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とんとんはうす34周年


 

建物見学会「隈研吾」・・・1月10日(日)

2015年12月20日 | 建築・たてもの部
 いよいよ、わくわく「建築学校」が始動します。建築好き集まれ!

1回目「隈研吾」の世界 

隈研吾は言う。「廃棄物ではなく生活の一部になる建物」




~隈研吾設計と言えば、思い浮かぶのは、浅草?歌舞伎座?南三陸ですか?

1、「歌舞伎座」~「変えない事に意味がある。作らない事も建築家の仕事(歌舞伎座木挽町広場)」

 私は、歌舞伎座の防災設備と、屋上庭園に関心があり、建物見学会の意味を考えています。
地下に整備された「防災備蓄倉庫」、「災害時一時避難スペース」、バリアフリー導線の整備
伝統文化の交流拠点

地下2階「災害時一時避難スペース」~土産店は全て可動式の屋台、緊急時にはシェルターになる。
  


2、「浅草文化観光センター」東京都台東区雷門2-18-9  2159.52 m2   観光案内所・事務所・展示場・飲食店

 雷門の向い側の角地、わずか326㎡の敷地に、観光案内所、会議室、多目的ホール、展示室といった多様なプログラムが求められた。
浅草の町並みが持つ界隈性を垂直方向に延長し、アクティビティを包み込む「屋根」を積み重ねることで、多様なプログラムに対応。
今までの積層建築では存在しなかった「新しい断面」を作り出した。
 屋根と床の間には斜めに切り込まれた隙間が生まれ、その隙間をミニマムな設備スペースとする。
通常の中高層建築と同等の階高でありながら、大きな気積を持つ空間を獲得することができた。
 また、屋根は建築を8つの平屋へと分節するだけではなく、各階の室内をそれぞれに規定している。
吹抜けと内部階段のある1・2階では、同時にふたつの屋根の勾配を感じられる連続的なシークエンスを作り出した。
6階では、屋根の傾斜を利用することで、中間階でありながら、階段状の床を持つホールを設けることができた。
 雷門通り側に傾斜する屋根の角度と、地面からの高さが各階で異なるため、
外部環境との関係性も各階で変化し、それぞれの空間に個性を与えている。

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