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エール、再会、そして約束

2009-07-18 19:48:00 | 徒然なるままに
7月18日(土)

今日は、中学校総合体育大会の応援に行った。
数ある運動部の中で、男子バスケット*(バスケ)*の応援に行ったのだが、惜敗というよりは惨敗に終わってしまった。
練習の時は面白いように入っていたシュートがなかなか入らない。
集中力が散漫になって、パスが出せない、外れる、受け取れない、相手ボールになってしまう・・・。
疲れてきて、声も手も足も前に出ない・・・。
思わぬ大差で敗れて、3年生の夏は終わった。
でも、それぞれに最後まで諦めずに戦い抜いた根性とファイトに拍手!!!
明日からは、受験モードに気持ちを切り替えて、今度こそ、勝利を手にするまで諦めないでがんばれ!!!

勤務校の試合の後、別会場で、私が1年生のときに担任した中学校の生徒達のチームが*(バスケ)*試合をしていたので駆けつけてみたら、こちらも、惜敗!
きっと勝ち上がって、2試合目なら間に合うか?と思っていたのだが・・・。
体育館の入り口で帰り支度の教え子たちに出会い、向こうから挨拶をしてきてくれた。
残念ながら、彼らの最後の試合は見ることができなかったけれど、私に気づいてくれた生徒が、体育館に残っていたメンバーを呼んできてくれて、しばし歓談。
さすがにバスケ部で、みんな大きくなっちゃって、1年生の面影が少しは残っているけれど、立派に3年生らしく見える!
「み~んな大きくなったねぇ~!」
いや、私が縮んだのか???
私の中ではみんなはいつまでもやんちゃ坊主の中1生なのに、後輩の前や保護者の方、監督に対しての態度が、なかなかしっかりしていて、その成長振りが嬉しい。なんといっても、私を覚えてくれていて、ちゃんと挨拶してくれるところがまた嬉しい。
たとえ、今は違う学校の先生と生徒でも、私の教え子には変わらない。それは彼らがきっとず~っと大人になっても。

帰り道、今度は、昨年度在籍していた学校に立ち寄った。
美術部は活動が終わって帰った後だったが、職員玄関の掲示板の7月の作品をみて、彼女らの頑張りがすごく伝わってきて嬉しくなった。
玄関先で、帰りがけの吹奏楽部*(ドラム)*の生徒達に声をかけられ、話しているうちに、次々と帰りがけの吹奏楽部の生徒達が集まってきてくれた。
みんな、悲鳴のような声を上げて、手を振りながら迎えてくれて、「嗚呼、やっぱり私はこの学校が好きだ」と思った。
「あなた達の音楽は、私のBGMで、あなた達の頑張りが、私の元気の素だったんだよ。それが聴かれなくなって、とっても寂しい。でも、みんなが頑張っているのは遠く離れていても分かっているから、きっと今年も金賞*(星)*をとってくれると信じているよ!」
そして、彼ら、彼女らは、予選、本線を勝ち抜いて、東関東大会出場を勝ち取ることを約束してくれた。
25日、彼らの鳥肌の立つような素晴らしい演奏を楽しみにしている。

私は1年契約の講師で、今まで小学校・中学校合わせて7校に赴任したが、どの学校も、生徒達も、皆思い出深い。
おそらく、1年しかいられないという思いもあって、自分では1年間で3年間分の勤務時間(残業・休日出勤を含む)を過ごし、授業の密度や生徒との関わりも作品やファイルを通して個人差はあるがコミュニケーションは取れていたと思う。
でも、悲しいかな、毎年何百人も教えて、やっと名前と顔が一致しだした頃に離任式を迎える。
そうすると半年も経つと半分以上の生徒と名前を忘れてしまうのだ。
街でばったり私服姿の卒業生に出逢っても、向こうから声をかけられても、とっさに名前が出てこなくて本当に申し訳ない。

街でばったり卒業生や前任校の生徒達に会うと、
「相変わらず元気で頑張ってますか?」
とよく言われる。
♪遠く、遠く離れていても、僕のことが分かるように、力いっぱい輝ける日をこの街で迎えたい。(by槇原敬之)
私はいつでもみんなの応援団長。
みんなの活躍や頑張りが私の元気の素であるように、私の元気と頑張りが、みんなの刺激になるように、頑張りつづけなくっちゃ!