内容的にみれば、5-0くらいで勝ってもおかしくないゲームだった。3-0で勝ったのはいいが、最後の2点は、誤審によるPKとオウン
ゴールによる得点。決定機があまりに多くあり、特に金崎と土居は少なくとも一点は決めてほしかった。結果だけみれば完勝とも言えるが、本当
に強いアントラーズが戻ってきたという印象はなかった。
前半は、前節のレイソル戦と比べるとかなりオープンな展開になってスペースが多くあった。個人的にはレイソル戦のような締まった隙のない
戦い方が好きだ。両チームとも動きも悪く、前線からのプレスもなく、かなりレベルの低いサッカーをしていた。前半25分の先制点は、柴崎
のCKを昌子が体をうまく前に入れて、綺麗なヘディングシュートを決めたもの。昌子の入っていくタイミングが良かった。ディフェンスは特
にブエノがジェイを局面局面で抑えていた。あまりブエノのデイフェンスを評価する声を聞かないが、私はブエノは非常によくやっていると思
う。
相変わらず赤崎は動き出しなどはいいものの、最後の決定力はない。赤崎を使う意味がわからない。土居もやはり最近の流れで最後のキメが
甘い。金崎も特に後半の45分頃の優磨からのパスは絶対に決めなければいけなかった。右サイドに入った柴崎はまあまあの出来か。永木も良
く動けていたと思う。伊東も運動量が多く、いい出来だったと思う。
二点目のPKはどうみても誤審で、PKをもらえたのはラッキーだった。3点目は小笠原のFKの質が非常に良かったのが、ジェイのオウン
ゴールを呼び込んだ。解説ではアントラーズのサッカーが急に良くなったようなことを言っていたが、前節はとにかくレイソルの出来があまり
に良かったので、急にアントラーズのサッカーが変わったわけではないと思う。この決定力のなさはやはり何とかしてほしい。
とにかく早く遠藤、中村が怪我を治して、CSに向かって体制を整えていってほしいと思う。
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