監督 宮藤官九郎
出演 宮崎あおい (栗田かんな)
ユースケ・サンタマリア (時田)
勝地涼 (マサル)
ピエール瀧 (金子欣二)
田辺誠一 (TELYA)
メイプル・レコード新人発掘部門のかんなは、会社退職予定のその日、動画サイトに投稿されたパンクバンド、少年メリケンサックに釘付けになる。イケメンギタリストがギンギンに弾きまくり、凶暴なパフォーマンスでファンを熱狂させているのだ。早速、バンドとの契約に乗り込むと、そこにいたのはイケメン青年ではなく、昼間から酔っ払ったオッサン。動画に投稿されていたのは25年前のライブ映像で、メンバーは50代になっていた!
★★★☆☆
中身をまったく知らないまま、見た。宮崎あおい扮するOLがパンクロックに目覚めてロッカーを追っかけるみたい映画かなぁ、くらいのイメージで。見始めて数分、あー!これ、コメディ映画じゃん!宮崎あおいが、いかにもがんばってコメディやってる感じのあざとい動作や歩き方で。キュートだったけど。そしてなんと言っても、不思議な魅力を放っているのがボーカルのジミー役、田口トモロヲ。この人の釀し出す雰囲気、好きだなぁ。逆にダメダメは木村祐一で、この人って、実に映画でキャラはめるのにいいツラガマエなのに演技がつまんないんだよなぁ。でも、この映画でいちばん笑えたのは田口トモロヲが別の理由で泣くシーンと、木村祐一が500円玉を差し出すシーンだったりした。見終わって何かが残る映画ではないけど、大いに楽しんだ。あ、もとい!劇中の『ニューヨークのマラソン』やら『アンドロメダおまえ』の歌、耳にこびりついて残る!
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宮崎あおい、篤姫と並行して撮っていたんですよ。このギャップがすごい。
私は、宮崎あおいの彼氏だった奴が笑えました。あと、我が家ではしばらく「農薬飲ませろ」と歌ってました(笑)外では歌えない^^
そう言われてみると、シリアスの対極みたいなことがやりたかったハッチャけ感が確かにありますね!
うんうん、この映画の歌、ちょっと後を引きますね!
それにしても、こんなブラックなの、歌いまくるなんて・・・笑