時7分に家を出たら、
ちょうどそいつが家の前に来た。

なんだ、来たんだ。
てか、あたい達がちょっと遅れたからよかったけど、
そうじゃなかったらどーするつもりだったんだろ?と意地悪な事を早朝から考える。

フィレンツェで事故渋滞に巻き込まれるも、
昼の1時にアルバに到着。

あぁ~涼しぃーーー
明らかにしがない町とは気温も違うし、
太陽光線の強さが違うっ

まっ、違う所はそれどころではないんだけどね。

これがアルバのドゥオモだぁーーーーー



やっぱり、アルバもポルティコがあって、
建物がカラフルで北イタリアって感じでオサレだよねぇ

 

町を見たらその州がどんだけ金があるかってのが一目瞭然でございますね。
アルバはお花もそこここらに沢山植えてあって、
一緒に行ったイタリア人も

『すげぇ~きれぇ~どーして、こんなに建物も町の中も整備してあんのかねぇー?』

ってΣ(゜ロ゜;)!!
あんた、そりゃー、ピエモンテですぜ、
州が持ってる金が違うってーの。

そりゃーこんなパステル色の細い小道もあるっつーの。

 

アルバには貸し自転車システムがあるみたいで、
これは誰でも借りれる自転車なんですねぇ。
こういうシステムがある時点で、
あー、ココの人達は道徳心と秩序がある人達なんだなってわかるよね。
南イタリアではとてもじゃないけど、出来ないシステムでしょ。
だって、盗むの(もしくは壊すの)分かってるじゃん。

さて、早速友人のお兄ちゃんに会いランチへ
お兄ちゃんの勤めるワイナリーの経営するレストランなんだけど、
ここが、かわいいんだっ



イタリアっぽくないでしょ。
なんかこのパステルな水色といい、
貴族なおフランスを想像するというか、
モダンな日本にもありそうな感じでしょ  

中にはこんなステキな空間があったり

 

あたい達はお天気もいいので、
ドゥオモを眺めながらお外でランチ

ここでは、この辺りの地方料理を食べさせてもらえるのですぞ。



 

食後はおにいちゃんの勤めるワイナリー見学へ

実はね、あたくすワインは飲みますけども、
それは酔っ払って皆で楽しくするのが好きだから飲むだけで、
特にワインが好きということはないんでございますのよ。

でもって、ワインに興味もないもんですから、
どうやって作られようが、
別にどーーでもいいっつーの?   飲めりゃーいいんだよ、飲めりゃー

でもさ、そんな事言えないジャン?
あたい、ワインに興味ないから一人でトリノに行ってきます
って言いたいけど言えないじゃん。

言った所で、じゃぁ~行ってらっしゃいって言われても、
初めて行く都市一人で地図も持ってないのにウロウロとか出来ないじゃん
てか、寂しすぎるじゃん

ので、強制的にあたくすもワイナリーへ。



ワイナリーの周りは素晴らしい景色で、
ワイン畑がすごかったですぞー

 

ワイナリーに入ってからは、
いろーんな事を説明してくれましたけども、
あたくすが覚えてるわけもないので
まとめて写真だけ。

 

 

 

 

最後にワインのテイスティングをしたんすけど、
これもまたあたすの苦手とする事でして、
でも、飲まないと(試飲しないと)イタリア人うるさいから

酔っ払っちゃうから本当に飲んじゃわないでタンツボみたいなやつに
吐いたらいいんだけど、
上品なあたくすが公衆の面前で口に含んだワインを吐くなぞ、
出来るかいっ  てか、タンツボって本当はどんなのなの?

よって、この日は全てで約20本のワインを味わせていただきますた



もうね、最後の方なんかわかんねーの。   
味の強い赤ワインが続いたら
舌が”しぶいです”としか認識しなくちまって
とにかく、あたすの苦手なワインだって事以外わかんねーの

でも、そんな事は思っていても口にはだせなーい。
悪魔でも違いがわかる女を装うあたす。

友人と友人兄はソムリエな為、
恐らく言葉を崩しに崩してあたすにわかりやすく説明してくれるんだけど、
こっちは興味もクソもねーもんだから、
聞くフリして聞いてないわけじゃない。

フムフムとか言いながら頭では他のこと考えてるわけだからさ。

だから、突然『●●って言う意味gelliusわかるかい?』
って言われたらこっちも困るわけよ。
あたすなんかで会話を止めないでおくれぇぇぇ
お先にドンドン皆だけで進んじゃってください
と言いたい。

そんなあたすだから、途中で

『ルネッサーーーーンス』   by髭男爵

ってやってダンナに見せてあげたら、調子に乗りすぎて、
服にワインをしこたまこぼす。      オーマイガーーー

さて、ワイナリーの後は
ワインのシミを付けたままワイン畑の見学へ・・・



ちなみに、赤ワインのシミはちゃんと取れますた。
ルネッサーンス
↓ ↓ ↓


ありがとさーん