goo blog サービス終了のお知らせ 

TOLITON's WEB SITE

日記中心
 
情報提供(アニメ・映画・美術関係)

交流

永遠の憧れの女性 アン・シャーリー

2009-10-31 11:43:00 | 徒然なるままに
10月31日(土)

朝から今日もいい天気*(晴れ)*。自宅謹慎中のため、お買い物にも出られず、今日も家事を頑張るぞ~!と思っていたら、たまたまつけたTVで、興味深いアニメをやっていた。
『赤毛のアン』だと思っていたら、なんだか再放送でもリメイク版でもないらしい。最後まで見ていたら、『こんにちはアン』というタイトルが出た。

検索したら、
『「赤毛のアン」100周年を記念してモンゴメリ財団から依頼された児童文学作家バッジ・ウィルソンが執筆した作品。
アン・シャーリーが両親を失い、マシュウとマリラの兄妹に引き取られるまでの11年間を物語る。この原作を元にしたアニメ作品が『こんにちは アン 〜Before Green Gables』として日本でテレビアニメ化されている。』
と言うことだった。
末娘とTVを見ながら、『赤毛のアン』の話をしているうちに、自分の中学生時代が蘇ってきた。

私と『赤毛のアン』との出会いは、小学1年生のときに遡る。
父に買ってもらったその本は私のお気に入りだった。特に、りんご畑のシーンや、イチゴ酒には憧れた。特に、髪の毛を親友のダイアナのように黒く染めたかったのに、失敗して緑色の髪の毛になってしまい、長い髪の毛を切らなくてはならなかったシーンには私ももらい泣きしたっけ・・・。
当時の私は、ほっぺが目のふちまで真っ赤で、いつもからかわれてばかりいた。アンは髪の毛が真っ赤でそれを気にしていた。それだけでも親近感があったが、私と同じように空想好きなのがもっと気に入った。
当時の我家はけして裕福な方ではなく、リカちゃん人形も、クリスマスツリーも買ってはもらえなかったが、代わりに自分で着せ替え人形やドールハウスを作り、クリスマスツリーの絵を自分で描いていた。
近所の小さい子を集めては、自分の家の縁側を舞台にいろんな寸劇をやって魅せていたりした。
(父は、それが今の私に物作りの原点になっていると言うが・・・。)


その『赤毛のアン』に続編があることを知ったのは中学生になってからだった。
夢中になって何度も読み返した。自分でイメージイラストを描いた。物語に出てくるお菓子作りを実際にやってみたし、何よりプリンスエドワード島に憧れた。
当時の私の夢は、『自分に娘が出来たら、その娘も『赤毛のアン』のファンになって、娘と一緒にプリンスエドワード島に行くこと』だったっけ・・・。(勝手な夢)

思えば、中2の頃の私の将来の夢は、中学校の国語の先生になることだった。それも、『赤毛のアン』シリーズの『アンの青春』の影響が大きい。(当時は美術が嫌いだった。絵を描くのは好きだったが、授業が嫌いだった)

今、私は『アン・シリーズ』で言えば、『アンの娘リラ』の年代だ。物語では第一次世界大戦という重く暗い時代背景を生きているアンたちに比べ、私は平和な日本に生きている。

読書の秋。晩年のアンと同じ世代になった視点でもう一度『赤毛のアン』シリーズを読んでみようかと思う。
中学生の娘時代には気づけなかったことに、35年の時を超えて、新発見できるかもしれない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿