とんとんはうす

デジタルサロン(延べ400人)
住宅・断捨離・整理収納講座
とんとんはうす34周年


 

住宅も「ダウンサイジング」の時代へ。

2015年12月28日 | 生活DIY
「ダウンサイジング」というと「ジャック・ウェルチ」で有名な経済用語だと思うが、建築でもよく使われている。
明後日、30日の「プレゼン」は、建築の勉強会なんだけど「伝説の経営者たちのお話」を織り交ぜます。
建築学と経済学を通して、人生に向き合う姿勢を感じ取って頂けたら嬉しい。


「ジャック・ウェルチ」とは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%81


ジャック・ウェルチはドラッガーの信奉者であったと言われています。
「ドラッガー」とは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC


    ****************************

 住まいのダウンサイジング・・・
私と同年齢の管理栄養士の本多京子さんとエッセイストの松原惇子さんの例が新聞に出ておりました。それぞれのご事情が身にしみます。
建て替えや、住み替えの別はあっても、要は不要なものを整理し、小さくした住まいで暮らすということに尽きます。

 私の場合は、まだ選択の余地があるのですが、この数年の間に住まいの環境の方が変わってきたことに影響されています。
バブル期に購入したせいで、狭すぎて誰も寄りつかなかった20坪の家ですが、前の家が立ち退き、突然目の前が開けたのです。
借景による開放感でそれほど家を狭く感じないようになり、公園の木の葉は半端なく吹き付けてきますが、森の存在は大きいです。
目の前の森を1日中見て過ごす事が多くなり、しかも、公園までバスが通るようになり本数も多いので免許を返上した時に助かります。


この時期は、夕日で森が真っ赤になる。篝の部屋から


私の机周りもこの解放感。以前はお家が建っていて、屋根しか見えませんでした。


玄関から見ると、



 住まいをダウンサイジングする理由は、まだあります。加齢による機能の衰えを考慮しました。
 誕生日を前に健康診断を受けたら、10年前より身長が5センチも低くなっていました。
年々のサイズダウンに従って、どんどん高めの収納に手が届かなくなり(苦笑)結果が住まいのダウンサイジングでした。
家具の移動も負担に感じるようになり、大きな家具はほとんど処分し、今日も更に家具の処分に勤しんでいます。

 狭くなることに不安はありましたが、目から鱗の大収穫がありましたし、価値観が変わりました。
「年をとったら小さく住む」のがもっとも自分らしい。「ものに捉われない」大満足の毎日です。



コメント