酒を飲み過ぎて、7月9日午前1時に目覚めから眠れなくり、仕方なくCSテレビのザ・シネマでこの映画を観た。
12万人の清の軍勢に朝鮮朝廷1万3000人が立ち向かった、丙子の役と呼ばれる戦いを映画化した歴史ドラマ。和平か徹底抗戦か異なる意見を持つ2人の家臣と、決断を迫られる王とのぶつかりあいがスリリングに描かれる。坂本龍一が初めて韓国映画の音楽を手がけ、現代的なシンフォニーに韓国の伝統音楽を取り入れた重厚なサウンドで物語を盛り上げる。
臣下たちの意見は、生存優先の和睦か、大義のための徹底抗戦かに別れ対立。
飢えと寒さで民が疲弊していく中、王は決断を迫られる。
ストーリー
清が朝鮮に侵入し、12万の大軍の攻撃から逃れようと南漢山城に隠れた王と朝廷は敵兵に囲まれ、城の中に孤立してしまう。絶体絶命の状況の中、ミョンギルは和睦交渉を進めるべき、サンホンは徹底抗戦すべきと2人の大臣の意見は分かれ、王は葛藤を深めていく。そんな中、清は和睦の条件として王の息子を人質に差し出すよう要求してくる。
キャスト
イ・ビョンホン
チェ・ミョンギル
キム・ユンソク
キム・サンホン
パク・ヘイル
仁祖
コ・ス
ナルセ
スタッフ
監督、脚本
ファン・ドンヒョク
原作キム・フン
撮影キム・ジヨン
音楽坂本龍一
仁祖のふがいなさが描かれている.有名な南漢山城への退避から三跪九叩頭の礼も描かれている.南漢山城は世界遺産であり江南から地下鉄で遠くない
解説
イ・ビョンホンとキム・ユンソクが主演を務め、坂本龍一が初めて韓国映画で音楽を担当した歴史大作。
1936年に起こった「丙子の役」を題材に、韓国でベストセラーとなったキム・フンの同名小説を、「怪しい彼女」「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク監督が映画化。朝鮮に侵入した清の攻撃を避け、王と朝廷は南漢山城へと逃げ込んだ。
冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せ、外へ出ることも攻撃することもできない絶体絶命の状況下で繰り広げられた47日間の物語が描かれる。
清に和睦交渉し、百姓の命を守るべきという信念を持つ吏曹大臣チェ・ミョンギル役をイ・ビョンホン、清と戦い、大義を守るべきと主張する礼曹大臣キム・サンホン役をキム・ユンソクが演じるほか、国王・仁祖役をパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役をコ・スがそれぞれ演じる。
2017年製作/139分/PG12/韓国
原題:The Fortress
配給:ツイン
劇場公開日:2018年6月22日
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