
これは、晴れた日の温度、湿度、CO2濃度、明るさのグラフです。
太陽が出て明るくなると、光合成が始まって、CO2濃度が下がって行きます。
温度も徐々に上がり、湿度は下がります。
こんな天気が続けば、トマトは順調に育ち、美味しくなるんです。でも、何だかこのところぐずついた天気が多いですね。暖かいと、トマトは赤くなるのですが、曇りや雨ではハウスの温度もあまり上がりません。もう少し晴れた日が続いて欲しいですね。
ハウスなら、天気に関わらず作物が出来ると思われがちなんですが、太陽が重要なんですよ。暖房機で温度を上げれば、トマトは赤くなりますが、光合成していないのに温度だけ上げたら、美味しいトマトにはなりませんよね。
環境制御と言っても、日射量以外の部分を制御して、光合成を高めるのが目的なんです。