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生命の言葉

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サムエル21 祭司はダビデに聖別したパンを与えた

2016-01-06 15:37:29 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上21章

ダビデはノブに行き、祭司アヒメレクのところへ行った

アヒメレクはおののきながらダビデを迎えて言った

「どうしてあなたはひとりですか。だれも供がいないのですか」

ダビデは祭司アヒメレクに言った

「王がわたしに一つの事を命じて

『わたしがおまえをつかわしてさせる事、またわたしが命じたことについては、何をも人に知らせてはならない』

と言われました、そこでわたしは、ある場所に若者たちを待たせてあります

ところで今あなたの手もとにパン五個でもあれば、それをわたしにください

なければなんでも、あるものをください」

祭司はダビデに答えて言った

「常のパンはわたしの手もとにありません

ただその若者たちが女を慎んでさえいたのでしたら、聖別したパンがあります」

ダビデは祭司に答えた

「わたしが戦いに出るいつもの時のように、われわれはたしかに女たちを近づけていません

若者たちの器は、常の旅であったとしても、清いのです

まして、きょう、彼らの器は清くないでしょうか」

そこで祭司は彼に聖別したパンを与えた

その所に、供えのパンのほかにパンがなく、このパンは、これを取り下げる日に、あたたかいパンと置きかえるため、主の前から取り下げたものである

その日、その所に、サウルのしもべのひとりが、主の前に留め置かれていた

その名はドエグといい、エドムびとであって、サウルの牧者の長であった

ダビデはまたアヒメレクに言った

「ここに、あなたの手もとに、やりかつるぎがありませんか

王の事が急を要したので、わたしはつるぎも武器も持ってこなかったのです」

祭司は言った

「あなたがエラの谷で殺したペリシテびとゴリアテのつるぎが、布に包んでエポデのうしろにあります

もしあなたがこれを取ろうとおもわれるなら、お取りください

ここにはそのほかにはありません」

ダビデは言った

「それにまさるものはありません。それをわたしにください」

ダビデはその日サウルを恐れて、立ってガテの王アキシのところへ逃げて行った

アキシの家来たちはアキシに言った

「これはあの国の王ダビデではありませんか

人々が踊りながら、互に歌いかわして

『サウルは千を撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した』

と言ったのは、この人のことではありませんか」

ダビデは、これらの言葉を心におき、ガテの王アキシを、ひじょうに恐れたので、 人々の前で、わざと挙動を変え、捕えられて気違いのふりをし、門のとびらを打ちたたき、よだれを流して、ひげに伝わらせた

アキシは家来たちに言った

「あなたがたの見るように、この人は気違いだ

どうして彼をわたしの所へ連れてきたのか

わたしに気違いが必要なのか

この者を連れてきて、わたしの前で狂わせようというのか

この者をわたしの家へ入れようとするのか」

サムエル記上21章



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サムエル20 ヨナタンは父がダビデを殺そうと、心に決めているのを知った

2016-01-06 15:27:11 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上20章

ダビデはラマのナヨテから逃げてきて、ヨナタンに言った

「わたしが何をし、どのような悪いことがあり、あなたの父の前にどんな罪を犯したので、わたしを殺そうとされるのでしょうか」

ヨナタンは彼に言った

「決して殺されることはありません

父は事の大小を問わず、わたしに告げないですることはありません

どうして父がわたしにその事を隠しましょう

そのようなことはありません」

しかしダビデは答えた

「あなたの父は、わたしがあなたの好意をえていることをよく知っておられます。それで

『ヨナタンが悲しむことのないように、これを知らせないでおこう』

と思っておられるのです。しかし、主は生きておられ、あなたの魂は生きています。わたしと死との間は、ただ一歩です」

ヨナタンはダビデに言った

「あなたが言われることはなんでもします」

ダビデはヨナタンに言った

「あすは、ついたちですから、わたしは王と一緒に食事をしなければなりません

しかしわたしを行かせて三日目の夕方まで、野原に隠れることを許してください

もしあなたの父がわたしのことを尋ねられるならば、その時、言ってください

『ダビデはふるさとの町ベツレヘムへ急いで行くことを許してくださいと、しきりにわたしに求めました

そこで全家の年祭があるからです』

もし彼が「良し」と言われるなら、しもべは安全ですが、怒られるなら、わたしに害を加える決心でおられるのを知ってください

あなたは、主の前で、しもべと契約を結んでくださいました

それでどうぞしもべにいつくしみを施してください

しかし、もしわたしに悪いことがあるならば、あなた自らわたしを殺してください

どうしてあなたの父のもとへわたしを引いていかなければならないでしょう」

ヨナタンは言った

「そのようなことは決してありません

父があなたに害を加える決心をしていることがわたしにわかっているならば

わたしはそれをあなたに告げないでおきましょうか」

ダビデはヨナタンに言った

「あなたの父が荒々しくあなたに答えられる時、だれがわたしに告げるでしょうか」

ヨナタンはダビデに言った

「さあ、野原へ出ていこう」

こうしてふたりは野原へ出て行った

そしてヨナタンはダビデに言った

「イスラエルの神、主が、証人です。明日か明後日の今ごろ、わたしが父の心を探って、父がダビデに対して良いのを見ながら、人をつかわしてあなたに知らせないようなことをするでしょうか

しかし、もし父があなたに害を加えようと思っているのに、それをあなたに知らせず、あなたを逃がして、安全に去らせないならば、主よ、どうぞ幾重にも、このヨナタンを罰してください

どうぞ主が父と共におられたように、あなたと共におられますように

もしわたしがなお生きながらえているならば、主のいつくしみをわたしに施し、死を免れさせてください

またわたしの家をも、長くあなたのいつくしみにあずからせてください

主がダビデの敵をことごとく地のおもてから断ち滅ぼされる時、 ヨナタンの名をダビデの家から絶やさないでください

どうぞ主がダビデの敵に、あだを返されるように」

そしてヨナタンは重ねてダビデに誓わせた

彼を愛したからである

ヨナタンは自分の命のように彼を愛していた

ヨナタンはダビデに言った

「あすはついたちです。あなたの席があいているので、どうしたのかと尋ねられるでしょう

三日目には、きびしく尋ねられるでしょうから、先にあなたが隠れた場所へ行って、向こうの石塚のかたわらにいてください

わたしは的を射るようにして、矢を三本、そのそばに放ちます

そして、『行って矢を捜してきなさい』と言って子供をつかわしましょう

わたしが子供に、『矢は手前にある。それを取ってきなさい』と言うならば、その時あなたはきてください

主が生きておられるように、あなたは安全で、何も危険がないからです

しかしわたしがその子供に、『矢は向こうにある』と言うならば、その時、あなたは去って行きなさい

主があなたを去らせられるのです

あなたとわたしとで話しあった事については、主が常にあなたとわたしとの間におられます」

そこでダビデは野原に身を隠した

さて、ついたちになったので、王は食事をするため席に着いた

王はいつものように壁寄りに席に着き、ヨナタンはその向かい側の席に着き、アブネルはサウルの横の席に着いたが、ダビデの場所にはだれもいなかった

ところがその日サウルは何も言わなかった

「彼に何か起って汚れたのだろう。きっと汚れたのにちがいない」と思ったからである

しかし、ふつか目すなわち、ついたちの明くる日も、ダビデの場所はあいていたので、サウルは、その子ヨナタンに言った

「どうしてエッサイの子は、きのうもきょうも食事にこないのか」

ヨナタンはサウルに答えた

「ダビデは、ベツレヘムへ行くことを許してくださいと、しきりにわたしに求めました

彼は言いました

『わたしに行かせてください

われわれの一族が町で祭をするので、兄がわたしに来るようにと命じました

それでもし、あなたの前に恵みを得ますならば、どうぞ、わたしに行くことを許し、兄弟たちに会わせてください』

それで彼は王の食卓にこなかったのです」

その時サウルはヨナタンにむかって怒りを発し、彼に言った

「あなたは心の曲った、そむく女の産んだ子だ

あなたがエッサイの子を選んで、自分の身をはずかしめ、また母の身をはずかしめていることをわたしが知らないと思うのか

エッサイの子がこの世に生きながらえている間は、あなたも、あなたの王国も堅く立っていくことはできない

それゆえ今、人をつかわして、彼をわたしのもとに連れてこさせなさい

彼は必ず死ななければならない」

ヨナタンは父サウルに答えた

「どうして彼は殺されなければならないのですか

彼は何をしたのですか」

ところがサウルはヨナタンを撃とうとして、やりを彼に向かって振り上げたので、ヨナタンは父がダビデを殺そうと、心に決めているのを知った

ヨナタンは激しく怒って席を立ち、その月のふつかには食事をしなかった

父がダビデをはずかしめたので、ダビデのために憂えたからである

あくる朝、ヨナタンは、ひとりの小さい子供を連れて、ダビデと打ち合わせたように野原に出て行った

そしてその子供に言った

「走って行って、わたしの射る矢を捜しなさい」

子供が走って行く間に、ヨナタンは矢を彼の前の方に放った

そして子供が、ヨナタンの放った矢のところへ行った時、ヨナタンは子供のうしろから呼ばわって

「矢は向こうにあるではないか」

と言った

ヨナタンはまた、その子供のうしろから呼ばわって言った

「早くせよ、急げ。とどまるな」

その子供は矢を拾い集めて主人ヨナタンのもとにきた

しかし子供は何も知らず、ヨナタンとダビデだけがそのことを知っていた

ヨナタンは自分の武器をその子供に渡して言った

「あなたはこれを町へ運んで行きなさい」

子供が行ってしまうとダビデは石塚のかたわらをはなれて立ちいで、地にひれ伏して三度敬礼した

そして、ふたりは互に口づけし、互に泣いた

やがてダビデは心が落ち着いた

その時ヨナタンはダビデに言った

「無事に行きなさい、われわれふたりは

『主が常にわたしとあなたの間におられ、また、わたしの子孫とあなたの子孫の間におられる』

と言って、主の名をさして誓ったのです」

こうしてダビデは立ち去り、ヨナタンは町にはいった

サムエル記上20章



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サムエル19 サウルは家来たちにダビデを殺すようにと言った

2016-01-06 15:18:02 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上19章

サウルはその子ヨナタンおよびすべての家来たちにダビデを殺すようにと言った

しかしサウルの子ヨナタンは深くダビデを愛していた

ヨナタンはダビデに言った

「父サウルはあなたを殺そうとしています

それゆえあすの朝、気をつけて、わからない場所に身を隠していてください

わたしは出て行って、あなたがいる野原で父のかたわらに立ち、父にあなたのことを話しましょう

そして、何かわたしにわかれば、あなたに告げましょう」

ヨナタンは父サウルにダビデのことをほめて言った

「王よ、どうか家来ダビデに対して罪を犯さないでください

彼は、あなたに罪を犯さず、また彼のしたことは、あなたのためになることでした。 彼は命をかけて、あのペリシテびとを殺し、主はイスラエルの人々に大いなる勝利を与えられたのです

あなたはそれを見て喜ばれました

それであるのに、どうしてゆえなくダビデを殺し、罪なき者の血を流して罪を犯そうとされるのですか」

サウルはヨナタンの言葉を聞きいれた。そしてサウルは誓った

「主は生きておられる

わたしは決して彼を殺さない」

ヨナタンはダビデを呼んでこれらのことをみなダビデに告げた

そしてヨナタンがダビデをサウルのもとに連れてきたので、ダビデは、もとのようにサウルの前にいた

ところがまた戦争がおこって、ダビデは出てペリシテびとと戦い、大いに彼らを殺したので、彼らはその前から逃げ去った

さてサウルが家にいて手にやりを持ってすわっていた時、主から来る悪霊がサウルに臨んだので

ダビデは琴をひいていたが、 サウルはそのやりをもってダビデを壁に刺し通そうとした

しかし彼はサウルの前に身をかわしたので、やりは壁につきささった

そしてダビデは逃げ去った

その夜、サウルはダビデの家に使者たちをつかわして見張りをさせ、朝になって彼を殺させようとした

しかしダビデの妻ミカルはダビデに言った

「もし今夜のうちに、あなたが自分の命を救わないならば、あすは殺されるでしょう」

そしてミカルがダビデを窓からつりおろしたので、彼は逃げ去った

ミカルは一つの像をとって、寝床の上に横たえ、その頭にやぎの毛の網をかけ、着物をもってそれをおおった

サウルはダビデを捕えるため使者たちをつかわしたが、彼女は言った

「あの人は病気です」

そこでサウルは、ダビデを見させようと使者たちをつかわして言った

「彼を寝床のまま、わたしの所に連れてきなさい。わたしが彼を殺そう」

使者たちがはいって見ると、寝床には像が横たえてあって、その頭には、やぎの毛の網がかけてあった

サウルはミカルに言った

「あなたはどうして、このようにわたしを欺いて、わたしの敵を逃がしたのか」

ミカルはサウルに答えた

「あの人はわたしに『逃がしてくれ。さもないと、おまえを殺す』と言いました」

ダビデは逃げ去り、ラマにいるサムエルのもとへ行って、サウルが自分にしたすべてのことを彼に告げた

そしてダビデとサムエルは行ってナヨテに住んだ

ある人がサウルに「ダビデはラマのナヨテにいます」と告げたので、 サウルは、ダビデを捕えるために、使者たちをつかわした

彼らは預言者の一群が預言していて、サムエルが、そのうちの、かしらとなって立っているのを見たが、その時、神の霊はサウルの使者たちにも臨んで、彼らもまた預言した

サウルは、このことを聞いて、他の使者たちをつかわしたが、彼らもまた預言した。サウルは三たび使者たちをつかわしたが、彼らもまた預言した

そこでサウルはみずからラマに行き、セクの大井戸に着いた時、問うて言った

「サムエルとダビデは、どこにおるか」

ひとりの人が答えた

「彼らはラマのナヨテにいます」

そこでサウルはそこからラマのナヨテに行ったが、神の霊はまた彼にも臨んで、彼はラマのナヨテに着くまで歩きながら預言した

そして彼もまた着物を脱いで、同じようにサムエルの前で預言し、一日一夜、裸で倒れ伏していた

人々が「サウルもまた預言者たちのうちにいるのか」というのはこのためである

サムエル記上19章



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サムエル18 サウルはペリシテびとの手でダビデを殺そうと思った

2016-01-06 15:09:16 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上18章

ダビデがサウルに語り終えた時、ヨナタンの心はダビデの心に結びつき、ヨナタンは自分の命のようにダビデを愛した

この日、サウルはダビデを召しかかえて、父の家に帰らせなかった

ヨナタンとダビデとは契約を結んだ

ヨナタンが自分の命のようにダビデを愛したからである

ヨナタンは自分が着ていた上着を脱いでダビデに与えた

また、そのいくさ衣、およびつるぎも弓も帯も、そのようにした

ダビデはどこでもサウルがつかわす所に出て行って、てがらを立てたので、サウルは彼を兵の隊長とした

それはすべての民の心にかない、またサウルの家来たちの心にもかなった

人々が引き揚げてきた時、すなわちダビデが、かのペリシテびとを殺して帰った時、女たちはイスラエルの町々から出てきて、手鼓と祝い歌と三糸の琴をもって、歌いつ舞いつ、サウル王を迎えた

女たちは踊りながら互に歌いかわした

「サウルは千を撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した」

サウルは、ひじょうに怒り、この言葉に気を悪くして言った

「ダビデには万と言い、わたしには千と言う

この上、彼に与えるものは、国のほかないではないか」

サウルは、この日からのちダビデをうかがった

次の日、神から来る悪霊がサウルにはげしく臨んで、サウルが家の中で狂いわめいたので、ダビデは、いつものように、手で琴をひいた

その時、サウルの手にやりがあったので、 サウルは

「ダビデを壁に刺し通そう」と思って、そのやりをふり上げた

しかしダビデは二度身をかわしてサウルを避けた

主がサウルを離れて、ダビデと共におられたので、サウルはダビデを恐れた

それゆえサウルは、ダビデを遠ざけて、千人の長としたので、ダビデは民の先に立って出入りした。 またダビデは、すべてそのすることに、てがらを立てた

主が共におられたからである。 サウルはダビデが大きなてがらを立てるのを見て彼を恐れたが、 イスラエルとユダのすべての人はダビデを愛した

彼が民の先に立って出入りしたからである

その時サウルはダビデに言った

「わたしの長女メラブを、あなたに妻として与えよう

ただ、あなたはわたしのために勇ましく、主の戦いを戦いなさい」

サウルは「自分の手で彼を殺さないで、ペリシテびとの手で殺そう」と思ったからである

ダビデはサウルに言った

「わたしは何者なのでしょう。わたしの親族、わたしの父の一族はイスラエルのうちで何者なのでしょう

そのわたしが、どうして王のむこになることができましょう」

しかしサウルの娘メラブは、ダビデにとつぐべき時になって、メホラびとアデリエルに妻として与えられた

サウルの娘ミカルはダビデを愛した

人々がそれをサウルに告げたとき、サウルはその事を喜んだ

サウルは「ミカルを彼に与えて、彼を欺く手だてとし、ペリシテびとの手で彼を殺そう」

と思ったので、サウルはふたたびダビデに言った

「あなたを、きょう、わたしのむこにします」

そしてサウルは家来たちに命じた

「ひそかにダビデに言いなさい

『王はあなたが気に入り、王の家来たちも皆あなたを愛しています

それゆえ王のむこになりなさい』」

そこでサウルの家来たちはこの言葉をダビデの耳に語ったので、ダビデは言った

「わたしのような貧しく、卑しい者が、王のむこになることは、あなたがたには、たやすいことと思われますか」

サウルの家来たちはサウルに

「ダビデはこう言った」と告げた

サウルは言った、「あなたがたはダビデにこう言いなさい

『王はなにも結納を望まれない。ただペリシテびとの陽の皮一百を獲て、王のあだを討つことを望まれる』」

これはサウルが、ダビデをペリシテびとの手によって倒そうと思ったからである

サウルの家来たちが、この言葉をダビデに告げた時、ダビデは王のむこになることを良しとした

そして定めた日がまだこないうちに、 ダビデは従者をつれて、立って行き

ペリシテびと二百人を殺して、その陽の皮を携え帰り、王のむこになるために、それをことごとく王にささげた

そこでサウルは娘ミカルを彼に妻として与えた

しかしサウルは見て、主がダビデと共におられること、またイスラエルのすべての人がダビデを愛するのを知った時、 サウルは、ますますダビデを恐れた

こうしてサウルは絶えずダビデに敵した

さてペリシテびとの君たちが攻めてきたが、ダビデは、彼らが攻めてくるごとに

サウルのどの家来よりも多くのてがらを立てたので、その名はひじょうに尊敬された

サムエル記上18章



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サムエル17 わたしは万軍の主、神の名によって、おまえに立ち向かう

2016-01-06 14:59:06 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上17章

さてペリシテびとは、軍を集めて戦おうとし、ユダに属するソコに集まって、ソコとアゼカの間にあるエペス・ダミムに陣取った

サウルとイスラエルの人々は集まってエラの谷に陣取り、ペリシテびとに対して戦列をしいた

ペリシテびとは向こうの山の上に立ち、イスラエルはこちらの山の上に立った

その間に谷があった

時に、ペリシテびとの陣から、ガテのゴリアテという名の、戦いをいどむ者が出てきた

身のたけは六キュビト半

頭には青銅のかぶとを頂き、身には、うろことじのよろいを着ていた

そのよろいは青銅で重さ五千シケル

また足には青銅のすね当を着け、肩には青銅の投げやりを背負っていた

手に持っているやりの柄は、機の巻棒のようであり、やりの穂の鉄は六百シケルであった

彼の前には、盾を執る者が進んだ

ゴリアテは立ってイスラエルの戦列に向かって叫んだ

「なにゆえ戦列をつくって出てきたのか

わたしはペリシテびと、おまえたちはサウルの家来ではないか

おまえたちから、ひとりを選んで、わたしのところへ下ってこさせよ

もしその人が戦ってわたしを殺すことができたら、われわれはおまえたちの家来となる

しかしわたしが勝ってその人を殺したら、おまえたちは、われわれの家来になって仕えなければならない」

またこのペリシテびとは言った

「わたしは、きょうイスラエルの戦列にいどむ。ひとりを出して、わたしと戦わせよ」

サウルとイスラエルのすべての人は、ペリシテびとのこの言葉を聞いて驚き、ひじょうに恐れた

さて、ダビデはユダのベツレヘムにいたエフラタびとエッサイという名の人の子で、この人に八人の子があったが、サウルの世には年が進んで、すでに年老いていた

エッサイの子らのうち、上の三人はサウルに従って戦争に出た

その戦いに出た三人の子の名は、長子をエリアブといい、次をアビナダブといい、第三をシャンマと言った

ダビデは末の子であって、兄三人はサウルにしたがった

ダビデはサウルの所から行ったりきたりして、ベツレヘムで父の羊を飼っていた

あのペリシテびとは四十日の間、朝夕出てきて、彼らの前に立った

時に、エッサイはその子ダビデに言った

「兄たちのため、このいり麦一エパと、この十個のパンをとって、急いで陣営にいる兄の所へ持っていきなさい

またこの十の乾酪を取って、千人の長にもって行き、兄たちの安否を見とどけて、そのしるしをもらってきなさい」

さてサウルと彼らおよびイスラエルのすべての人は、エラの谷でペリシテびとと戦っていた

ダビデは朝はやく起きて、羊を番人に託し、エッサイが命じたように食料品を携えて行った

彼が陣営に着いた時、軍勢は、ときの声をあげて戦線に出ようとしていた

そしてイスラエルとペリシテびととは戦列を敷いて、軍と軍と向き合った

ダビデは荷物をおろして、荷物を守る者にあずけ、戦列の方へ走って、兄たちの所へ行き、彼らの安否を尋ねた

兄たちと語っている時、ペリシテびとの戦列から、ガテのペリシテびとで、名をゴリアテという

あの戦いをいどむ者が上ってきて、前と同じ言葉を言ったので、ダビデはそれを聞いた

イスラエルのすべての人は、その人を見て、避けて逃げ、ひじょうに恐れた

イスラエルの人々はまた言った

「あなたがたは、あの上ってきた人を見たか。確かにイスラエルにいどむために上ってきたのだ

彼を殺す人は、王が大いなる富を与えて富ませ、その娘を与え、その父の家にはイスラエルのうちで税を免れさせるであろう」

ダビデはかたわらに立っている人々に言った

「このペリシテびとを殺し、イスラエルの恥をすすぐ人には、どうされるのですか

この割礼なきペリシテびとは何者なので、生ける神の軍をいどむのか」

民は前と同じように

「彼を殺す人にはこうされるであろう」と答えた

上の兄エリアブはダビデが人々と語るのを聞いて、ダビデに向かい怒りを発して言った

「なんのために下ってきたのか。野にいるわずかの羊はだれに託したのか

あなたのわがままと悪い心はわかっている

戦いを見るために下ってきたのだ」

ダビデは言った

「わたしが今、何をしたというのですか。ただひと言いっただけではありませんか」

またふり向いて、ほかの人に前のように語ったところ、民はまた同じように答えた

人々はダビデの語った言葉を聞いて、それをサウルに告げたので、サウルは彼を呼び寄せた

ダビデはサウルに言った

「だれも彼のゆえに気を落してはなりません

しもべが行ってあのペリシテびとと戦いましょう」

サウルはダビデに言った

「行って、あのペリシテびとと戦うことはできない

あなたは年少だが、彼は若い時からの軍人だからです」

しかしダビデはサウルに言った

「しもべは父の羊を飼っていたのですが、しし、あるいはくまがきて、群れの小羊を取った時

わたしはそのあとを追って、これを撃ち、小羊をその口から救いだしました

その獣がわたしにとびかかってきた時は、ひげをつかまえて、それを撃ち殺しました

しもべはすでに、ししと、くまを殺しました

この割礼なきペリシテびとも、生ける神の軍をいどんだのですから、あの獣の一頭のようになるでしょう」

ダビデはまた言った

「ししのつめ、くまのつめからわたしを救い出された主は、またわたしを、このペリシテびとの手から救い出されるでしょう」

サウルはダビデに言った

「行きなさい。どうぞ主があなたと共におられるように」

そしてサウルは自分のいくさ衣をダビデに着せ、青銅のかぶとを、その頭にかぶらせ

また、うろことじのよろいを身にまとわせた

ダビデは、いくさ衣の上に、つるぎを帯びて行こうとしたが、できなかった

それに慣れていなかったからである

そこでダビデはサウルに言った

「わたしはこれらのものを着けていくことはできません。慣れていないからです」

ダビデはそれらを脱ぎすて、手につえをとり

谷間からなめらかな石五個を選びとって自分の持っている羊飼の袋に入れ

手に石投げを執って、あのペリシテびとに近づいた

そのペリシテびとは進んできてダビデに近づいた

そのたてを執る者が彼の前にいた

ペリシテびとは見まわしてダビデを見、これを侮った

まだ若くて血色がよく、姿が美しかったからである

ペリシテびとはダビデに言った

「つえを持って、向かってくるが、わたしは犬なのか」

ペリシテびとは、また神々の名によってダビデをのろった

ペリシテびとはダビデに言った

「さあ、向かってこい。おまえの肉を、空の鳥、野の獣のえじきにしてくれよう」

ダビデはペリシテびとに言った

「おまえはつるぎと、やりと、投げやりを持って、わたしに向かってくるが

わたしは万軍の主の名、すなわち、おまえがいどんだ、イスラエルの軍の神の名によって、おまえに立ち向かう

きょう、主は、おまえをわたしの手にわたされるであろう

わたしは、おまえを撃って、首をはね、ペリシテびとの軍勢の死かばねを、きょう

空の鳥、地の野獣のえじきにし、イスラエルに、神がおられることを全地に知らせよう

またこの全会衆も、主は救を施すのに、つるぎとやりを用いられないことを知るであろう

この戦いは主の戦いであって、主がわれわれの手におまえたちを渡されるからである」

そのペリシテびとが立ち上がり、近づいてきてダビデに立ち向かったので

ダビデは急ぎ戦線に走り出て、ペリシテびとに立ち向かった

ダビデは手を袋に入れて、その中から一つの石を取り、石投げで投げて

ペリシテびとの額を撃ったので、石はその額に突き入り、うつむきに地に倒れた

こうしてダビデは石投げと石をもってペリシテびとに勝ち、ペリシテびとを撃って、これを殺した

ダビデの手につるぎがなかったので、 ダビデは走りよってペリシテびとの上に乗り

そのつるぎを取って、さやから抜きはなし、それをもって彼を殺し、その首をはねた

ペリシテの人々は、その勇士が死んだのを見て逃げた

イスラエルとユダの人々は立ちあがり、ときをあげて、ペリシテびとを追撃し、ガテおよびエクロンの門にまで及んだ

そのためペリシテびとの負傷者は、シャライムからガテおよびエクロンに行く道の上に倒れた

イスラエルの人々はペリシテびとの追撃を終えて帰り、その陣営を略奪した

ダビデは、あのペリシテびとの首を取ってエルサレムへ持って行ったが、その武器は自分の天幕に置いた

サウルはダビデがあのペリシテびとに向かって出ていくのを見て、軍の長アブネルに言った

「アブネルよ、この若者はだれの子か」

アブネルは言った

「王よ、あなたのいのちにかけて誓います。わたしは知らないのです」

王は言った

「この若者がだれの子か、尋ねてみよ」

ダビデが、あのペリシテびとを殺して帰ってきた時

アブネルは、ペリシテびとの首を手に持っている彼を、サウルの前に連れて行った

サウルは彼に言った

「若者よ、あなたはだれの子か」

ダビデは答えた

「あなたのしもべ、ベツレヘムびとエッサイの子です」

サムエル記上17章



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聖書を完読しよう253
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