8. メシヤを迎えるための背景と環境
我々は、ここで、メシヤを迎えるための準備期間であるこの二つの時代において、その時代的な背景と環境とが、各々どのようなかたちで造成されてきたかということについて、調べてみることにしよう
初臨のときには、神がその選民のために、メシヤが降臨される四三〇年前に、預言者マラキを遣わされて、メシヤが降臨されることを預言なさるとともに
一方においては、ユダヤ教を刷新して、メシヤを迎え得る選民としての準備をするようにされたのであった
また、異邦人たちに対しては、これとほとんど同時代に、インドの釈迦牟尼
(前五六五〜四八五)
によって印度教を発展せしめ、仏道の新しい土台を開拓するように道を運ばれたし
ギリシャでは、ソクラテス
(前四七〇〜三九九)
の手でギリシャ文化時代を開拓せしめ、また
東洋においては、孔子
(前五五二〜四七九)
によって儒教をもって人倫道徳を立てるようにされるなど
各々、その地方とその民族に適応する文化と宗教を立てられ
将来来られるメシヤを迎えるために必要な、心霊的準備をするように摂理されたのである
それゆえに、イエスはこのように準備された基台の上に来られ、キリスト教を中心として
ユダヤ教(Hebraism)
を整理し
ギリシャ文化(Hellenism)
および、仏教(Buddhism)
と儒教(Confucianism)
などの宗教を包摂することによって、その宗教と文化の全域を、一つのキリスト教文化圏内に統合しようとされたのである
イエスの初臨を前にして、メシヤ降臨に対する準備をするために摂理されたその環境造成の時代を、実体的な同時性をもって蕩減復帰するためにきた時代が、文芸復興時代であった
それゆえに、文芸復興時代は、メシヤ再降臨のためのその時代的な背景と環境とを造成するための時代であったのである
したがって、今日において、我々が見ているような、政治、経済、文化、科学など、あらゆる面における飛躍的な発展は
みなこの文芸復興時代から急激に始まって、再臨されるイエスを迎えることができる今日の時代的な背景と環境とを、成熟させてきたのである
すなわち、イエスのときには、ローマ帝国の勃興により
地中海を中心として形成された広大な政治的版図と
四方八方に発達した交通の便、そして
ギリシャ語を中心として形成された広範なる文化的版図などによって
キリストを中心とするイスラエル、イスラエルを中心とするローマ、ローマを中心とする世界へと
メシヤ思想が急速に拡張し得る平面的な基台が、既に造成されていたのであった
これと同じく、彼の再臨のときに当たる今日においても、列強の興隆により
自由を基盤とした民主主義の政治的版図が全世界的に広められているのであり
交通および通信の飛躍的な発達によって、東西の距離は極度に短縮され
また、言語と文化とが世界的に交流しあい
メシヤ再降臨のための思潮が、自由にかつ迅速に、全人類の胸底に流れこむことができるように、既に、その平面的版図が完全に造成されているのである
したがって、メシヤが再臨されれば、彼の真理と思想を急速度に伝播して、短時日の内に世界化することによって
これがそのまま適切な平面的基台になるであろうということはいうまでもない
原理講論 後編4 摂理的同時性から見た復帰摂理時代と復帰摂理延長時代-8
聖書と原理講論を学び
神様をはっきりと知り、神様に感謝し
神様をおそれ、神様を愛し
自分を愛するのと同じように隣人を愛し
勝利されたお父様とご子女様と一つになって責任を果たし
2020年 地上天国を完成させましょう

人格育成のための聖書を学ぶ順番
http://blog.goo.ne.jp/tomutomud2/e/85758817ac37682216a2d53e26bdba5d/?cid=b7047e75a70f13849454979bef3bb3ad&st=0
<十戒 ダイジェスト>旧約
❶ あなたは わたしのほかに 何ものをも神としてはならない
❷ あなたは 自分のために 刻んだ像を造ってはならない
❸ あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない
❹ 安息日を守ってこれを聖とせよ
❺ あなたの父と母とを敬え
❻ あなたは殺してはならない
❼ あなたは姦淫してはならない
❽ あなたは盗んではならない
❾ あなたは隣人について偽証してはならない
➓ あなたは隣人の妻を むさぼってはならない、またすべて隣人のものを ほしがってはならない
詳細は申命記5章で
http://blog.goo.ne.jp/tomutomud2/e/b254b17c2ddd239eb2d8777060a8b997/?cid=0cc7c6b3d6099daf1eb4cfeb6b5c3996&st=0
<イエス様の答え>新約
「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」
イエスは言われた、
「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」
彼は言った、
「どのいましめですか」
イエスは言われた、
「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』
また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」
マタイによる福音書 19章 より
よく言っておく
天地が滅び行くまでは、律法の一点、一画もすたることはなく、ことごとく全うされるのである
マタイによる福音書 5章より
<良心宣言>成約完成
良心は両親に勝る
良心は先生に勝る
良心は神様に勝る
神様と人の為に生きる人生は、神様が約束された栄光への道
統一教会の混乱克服の為の基本的な理解
テーマ 月別
http://ameblo.jp/tomutomud/themetop.html
聖書と原理講論を学びましょう
原理講論 聖書 神様教会