とんとんはうす

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「小さく住む」・・・バージニア・リーバートン「ちいさいおうち」

2015年03月03日 | 生活DIY
 録画しておいた映画「小さいお家」をボ~と見ていたのですが・・・
終盤、妻夫木君が土木建築会社に就職、バージニア・リーバートン「ちいさいおうち」が出てきた処で「オ~ッ!」。
もしや、映画のタイトル「小さいおうち」って、この絵本のタイトルから取ったの?と、気がついた。

 この絵本を彼女からプレゼントされる。「ビルやマンションを建てるお仕事の人は、これを読んでおいた方がいいのよ」と。
絵本「小さいおうち」に重要なメッセージが込められているのかな?と思ったけど、深い処は分からなかった。

 映画の「小さいおうち」は、大田区の山の手・・・1945.5.25の大空襲で焼け落ちてしまう。
板倉(吉岡秀隆)が描いた絵の中で、左下に、東急か、都電?の電車が描かれている。
映画と絵本の繋がり…意味合いは分からなかったけれど、戦争で失われていく「家」「家族」「命」…。







  *****  思い出の「小さいおうち」は牧師館 ******


 建築を志す人は、何らかの原点を持っているもの。
私にとっての原点は、子供の頃通っていた日曜学校の牧師館。
秋田の片田舎には珍しく、可愛いらしいアーリーアメリカン風の建物だった。
50年以上も前の事なのに、間取りも備品も全て覚えている。
玄関の二重ドア、パンケーキが20枚以上焼けるオーブン、オーディオ、ベッド…全てが眩しかった。質素なのに…。
正にリーバートンの「ちいさいおうち」そのもの。
後年行ってみたのだけれど、跡形もなかった。写真の1枚も無いのが残念です。






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