映画 夕陽のガンマン

2024年03月28日 09時20分22秒 | 社会・文化・政治・経済

夕陽のガンマン』(Per qualche dollaro in piùFor a Few Dollars More、原題の意味は「もう数ドルのために」)は、1965年のイタリア制作の西部劇である。

3月27日午前11時から観たが、過去にも何度か観た映画である。

 

「続・夕陽のガンマン」
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監督はセルジオ・レオーネ、出演はクリント・イーストウッドリー・ヴァン・クリーフジャン・マリア・ヴォロンテ。他にドイツ人俳優クラウス・キンスキー悪役で出演している。

日本とアメリカでは1967年に公開され、「ドル箱三部作」の第2作目に当たる。

荒野の用心棒』のイタリアでの大ヒットで実力を認められたレオーネが、前作を大幅に上回る予算を与えられて製作した作品である。

本作品でレオーネは独自の演出スタイルを確立、名実共にマカロニ・ウェスタンの巨匠と目されるようになった。

1967年公開のマカロニ・ウェスタンに『新・夕陽のガンマン/復讐の旅』(原題:Da uomo a uomo)という作品があるが本作及び『続・夕陽のガンマン』とは一切関係ない作品である。

ストーリー

賞金稼ぎのダグラス・モーティマー大佐は、1,000ドルの賞金首を仕留めるが、保安官事務所で10,000ドルの賞金が賭けられたインディオ一味が近くにいることを小耳にはさむ。

ちょうど2,000ドルの賞金首を仕留めた賞金稼ぎのモンコ(名無しの男)もインディオ一味を狙っており、モーティマーはモンコと組んで一味の賞金を山分けすることにする。一味は、顔馴染みの悪党グロッギーと共にエルパソ銀行を襲撃しようと企んでいた。

モーティマーはインディオの情報を得るため、モンコを一味に潜入させようとする。モンコは刑務所から一味の仲間を脱獄させた恩を売って一味に加わる。インディオは保安官をまくために、モンコたちに別の銀行を襲撃するように命令するが、モンコは途中で彼の手下を殺し、保安官たちにエルパソ銀行が襲撃されることを知らせる。しかし、保安官たちが到着する前にインディオは銀行の金庫を奪って逃走していた。

作戦が失敗したことで、モンコはモーティマーと手を切ろうとするが、モーティマーはモンコを説得して、インディオを誘い込んで挟み撃ちにしようと持ちかける。モンコはモーティマーを出し抜くため、インディオを違う場所に誘い込もうとするが、警戒心の強いインディオは別の方角に逃亡する。しかし、そこには二人の考えを見抜いたモーティマーがいた。

モンコとモーティマーは一味から金を奪い取ろうとするが、正体がバレて捕まりリンチを受ける。インディオは二人を殺して銀行襲撃犯に仕立て上げようとするが、その夜に彼の命を受けたニーニョによって二人は脱走する。

インディオは手下たちに二人を追わせて金を独り占めしようとするが、グロッギーに見抜かれてしまい、ニーニョは殺されてしまう。二人を追跡した手下たちは全員返り討ちにあい、インディオはモーティマーから勝負を挑まれる。実はモーティマーの妹夫婦はインディオに殺されており、彼は復讐のためにインディオを追っていた。

インディオは不意を突いてモーティマーを殺そうとするがモンコに阻止され、一騎打ちの末にモーティマーに射殺される。復讐を果たしたモーティマーは、一味の賞金をモンコに全て譲り、その場を立ち去る。モンコは生き残っていたグロッギーを射殺して、インディオ一味の死体を乗せた荷馬車と共に去っていく。

キャスト[編集]

主演[編集]

賞金稼ぎ。キャバノーという2000ドルの獲物を瞬く間にしとめた腕利き。利害の一致からモーティマーと組む。
賞金稼ぎ。眼光の強さで他社を圧倒する威圧感を持つ。実は妹の復讐のためにインディオを狙っている。ガイという1000ドルの獲物をしとめた腕利き。利害の一致からモンコと組む。
凶悪犯の賞金首。賞金額は1万ドルだが後に2万ドルに上がる。銀行を襲撃する計画を立てている。残忍かつ狡猾で自分の利益のためなら味方も犠牲にする。モーティマーの妹を暴行し、その夫を殺害した過去がある。

ギャング

インディオの部下。
インディオの部下。頭が冴えている。
インディオの部下。
賞金額は2000ドル。

その他のキャラクター

 

役名 俳優
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