3. 士師時代と教区長制キリスト教会時代
第二節 士師時代と教区長制キリスト教会時代
モーセの使命を継承したヨシュアが、イスラエルの選民を導いてカナンの地に入ったのち
オテニエル士師をはじめとした、十二士師のあとに引き続いて、サムソン、エリ、サムエルに至るまで
合わせて十五士師が、イスラエルを指導した四〇〇年間を、士師時代というのである
彼ら士師たちは、次の時代において分担された預言者と祭司長と国王の使命を、すべて兼任していたのであった
それゆえに、ユダヤ教の封建社会は、このときから始まったのである
このような士師時代を、実体的な同時性をもって蕩減復帰する時代である新約時代の教区長制のキリスト教会時代においても
教区長たちは、キリスト教信徒を指導するという面において、士師のそれに該当する職分を帯びていたのである
イエス以前の時代では、第一イスラエルを中心として、霊肉合わせて「メシヤのための基台」を造成してきたので
政治と経済と宗教とが、一人の指導者のもとに統率されていたのである
しかし、イエス以後の路程においては、既に造成された「メシヤのための霊的基台」の上で、霊的な「王の王」であられるイエスを中心として、霊的な王国を建設するようになったので
新約時代における第二イスラエルからなるキリスト教界は
復活されたイエスを王として信奉する、一つの国土のない霊的な王国であった
教区長は、このような霊的な王国建設において、士師と同じ使命をもっていたので
ときには、預言者にもならなければならず、あるときには、祭司長の役割を、そして、またあるときには、教区を統治する国王のような使命をも果たさなければならなかったのである
このようなわけで、キリスト教の封建社会は、このときから始まったのであった
士師時代においては、サタンの世界であるエジプトから出発したイスラエル民族が、みな荒野で倒れてしまい
そこで生まれた彼らの子孫たちだけが、エジプト以来たった二人の生き残りであるヨシュアとカレブの導きに従い、カナンの地に入ってのち
各部族に分配された新しい土地で、士師を中心として新しい選民を形成し、イスラエル封建社会の土台を築きあげたのである
これと同じく、教区長制キリスト教会時代においても、キリスト教は、サタンの世界であるローマ帝国から解放されてのち
四世紀に、蒙古族の一派であるフン族の西侵により西ヨーロッパに移動してきたゲルマン民族に、福音を伝えることによって
西ヨーロッパの新しい土地で、ゲルマン民族を新しい選民として立て、キリスト教封建社会の土台を形成したのであった
エジプトを出発したイスラエル民族のカナン復帰路程において「実体基台」をつくるために
幕屋を、メシヤの象徴体であると同時に、アベルを代理する条件物として立てたという事実は、既に、モーセを中心とした復帰摂理で詳しく論じたはずである
ゆえに、士師時代におけるイスラエル民族は、士師たちの指導に従って、幕屋から下されるみ旨のみを信奉しなければならなかったのであるが
彼らはカナンの七族を滅ぼさないで、そのままにしておいたので
彼らから悪習を習い、偶像を崇拝するようになってしまい
その結果、彼らの信仰に、大きな混乱を引き起こしたのである
これと同じく、教区長制キリスト教会時代においても、キリスト教信徒たちは、教区長の指導に従い、メシヤの形象体であると同時に、アベルを代理する条件物である、教会のみ旨のみを信奉しなければならなかったのであるが
彼らはゲルマン民族から異教の影響を受けたために、彼らの信仰に、大きな混乱を引き起こすようになったのである
原理講論 後編4 摂理的同時性から見た復帰摂理時代と復帰摂理延長時代-3
聖書と原理講論を学び
神様をはっきりと知り、神様に感謝し
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人格育成のための聖書を学ぶ順番
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<十戒 ダイジェスト>旧約
❶ あなたは わたしのほかに 何ものをも神としてはならない
❷ あなたは 自分のために 刻んだ像を造ってはならない
❸ あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない
❹ 安息日を守ってこれを聖とせよ
❺ あなたの父と母とを敬え
❻ あなたは殺してはならない
❼ あなたは姦淫してはならない
❽ あなたは盗んではならない
❾ あなたは隣人について偽証してはならない
➓ あなたは隣人の妻を むさぼってはならない、またすべて隣人のものを ほしがってはならない
詳細は申命記5章で
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<イエス様の答え>新約
「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」
イエスは言われた、
「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」
彼は言った、
「どのいましめですか」
イエスは言われた、
「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』
また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」
マタイによる福音書 19章 より
よく言っておく
天地が滅び行くまでは、律法の一点、一画もすたることはなく、ことごとく全うされるのである
マタイによる福音書 5章より
<良心宣言>成約完成
良心は両親に勝る
良心は先生に勝る
良心は神様に勝る
神様と人の為に生きる人生は、神様が約束された栄光への道
統一教会の混乱克服の為の基本的な理解
テーマ 月別
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