HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

なんじゃ?

2011-11-13 20:35:51 | Weblog
 今宵は「なんじゃ?!」でござる。
 この木の生えているところは、蛍が飛び交うところで、拙者、今年は蛍に堪能したのでござる。
 しかし、この花が咲いている頃はまだ蛍が飛び交う時期ではなかったのでござる。

 前拙宅の近くに、「なんじゃもんじゃ」の木が2本生えてござったのだ。
 拙者、「なんじゃもんじゃ」の木というものをそれまで見たことがなかったのでござるからして、それを見たときには、まさに「なんじゃ?!ありゃー!?」と言ったのでござる。
 それこそ、「初夏というのに雪を被った木が2本!」というもので、びっくり仰天なのでござる。

 若葉を隠して白い花一色なのでござる。
 桜が葉の前に桜色一色になるのとはちょっと異なっているのでござるな。
 桜が春色と一緒に来るのでござり、「桜の季節でござる」とか「花見でござるな!」となるのでござるが、この木はちょっと違うのでござるな。
 山の新緑の世界に、突然雪の積もった木が現れるのでござる。

 それに驚いて、「なんじゃ?」という言葉へ、「「もんじゃ!」と応えたとか・・・・でござる。
 それで、「なんじゃもんじゃ」という名前になったとかならなかったとか、という説がござるらしいのだ。
 嘘か本当か、信じるか信じないかはあなた次第でござる。

 ところがでござるな。
 人というのは情けないものでござる。
 この木をずばりずばりと切り倒すのでござるな。
 情緒も情けも無いものでござるな。

 電力会社は、高圧線を通すだけのためにその下のものをすべて切り倒し刈り倒すのでござる。
 それは、鉄塔の立つところだけでなく、線の通る所とその幅より広く切り倒し借り倒すのでござる。
 それゆえ、遠くから見ると山肌に真っ直ぐ道路を通すような景色になっているのでござるな。

 その時に、おそらく「なんじゃもんじゃ」の木が何本か切り倒されたのでござろう。
 今残っているところから見るともう少々上の位置にあらねば、今の位置に「なんじゃもんじゃ」の木は無いように思えるのでござる。
 今残っているだけでも観光の1資産かと思えるのでござるからして、その山の尾根筋から田んぼのそばまで生えていれば、まさにその時期だけでもいい観光資源でござる。
 「なんじゃもんじゃ」という言葉だけでもいいと思うのでござる。

 まあ、電力会社というのは、人々の生活を人質のごとくに扱っている会社でござるのかして、そこに暮らす人の事はなんとも思わぬらしいのでござるな。
 これはその会社の現場で必死に働く人の事をいっているのではござらぬからして、決して誤解なされぬように、なのでござる。

 ということで、明日の心だ!