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ユーさんのつぶやき

徒然なるままに日暮らしパソコンに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴るブログ

価値あるもの

2006-01-05 | 徒然草
生命は見えない
見えないが自分は生きている
だから生命は存在する

精神は見えない
見えないが自分の精神は実感できる
だから精神は存在する

心は見えない
見えないが自分の心はいつも感じている
だから心は存在する

この年になって
やっと
見えないものの価値が見えてくる
そこには見えるものより大切な価値がある


元旦の計

2006-01-03 | 徒然草
三人の盲人が居た
一人が象の耳を撫でて 象はザラザラして絨毯みたいだと言った
一人が鼻を撫でて 象は中空のホースのように長いと言った
一人が足を撫でて 象は太い柱のようだと言った
3人はそれぞれ自分が手で触れたものを象だと言い張った

この1年 自分と言う盲人が自分を見て途方に暮れていた
ある時は 夢すら見ないグウタラだった
ある時は 夢だけで終わってしまう人間だった
ある時は 何とか人並みにその場を取り繕う人間だった
象を撫でる盲人のように 自分とは何かが分らぬまま1年が過ぎた

そして 正月を迎えた
案の定 今年こそはと思う気持ちが自分を襲った
何の変化も起こせなかった この1年を振り返り
憮然たる思いで 今 この現実を反省している
今年こそは 去年と違う年にしたい
今年こそは 自分が何であるか 何をしたいかを見極めたい
今年こそは それを行動に移す年としたい
正月が来るたびに 同じことを繰り返してはいるが
忘れた頃に正月が来るから それはそれで結構なことだ


コア・コンピタンス(自社の中核能力)を捉えて経営してますか?(2006.1.1)

2006-01-01 | 社長のサプリ
 今日は正月1日。景気よくオーソドックスな話をしてみたい。ハメルとプラハラードの主張する「コア・コンピタンス」の話だ。大企業では、この概念はすっかり定着しているが、中小では、まだ十分に広まっているとはいえないようだ。
 自社の事業をどう捉えるか。自社のコア・コンピタンス(中核能力)として、企業を商品別の単位で捉えるのではなく、企業が顧客に便益を提供することを可能にする技能と技術の集合体として考えるのだ。要するに、ホンダならオートバイメーカとして見るのではなく、エンジンと伝道機構の技術の会社と見るのだ。このように見ると、オートバイだけでなく、自動車、芝刈り機、園芸用トラクタ、船舶エンジン、発電機の開発、製造、販売、何でもござれの会社として成長できるのだ。事実、ホンダは、現在では、ただのオートバイ屋ではなくなっている。
 景気は再び拡大期に入った模様だ。自社のフロンティアを狭く考えないで、新分野にも目を広げよう。落下傘ではなく、自社のコア・コンピタンスが活用できる新分野に展開するのだ。会社は変わり続けることで、永遠の生命を維持できるのだ。
 社員個人も過去からの狭い専門領域に閉じこもることなく、自己のコア・コンピタンスを深め、拡大し、活用して、伸び伸びと活躍して欲しい。個人も、会社と同様に、平素からコア・コンピタンスを意識して充実させることだ。何かに焦点を当てた勉強と経験とを蓄積する。そして、それを自己の中核能力のレベルにまで進化させることが大切だ。