17~19年度、教諭4人が懲戒免職処分
毎日新聞2020年1月23日
千葉市役所=千葉市中央区で2019年3月1日、斎藤文太郎撮影
学校現場での教員らによるわいせつ行為が相次ぐ中、千葉市教育委員会が、学校内で起きたわいせつ行為や性暴力について検証する第三者委員会を設置することが、市への取材で明らかになった。市教委は「他の自治体での設置は聞いたことがない」としている。
千葉市では、女児7人に性的暴行を加えたとして市立小教諭だった男が2019年に強制性交等罪などで懲役14年の判決を受けるなど、17~19年度に4人がわいせつ行為などで懲戒免職処分を受けており、対策が迫られていた。
市教委によると、第三者委は弁護士や医師らをメンバーとし、今年度内の設置を目指している。事務局は市教委に置き、いじめ調査などの第三者委と同様に独立した立場から、発生した個々の事案について、起きた背景や周囲がすぐに気づけなかった要因、学校側のフォローが適切だったかどうかなどについての検証を想定している。
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