成長しないイタリア語(--)

イタリア生活５年を迎え様としているのに
私のイタリア語は一向に成長しない

去年まではなかなかイタリア人と話す機会がなかったからだとしても
今一緒にイタリア人と働いてるのにな

仕事を始めると決めた時には
”これで私のイタリア語も完璧”
なんて思ってたのに・・・

でも、わかったふりだけはどんどん成長していくけどね

一緒にいる日本人にもわからないくらいだもんね

わかったふりだけなら女優にもなれるね

ただ、わかったふりがうまいと
イタリア人は容赦せずにどんどん
難しい話しを進めていくので
サッパリになって途中からは脳みそがシャットダウンしちゃうのよね

でも、わかったふりしてるものだから
最後に意見求められても
もぅ『わからなかった』なんて言えない

ので、苦笑い

こんなんだから成長しませんわな

いやね、ワインの製造工程とかね政治とかね
日本語で説明されてもわたしゃーわからんよ。

昔はわからない単語があれば必ず辞書を調べていたけど
最近なんか適当にわかってるから
適当に解釈しちゃって調べもしないもんなぁ

これじゃーいけない

昔で思い出したけど

ローマに住み始めてまだ１ヶ月も経たない時の事

買い物の帰り道にイタリア美男子が声をかけてきたぁー

普通であればいくら美男子とはいえ
その手の会話には無視で通す冷血人間の私ですが

その時はイタリア人の発したイタリア語を
理解出来た私に感動

その感動のあまり、うっかりと反応してしまったんですな。

美男子が言ったこととは

『ローマに住んでるの？』

学校の先生でも知り合いでもない人の
イタリア語が理解出来たぁー！
って本当にうれしかった

だから

私『うん』

って言ったらそりゃー始まりますわな会話

美男子『料理するの？』

私『うん（心の中→うぉぉぉ今回のもわかったよぉ私ってすごい）』

美男子『何作るの？』

私『うぅぅぅえぇぇぇ・・・んんんぅぅ』

そう、私のイタリア語レベルはまだこの先に進む
程には達してなかった。

だって食材の名前知らないもん

どう言えばいいかわからず
脳みそを振る回転させて

私『スパゲッティ』

と言った。
コレ以上は聞かないでくれぇぇって思いながら

でもそんな願いは美男子は聞いてくれない

美男子『何と？』

ぬぅぅぅわぁにぃぃゎ
そんなの知るわけねーだろぉぉ
と言いたけど考える考える

そして言ったのが

私『トマト（イタリア語ではポモドーロと言いますが、トマトとフツーに日本語で発音してみました）』

美男子『コメ！？』

私『え！？あーうん米も食べる（なんやこの人日本語知ってるんや！それとも日本語ってそこまでメジャーすごいなぁってかトマトって言ったんわからんかったかしら？）』

という所で道が違うのでお別れ

お別れした後は変な汗をかきながらも
イタリア語で会話できたと満足な私

しかしね、実は会話になってなってなかった

美男子が発した『コメ！？』ってのは
イタリア語で『何！？』って意味の言葉。

私ってば日本語と発音の一緒な”米”だと思いこんでいたが
実は全然違うかった・・・

まぁあれ以来会うこともなかったから
いいんだけど、わかったときにはちょっと恥ずかしかったわ

ちょっと初心に戻ってイタリア語勉強しなくちゃなぁ～

美容室 ｉｎ Italia

今日は髪の毛を切った

日本には１０年来の決まった美容師さんがいて
何を言わずともいつも私の気にいる髪形にしてくれるので
いつもは日本に帰って切るんだけど
日本に帰る見込みがまだない今回はしょうがない。

過去に１回イタリアで髪の毛を切って以来
絶対にイタリアで髪の毛を切るものか
って思ってたんだけどね。

何事もチャレンジだと思って

もしかしたら、もしかすると
私の思う通りに切ってくれるかもしれないし

で、行ったわけです。

それも、夏にオランダで買った日本の雑誌の髪型特集の切りぬき持って
よくわかるように、後からも横からも写真が載ってるヤツにしたのさ
これで、イヤでもどうして欲しいかわかるだろう

　　





・・・・・

わからなかったみたい

前回違う所で切った時よりはましだけど
全然違うじゃねぇかぁ～
誰が後を真っ直ぐ揃えてくれって頼みましたか？
写真でも明らかに真っ直ぐちゃうやんかぁ～

あたい悲しい

それに、毎回なんだけどドライヤー毎回熱いんですよ
これはどこの美容室でも一緒なんだけど
やけどするかもってくらい熱いんですけど
もしかして、いやがらせ
他のイタリア人が熱いって言ってるの見たことないし
それともお肌のデリケートさが違うのかしら？

そして、美容師との会話

美『貴方って中国人っぽくないわね』
↑彼女には私が日本人だと死ぬほど言った

私『・・・・・だって中国人じゃないから』

美『あーそうね、でもほら貴方背が高いしどこで働いてるの？』

私『○□通りにあるレストランです』

美『へぇ～そんな所に中華レストランがあるなんて知らなかったわぁ～』

私『中華じゃないからイタリアンだから』

美『あっそっか、そっか私ね今、中国の本読んでるのよ』

私『へぇ～そうなんですか。なんて題名？（一応会話の為題名聞いてみた）』

美『“ＧＥＩＳＨＡ”』

私『・・・それって日本』


わかるよ、そりゃーわかる
君達にとっては遠いアジアの事だもんね
中国人と日本人の違いがわからないのもしょうがない

しかしね、“日本”って中国の別称とかニックネームだと思ってんの？

こないだなんかイタリア人の女の人に

『貴方達ってみんな同じ顔してるけど、違いわかるわけ？』

なんて聞かれたよ

あのね、私達にとったら君達の顔なんて
皆、目も鼻も口もでっかくで一緒ですよ

自分達が同じ事言われたら絶対に怒るくせに

あーもう絶対イタリアじゃ切らないわ

トリュフ

トリュフでも黒よりさらに高級な白トリュフ

イタリアも現在トリュフの時期です。

写真のは２００ｇの白トリュフで２４０ユーロ
相場としては１㌔１５００ユーロ位らしいです
大きさわかりやすいように１ユーロ隣に置いてみました

白トリュフはとってもいい香りがするんだよぉ～

私は個人的にはトリュフは別に好きじゃないけど、白トリュフはいい匂いだと思う

トリュフはが探す物だと思っていたけど
写真のトリュフを持って来た人は犬を使ってるんだと

イタリアでは今くらいから栗もわんさか出まわり出します。
街角でも焼き栗を売りだしますが、あれはおそらく輸入物の冷凍栗だろうな
あれも、おいしい時とあんまりな時と運によるけど、
寒い時なんかはすんごい魅力的なのよねぇ～

今まで冬キライだったけどおいしい物があるのはやっぱり夏よりも冬かなぁ？

あー寒い日が来るたびに鍋が恋しくなるよぉ～