とんとんはうす

デジタルサロン(延べ400人)
住宅・断捨離・整理収納講座
とんとんはうす34周年


 

DIY~くすみんに何度言った事か・・・「ピンチはチャンスに変えられる」

2011年05月22日 | ワークショップ
  久住さんちの「わいわい・ワークショップ」まで、あと5日。
ワークショップの企画が立ちあがったのは、昨年の11月、言い出したのは私、野武です。
その時は結構スタイリッシュな作り付け収納棚を設計していて、問題を感じてはいませんでした。
皆でDIYを楽しむ癒される一時になるだろうと、二人とも信じて疑いませんでした。

  くすみんがどれ程苦しんだか計り知れない、私からの立て続けの駄目出し・・・
その理由は3月11日の大震災、津波の発生にありました。本当に想定外の災害でした。
今も、千葉ではちょっと揺れました。
誰もが感じたであろうガラスや瓶の割れる恐怖、特に子供達が感じた心の傷には胸が痛みました。
311のその日まで、綺麗に立ち並ぶグラスや、飾られたお皿達を美しいと私も感じていましたが、
あの日から、凶器にしか見えなくなってしまいました。
私がいた千葉でさえ震度5強とか6と言われていますから、
震源地、被災地の方々の恐怖はいかばかりであったかとお察しするしかありません。  

  防災対策を施した収納棚設計、全てのデザインを否定されて安全第一を求められるくすみん、
スカイプを使っての打ち合わせ、議論は、長い時で3時間に及ぶ時も多々ありました。
結果、ワークショップの骨子10項目の内7つまでが安全対策になりました。
細かい防災対策が講じられることになり、限られた時間の中での超過密スケジュール。
くすみんが追い詰められていくのがよく分かっていました。「ピンチはチャンスに変えられる」、
何度言ったか定かではありませんが、彼女に勇気を持って貰う事しか私には出来ません。

  浜松、神奈川、東京、千葉、茨城から応援に駆け付けて下さる皆様へ、心から感謝申し上げます。

ワークショップの制作コンセプト 10項目「安全かつスタイリッシュな収納棚」
「地震対策」が最優先になります。10のポイントの内、1、2、3、4、5、9、10番が安全対策です。

1、柱探し・・・・家具の転倒防止の為エル金物を柱に装着(11時スタート)
2、エル金物の弱点を知る。金物のアンティーク・アート。
3、木を切る、天板・補強材他・・・アローワンスを考慮してどこを切るかを学習、押切り指導石川さん。
4、Dテレビ台の中央にセンタースピーカー用ボックスを作って強化する。
5、「蹴込み」と強化板・・・井げたに置く。
6、D、A、B にダボ穴をあける。指導廣野さん。
7、背板を付けて組み立て。必要箇所に木口テープを貼る。
8、塗装する。アサヒペン・インテリアカラー、・・・指導アサヒペンの小川さん。
    塗装が乾くまで(1時半頃~)・・・ここで初めて休憩です。ランチ。邸内のDIY案内。
9、中央の背に強化板(背板5.5ミリ)を打ち込み、表面に個人輸入した壁紙を貼る。
10、収納・・・落下防止対策(指導・照明家浜田さん)・・・完成(16時予定)

「災害に負けない新しい街作り」についてはコメントか携帯電話 080-5516-5413 にご連絡下さい。
お電話の方は事前にスカイプのダウンロードをお薦め致します。DIYアドバイザー・二級建築士  野武由美子 

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