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生命の言葉

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サムエル16 油をそそいだ日から主の霊はダビデの上に臨み、サウルを離れた

2016-01-06 13:26:18 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上16章

さて主はサムエルに言われた

「わたしがすでにサウルを捨てて、イスラエルの王位から退けたのに、あなたはいつまで彼のために悲しむのか

角に油を満たし、それをもって行きなさい

あなたをベツレヘムびとエッサイのもとにつかわします

わたしはその子たちのうちにひとりの王を捜し得たからである」

サムエルは言った

「どうしてわたしは行くことができましょう

サウルがそれを聞けば、わたしを殺すでしょう」

主は言われた

「一頭の子牛を引いていって、『主に犠牲をささげるためにきました』と言いなさい

そしてエッサイを犠牲の場所に呼びなさい

その時わたしはあなたのすることを示します

わたしがあなたに告げる人に油を注がなければならない」

サムエルは主が命じられたようにして、ベツレヘムへ行った

町の長老たちは、恐れながら出て、彼を迎え

「穏やかな事のためにこられたのですか」と言った

サムエルは言った、「穏やかな事のためです

わたしは主に犠牲をささげるためにきました

身をきよめて、犠牲の場所にわたしと共にきてください」

そしてサムエルはエッサイとその子たちをきよめて犠牲の場に招いた

彼らがきた時、サムエルはエリアブを見て

「自分の前にいるこの人こそ、主が油をそそがれる人だ」

と思った。 しかし主はサムエルに言われた

「顔かたちや身のたけを見てはならない

わたしはすでにその人を捨てた

わたしが見るところは人とは異なる

人は外の顔かたちを見、主は心を見る」

そこでエッサイはアビナダブを呼んでサムエルの前を通らせた。サムエルは言った

「主が選ばれたのはこの人でもない」

エッサイはシャンマを通らせたが、サムエルは言った

「主が選ばれたのはこの人でもない」

エッサイは七人の子にサムエルの前を通らせたが、サムエルはエッサイに言った

「主が選ばれたのはこの人たちではない」

サムエルはエッサイに言った

「あなたのむすこたちは皆ここにいますか」

彼は言った、「まだ末の子が残っていますが羊を飼っています」

サムエルはエッサイに言った

「人をやって彼を連れてきなさい。彼がここに来るまで、われわれは食卓につきません」

そこで人をやって彼をつれてきた

彼は血色のよい、目のきれいな、姿の美しい人であった

主は言われた

「立ってこれに油をそそげ。これがその人である」

サムエルは油の角をとって、その兄弟たちの中で、彼に油をそそいだ

この日からのち、主の霊は、はげしくダビデの上に臨んだ

そしてサムエルは立ってラマへ行った

さて主の霊はサウルを離れ、主から来る悪霊が彼を悩ました

サウルの家来たちは彼に言った

「ごらんなさい。神から来る悪霊があなたを悩ましているのです

どうぞ、われわれの主君が、あなたの前に仕えている家来たちに命じて、じょうずに琴をひく者ひとりを捜させてください

神から来る悪霊があなたに臨む時、彼が手で琴をひくならば、あなたは良くなられるでしょう」

そこでサウルは家来たちに言った

「じょうずに琴をひく者を捜して、わたしのもとに連れてきなさい」

その時、ひとりの若者がこたえた

「わたしはベツレヘムびとエッサイの子を見ましたが、琴がじょうずで、勇気もあり、いくさびとで、弁舌にひいで、姿の美しい人です

また主が彼と共におられます」

そこでサウルはエッサイのもとに使者をつかわして言った

「羊を飼っているあなたの子ダビデをわたしのもとによこしなさい」

エッサイは、ろばにパンを負わせ、皮袋にいれたぶどう酒一袋と、やぎの子とを取って、その子ダビデの手によってサウルに送った

ダビデはサウルのもとにきて、彼に仕えた

サウルはひじょうにこれを愛して、その武器を執る者とした

またサウルは人をつかわしてエッサイに言った

「ダビデをわたしに仕えさせてください。彼はわたしの心にかないました」

神から出る悪霊がサウルに臨む時、ダビデは琴をとり、手でそれをひくと、サウルは気が静まり、良くなって、悪霊は彼を離れた

サムエル記上16章



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サムエル15 主のことばを捨てたので、王の位から退けられた

2016-01-05 22:46:29 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上15章

さて、サムエルはサウルに言った

「主は、わたしをつかわし、あなたに油をそそいで、その民イスラエルの王とされました

それゆえ、今、主の言葉を聞きなさい

万軍の主は、こう仰せられる

『わたしは、アマレクがイスラエルにした事、すなわちイスラエルがエジプトから上ってきた時

その途中で敵対したことについて彼らを罰するであろう

今、行ってアマレクを撃ち、そのすべての持ち物を滅ぼしつくせ

彼らをゆるすな

男も女も、幼な子も乳飲み子も、牛も羊も、らくだも、ろばも皆、殺せ』」

サウルは民を呼び集め、テライムで人数を調べたところ、歩兵は二十万、ユダの人は一万であった

そしてサウルはアマレクの町へ行って、谷に兵を伏せた

サウルはケニびとに言った

「さあ、あなたがたはアマレクびとを離れて、下っていってください

彼らと一緒にあなたがたを滅ぼすようなことがあってはならない

あなたがたは、イスラエルの人々がエジプトから上ってきた時、親切にしてくれたのですから」

そこでケニびとはアマレクびとを離れて行った

サウルはアマレクびとを撃って、ハビラからエジプトの東にあるシュルにまで及んだ

そしてアマレクびとの王アガグをいけどり、つるぎをもってその民をことごとく滅ぼした

しかしサウルと民はアガグをゆるし、また羊と牛の最も良いもの、肥えたものならびに小羊と、すべての良いものを残し

それらを滅ぼし尽すことを好まず、ただ値うちのない、つまらない物を滅ぼし尽した

「わたしはサウルを王としたことを悔いる

彼がそむいて、わたしに従わず、わたしの言葉を行わなかったからである」

サムエルは怒って、夜通し、主に呼ばわった

そして朝サウルに会うため、早く起きたが、サムエルに告げる人があった

「サウルはカルメルにきて、自分のために戦勝記念碑を建て、身をかえして進み、ギルガルへ下って行きました」

サムエルがサウルのもとへ来ると、サウルは彼に言った

「どうぞ、主があなたを祝福されますように

わたしは主の言葉を実行しました」

サムエルは言った

「それならば、わたしの耳にはいる、この羊の声と、わたしの聞く牛の声は、いったい、なんですか」

サウルは言った

「人々がアマレクびとの所から引いてきたのです

民は、あなたの神、主にささげるために、羊と牛の最も良いものを残したのです

そのほかは、われわれが滅ぼし尽しました」

サムエルはサウルに言った

「おやめなさい

昨夜、主がわたしに言われたことを、あなたに告げましょう」

サウルは彼に言った

「言ってください」

サムエルは言った

「たとい、自分では小さいと思っても、あなたはイスラエルの諸部族の長ではありませんか

主はあなたに油を注いでイスラエルの王とされた

そして主はあなたに使命を授け、つかわして言われた

『行って、罪びとなるアマレクびとを滅ぼし尽せ

彼らを皆殺しにするまで戦え』

それであるのに、どうしてあなたは主の声に聞き従わないで、ぶんどり物にとびかかり、主の目の前に悪をおこなったのですか」

サウルはサムエルに言った

「わたしは主の声に聞き従い、主がつかわされた使命を帯びて行き、アマレクの王アガグを連れてきて、アマレクびとを滅ぼし尽しました

しかし民は滅ぼし尽すべきもののうち最も良いものを、ギルガルで、あなたの神、主にささげるため、ぶんどり物のうちから羊と牛を取りました」

サムエルは言った

「主はそのみ言葉に聞き従う事を喜ばれるように、燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか

見よ、従うことは犠牲にまさり、聞くことは雄羊の脂肪にまさる

そむくことは占いの罪に等しく、強情は偶像礼拝の罪に等しいからである

あなたが主のことばを捨てたので、主もまたあなたを捨てて、王の位から退けられた」

サウルはサムエルに言った

「わたしは主の命令とあなたの言葉にそむいて罪を犯しました

民を恐れて、その声に聞き従ったからです

どうぞ、今わたしの罪をゆるし、わたしと一緒に帰って、主を拝ませてください」

サムエルはサウルに言った

「あなたと一緒に帰りません

あなたが主の言葉を捨てたので、主もあなたを捨てて、イスラエルの王位から退けられたからです」

こうしてサムエルが去ろうとして身をかえした時、サウルがサムエルの上着のすそを捕えたので、それは裂けた

サムエルは彼に言った

「主はきょう、あなたからイスラエルの王国を裂き、もっと良いあなたの隣人に与えられた

またイスラエルの栄光は偽ることもなく、悔いることもない

彼は人ではないから悔いることはない」

サウルは言った

「わたしは罪を犯しましたが、どうぞ、民の長老たち、およびイスラエルの前で、わたしを尊び、わたしと一緒に帰って、あなたの神、主を拝ませてください」

そこでサムエルはサウルのあとについて帰った

そしてサウルは主を拝んだ。 時にサムエルは言った

「わたしの所にアマレクびとの王アガグを引いてきなさい」

アガグはうれしそうにサムエルの所にきた

アガグは「死の苦しみはきっと過ぎ去ったのだ」と思った

サムエルは言った

「あなたのつるぎは多くの女に子供を失わせた

そのようにあなたの母も女のうちで最も無惨に子供を失う者となるであろう」

サムエルはギルガルで主の前に、アガグを寸断した

そしてサムエルはラマに行き、サウルは故郷のギベアに上って、その家に帰った

サムエルは死ぬ日まで、二度とサウルを見なかった

しかしサムエルはサウルのために悲しんだ

また主はサウルをイスラエルの王としたことを悔いられた

サムエル記上15章



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サムエル14 サウルの一生の間、ペリシテびとと激しい戦いがあった

2016-01-05 22:33:35 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上14章

ある日、サウルの子ヨナタンは、その武器を執る若者に

「さあ、われわれは向こう側の、ペリシテびとの先陣へ渡って行こう」と言った

しかしヨナタンは父には告げなかった

サウルはギベアのはずれで、ミグロンにある、ざくろの木の下にとどまっていたが、共にいた民はおおよそ六百人であった

またアヒヤはエポデを身に着けて共にいた

アヒヤはアヒトブの子、アヒトブはイカボデの兄弟、イカボデはピネハスの子、ピネハスはシロにおいて主の祭司であったエリの子である

民はヨナタンが出かけることを知らなかった

ヨナタンがペリシテびとの先陣に渡って行こうとする渡りには、一方に険しい岩があり、他方にも険しい岩があり、一方の名をボゼヅといい、他方の名をセネといった

岩の一つはミクマシの前にあって北にあり、一つはゲバの前にあって南にあった

ヨナタンはその武器を執る若者に言った

「さあ、われわれは、この割礼なき者どもの先陣へ渡って行こう。主がわれわれのために何か行われるであろう

多くの人をもって救うのも、少ない人をもって救うのも、主にとっては、なんの妨げもないからである」

武器を執る者は彼に言った

「あなたの望みどおりにしなさい。わたしは一緒にいます。わたしはあなたと同じ心です」

ヨナタンはまた言った

「われわれは、あの人々の所に渡っていって、彼らに身を現そう

そして、もし彼らがわれわれに

『こちらから行くまで待て』

と言うならば、われわれはその場にとどまり、彼らの所に上っていかないであろう

しかし、もし彼らが

『われわれのところへ上ってこい』

と言うならば、われわれは上って行こう

主が彼らをわれわれの手に渡されるからである

これをもってしるしとしよう」

こうしてふたりはペリシテびとの先陣に、その身を現したので、ペリシテびとは言った

「見よ、ヘブルびとが、隠れていた穴から出てくる」

先陣の人々はヨナタンと、その武器を執る者に叫んで言った

「われわれのところに上ってこい。目に、もの見せてくれよう」

ヨナタンは、その武器を執る者に言った

「わたしのあとについて上ってきなさい。主は彼らをイスラエルの手に渡されたのだ」

そしてヨナタンはよじ登り、武器を執る者もそのあとについて登った

ペリシテびとはヨナタンの前に倒れた

武器を執る者も、あとについていってペリシテびとを殺した

ヨナタンとその武器を執る者とが、手始めに殺したものは、おおよそ二十人であって、このことは一くびきの牛の耕す畑のおおよそ半分の内で行われた

そして陣営にいる者、野にいるもの、およびすべての民は恐怖に襲われ、先陣のもの、および略奪隊までも、恐れおののいた

また地は震い動き、非常に大きな恐怖となった

ベニヤミンのギベアにいたサウルの番兵たちが見ると、ペリシテびとの群衆はくずれて右往左往していた

その時サウルは、共にいる民に言った

「人数を調べて、われわれのうちのだれが出て行ったかを見よ」

人数を調べたところ、ヨナタンとその武器を執る者とがそこにいなかった。 サウルはアヒヤに言った

「エポデをここに持ってきなさい」

その時、アヒヤはイスラエルの人々の前でエポデを身に着けていたからである

サウルが祭司に語っている間にも、ペリシテびとの陣営の騒ぎはますます大きくなったので、サウルは祭司に言った

「手を引きなさい」

こうしてサウルおよび共にいる民は皆、集まって戦いに出た

ペリシテびとはつるぎをもって同志打ちしたので、非常に大きな混乱となった

また先にペリシテびとと共にいて、彼らと共に陣営にきていたヘブルびとたちも、翻ってサウルおよびヨナタンと共にいるイスラエルびとにつくようになった

またエフライムの山地に身を隠していたイスラエルびとたちも皆、ペリシテびとが逃げると聞いて、彼らもまた戦いに出て、それを追撃した

こうして主はその日イスラエルを救われた

そして戦いはベテアベンに移った

しかしその日イスラエルの人々は苦しんだ。これはサウルが民に誓わせて

「夕方まで、わたしが敵にあだを返すまで、食物を食べる者は、のろわれる」と言ったからである

それゆえ民のうちには、ひとりも食物を口にしたものはなかった

ところで、民がみな森の中にはいると、地のおもてに蜜があった

民は森にはいった時、蜜のしたたっているのを見た

しかしだれもそれを手に取って口につけるものがなかった

民が誓いを恐れたからである

しかしヨナタンは、父が民に誓わせたことを聞かなかったので、手を伸べてつえの先を蜜ばちの巣に浸し、手に取って口につけた

すると彼は目がはっきりした。 その時、民のひとりが言った

「あなたの父は、かたく民に誓わせて『きょう、食物を食べる者は、のろわれる』と言われました。それで民は疲れているのです」

ヨナタンは言った

「父は国を悩ませました。ごらんなさい。この蜜をすこしなめたばかりで、わたしの目がこんなに、はっきりしたではありませんか

まして、民がきょう敵からぶんどった物を、じゅうぶん食べていたならば、さらに多くのペリシテびとを殺していたでしょうに」

その日イスラエルびとは、ペリシテびとを撃って、ミクマシからアヤロンに及んだ

そして民は、ひじょうに疲れたので、 ぶんどり物に、はせかかって、羊、牛、子牛を取って、それを地の上に殺し、血のままでそれを食べた

人々はサウルに言った

「民は血のままで食べて、主に罪を犯しています」

サウルは言った

「あなたがたはそむいている。この所へ、わたしのもとに大きな石をころがしてきなさい」

サウルはまた言った

「あなたがたは分れて、民の中にはいって、彼らに言いなさい

『おのおの牛または、羊を引いてきてここでほふって食べなさい

血のままで食べて、主に罪を犯してはならない』」

そこで民は皆、その夜、おのおの牛を引いてきて、それを、その所でほふった

こうしてサウルは主に一つの祭壇を築いた

これはサウルが主のために築いた最初の祭壇である

サウルは言った

「われわれは夜のうちにペリシテびとを追って下り、夜明けまで彼らをかすめて、ひとりも残らぬようにしよう」

人々は言った

「良いと思われることを、なんでもしてください」

しかし祭司は言った

「われわれは、ここで、神に尋ねましょう」

そこでサウルは神に伺った

「わたしはペリシテびとを追って下るべきでしょうか

あなたは彼らをイスラエルの手に渡されるでしょうか」

しかし神はその日は答えられなかった。 そこでサウルは言った

「民の長たちよ、みなこの所に近よりなさい。あなたがたは、よく見きわめて、きょうのこの罪が起きたわけを知らなければならない

イスラエルを救う主は生きておられる

たとい、それがわたしの子ヨナタンであっても、必ず死ななければならない」

しかし民のうちにはひとりも、これに答えるものがいなかった

サウルはイスラエルのすべての人に言った

「あなたがたは向こう側にいなさい。わたしとわたしの子ヨナタンはこちら側にいましょう」

民はサウルに言った

「良いと思われることをしてください」

そこでサウルは言った

「イスラエルの神、主よ、あなたはきょう、なにゆえしもべに答えられなかったのですか

もしこの罪がわたしにあるか、またはわたしの子ヨナタンにあるのでしたら、イスラエルの神、主よ、ウリムをお与えください

しかし、もしこの罪が、あなたの民イスラエルにあるのでしたらトンミムをお与えください」

こうしてヨナタンとサウルとが、くじに当り、民はのがれた

サウルは言った

「わたしか、わたしの子ヨナタンかを決めるために、くじを引きなさい」

くじはヨナタンに当った。 サウルはヨナタンに言った

「あなたがしたことを、わたしに言いなさい」

ヨナタンは言った

「わたしは確かに手にあったつえの先に少しばかりの蜜をつけて、なめました。わたしはここにいます。死は覚悟しています」

サウルは言った

「神がわたしをいくえにも罰してくださるように。ヨナタンよ、あなたは必ず死ななければならない」

その時、民はサウルに言った

「イスラエルのうちにこの大いなる勝利をもたらしたヨナタンが死ななければならないのですか

決してそうではありません

主は生きておられます。ヨナタンの髪の毛一すじも地に落してはなりません。彼は神と共にきょう働いたのです」

こうして民はヨナタンを救ったので彼は死を免れた

サウルはペリシテびとを追うことをやめて引きあげ、ペリシテびとはその国へ帰った

サウルはイスラエルの王となって、周囲のもろもろの敵、すなわちモアブ、アンモンの人々、エドム、ゾバの王たちおよびペリシテびとと戦い、すべて向かう所で勝利を得た

サウルは勇ましく働き、アマレクびとを撃って、イスラエルびとを略奪者の手から救い出した

さて、サウルのむすこたちはヨナタン、エスイ、およびマルキシュアである

ふたりの娘の名は次のとおりである

すなわち姉の名はメラブ、妹の名はミカルである

サウルの妻の名はアヒノアムといい、アヒマアズの娘である

また軍の長の名はアブネルといい、サウルのおじネルの子である

サウルの父キシとアブネルの父ネルとは、アビエルの子である

サウルの一生の間、ペリシテびとと激しい戦いがあった

サウルは力の強い人や勇気のある人を見るごとに、それを召しかかえた

サムエル記上14章



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サムエル13 サウルの不信、あなたの王国は続かないであろう

2016-01-05 22:18:59 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上13章

サウルは三十歳で王の位につき、二年イスラエルを治めた

さてサウルはイスラエルびと三千を選んだ

二千はサウルと共にミクマシ、およびベテルの山地におり

一千はヨナタンと共にベニヤミンのギベアにいた

サウルはその他の民を、おのおの、その天幕に帰らせた

ヨナタンは、ゲバにあるペリシテびとの守備兵を敗った

ペリシテびとはそのことを聞いた

そこで、サウルは国中に、あまねく角笛を吹きならして言わせた

「ヘブルびとよ、聞け」

イスラエルの人は皆、サウルがペリシテびとの守備兵を敗ったこと

そしてイスラエルがペリシテびとに憎まれるようになったことを聞いた

こうして民は召されて、ギルガルのサウルのもとに集まった

ペリシテびとはイスラエルと戦うために集まった

戦車三千、騎兵六千、民は浜べの砂のように多かった

彼らは上ってきて、ベテアベンの東のミクマシに陣を張った

イスラエルびとは、ひどく圧迫され、味方が危くなったのを見て、ほら穴に、縦穴に、岩に、墓に、ため池に身を隠した

また、あるヘブルびとはヨルダンを渡って、ガドとギレアデの地へ行った

しかしサウルはなおギルガルにいて、民はみな、ふるえながら彼に従った

サウルは、サムエルが定めたように、七日のあいだ待ったが、サムエルがギルガルにこなかったので、民は彼を離れて散って行った

そこでサウルは言った

「燔祭と酬恩祭をわたしの所に持ってきなさい」

こうして彼は燔祭をささげた

その燔祭をささげ終ると、サムエルがきた

サウルはあいさつをしようと、彼を迎えに出た

その時サムエルは言った

「あなたは何をしたのですか」

サウルは言った

「民はわたしを離れて散って行き、あなたは定まった日のうちにこられないのに

ペリシテびとがミクマシに集まったのを見たので

わたしは、ペリシテびとが今にも、ギルガルに下ってきて、わたしを襲うかも知れないのに

わたしはまだ主の恵みを求めることをしていないと思い

やむを得ず燔祭をささげました」

サムエルはサウルに言った

「あなたは愚かなことをした。あなたは、あなたの神、主の命じられた命令を守らなかった

もし守ったならば、主は今あなたの王国を長くイスラエルの上に確保されたであろう

しかし今は、あなたの王国は続かないであろう

主は自分の心にかなう人を求めて、その人に民の君となることを命じられた

あなたが主の命じられた事を守らなかったからである」

こうしてサムエルは立って、ギルガルからベニヤミンのギベアに上っていった

サウルは共にいる民を数えてみたが、おおよそ六百人あった

サウルとその子ヨナタン、ならびに、共にいる民は、ベニヤミンのゲバにおり

ペリシテびとはミクマシに陣を張っていた

そしてペリシテびとの陣から三つの部隊にわかれた略奪隊が出てきて

一部隊はオフラの方に向かって、シュアルの地に行き

一部隊はベテホロンの方に向かい

一部隊は荒野の方のゼボイムの谷を見おろす境の方に向かった

そのころ、イスラエルの地にはどこにも鉄工がいなかった

ペリシテびとが「ヘブルびとはつるぎも、やりも造ってはならない」と言ったからである

ただしイスラエルの人は皆、そのすきざき、くわ、おの、かまに刃をつけるときは、ペリシテびとの所へ下って行った

すきざきと、くわのための料金は一ピムであり、おのに刃をつけるのと、とげのあるむちを直すのは三分の一シケルであった

それでこの戦いの日には、サウルおよびヨナタンと共にいた民の手には、つるぎもやりもなく、ただサウルとその子ヨナタンとがそれを持っていた

ペリシテびとの先陣はミクマシの渡りに進み出た

サムエル記上13章



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サムエル12 あなたがたは、ただ主を恐れ、心をつくして、誠実に主に仕えなければならない

2016-01-05 12:12:16 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上12章

サムエルはイスラエルの人々に言った

「見よ、わたしは、あなたがたの言葉に聞き従って、あなたがたの上に王を立てた

見よ王は今、あなたがたの前に歩む

わたしは年老いて髪は白くなった

わたしの子らもあなたがたと共にいる

わたしは若い時から、きょうまで、あなたがたの前に歩んだ

わたしはここにいる

主の前と、その油そそがれた者の前に、わたしを訴えよ

わたしが、だれの牛を取ったか。だれのろばを取ったか

だれを欺いたか

だれをしえたげたか

だれの手から、まいないを取って、自分の目をくらましたか

もしそのようなことがあれば、わたしはそれを、あなたがたに償おう」

彼らは言った

「あなたは、われわれを欺いたことも、しえたげたこともありません
また人の手から何も取ったことはありません」

サムエルは彼らに言った

「あなたがたが、わたしの手のうちに、なんの不正をも見いださないことを、主はあなたがたにあかしされる

その油そそがれた者も、きょうそれをあかしする」

彼らは言った

「あかしされます」

サムエルは民に言った

「モーセとアロンを立てて、あなたがたの先祖をエジプトの地から導き出された主が証人です

それゆえ、あなたがたは今、立ちなさい

わたしは主が、あなたがたとあなたがたの先祖のために行われたすべての救のわざについて、主の前に、あなたがたと論じよう

ヤコブがエジプトに行って、エジプトびとが、彼らを、しえたげた時、あなたがたの先祖は主に呼ばわったので、主はモーセとアロンをつかわされた

そこで彼らは、あなたがたの先祖をエジプトから導き出して、この所に住まわせた

しかし、彼らがその神、主を忘れたので、主は彼らをハゾルの王ヤビンの軍の長シセラの手に渡し、またペリシテびとの手とモアブの王の手にわたされた

そこで彼らがイスラエルを攻めたので、 民は主に呼ばわって言った

『われわれは主を捨て、バアルとアシタロテに仕えて、罪を犯しました

今、われわれを敵の手から救い出してください。われわれはあなたに仕えます』

主はエルバアルとバラクとエフタとサムエルをつかわして、あなたがたを周囲の敵の手から救い出されたので、あなたがたは安らかに住むことができた

ところが、アンモンびとの王ナハシが攻めてくるのを見たとき、あなたがたの神、主があなたがたの王であるのに、あなたがたはわたしに

『いいえ、われわれを治める王がなければならない』

と言った

それゆえ、今あなたがたの選んだ王、あなたがたが求めた王を見なさい

主はあなたがたの上に王を立てられた

もし、あなたがたが主を恐れ、主に仕えて、その声に聞き従い、主の戒めにそむかず、あなたがたも、あなたがたを治める王も共に、あなたがたの神、主に従うならば、それで良い

しかし、もしあなたがたが主の声に聞き従わず、主の戒めにそむくならば、主の手は、あなたがたとあなたがたの王を攻めるであろう

それゆえ、今、あなたがたは立って、主が、あなたがたの目の前で行われる、この大いなる事を見なさい

きょうは小麦刈の時ではないか

わたしは主に呼ばわるであろう

そのとき主は雷と雨を下して、あなたがたが王を求めて、主の前に犯した罪の大いなることを見させ、また知らせられるであろう」

そしてサムエルが主に呼ばわったので、主はその日、雷と雨を下された

民は皆ひじょうに主とサムエルとを恐れた

民はみなサムエルに言った

「しもべらのために、あなたの神、主に祈って、われわれの死なないようにしてください

われわれは、もろもろの罪を犯した上に、また王を求めて、悪を加えました」

サムエルは民に言った

「恐れることはない

あなたがたは、このすべての悪をおこなった

しかし主に従うことをやめず、心をつくして主に仕えなさい

むなしい物に迷って行ってはならない

それは、あなたがたを助けることも救うこともできないむなしいものだからである

主は、その大いなる名のゆえに、その民を捨てられないであろう

主が、あなたがたを自分の民とすることを良しとされるからである

また、わたしは、あなたがたのために祈ることをやめて主に罪を犯すことは、けっしてしないであろう

わたしはまた良い、正しい道を、あなたがたに教えるであろう

あなたがたは、ただ主を恐れ、心をつくして、誠実に主に仕えなければならない

そして主がどんなに大きいことをあなたがたのためにされたかを考えなければならない

しかし、あなたがたが、なおも悪を行うならば、あなたがたも、あなたがたの王も、共に滅ぼされるであろう

サムエル記上12章



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聖書を完読しよう248
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