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いつか、過去世の私に会いに・・・

2006-06-11 20:06:00 | 徒然なるままに
私の「過去世」は、ストーリーとしても面白く、感動してしまった。

けしてサクセスストーリーではなかったけれど、どの私も一生懸命生きていた。

前世の私の強い思いが、私の中に受け継いでいるのをすごく感じる。

昨日の夜、『チャングムの誓』を見ていたら、易経を学ぶと良いとチャングムが神童に言われているシーンを見て、とても興味を持った。

易経とは、占いではなく、『春の次には夏が来て、秋の次には冬がきて、やがてふただび春がめぐり来ると言うような自然の摂理』なのだそうだ。

医食同源がテーマの物語でもあり、病の因果関係を知る上でも自然の摂理を学ぶべきと言うことなのだろうか。

『過去世』を知って、私の中にも自然の摂理と宇宙のリズムがあることを知った。
私は私になるために大きな魂のつながりの中の今の私を生きている。
奇跡のような確率でこの世に生を受け、「命のバトン」を託されている。
私のこの世でなすべきことが分かると、今までのことも、今置かれている現状も、これから向かうべきところも自ずと繋がり、一連の輪になっていくことが分かってきた。

昔、向田邦子のエッセイを呼んだときの感覚に似てる。
バラバラに断片的にちりばめられた複線が、最後に一繋がりの首飾りになるような作風に。

そう思うと、一度しかない人生を精一杯充実させて、楽しまなくっちゃ!どんな出来事も、どんな人も自分を成長させるために出会うことになっていると思うと、今までの出会いも、今の関わりも、これからの出会いも、どれも愛おしく、大切で、楽しみに思えてくるから不思議だ。

そして、自分は守られている、愛されている、一人ではないという実感が、漠然とではあるけれど心の中に確信が持てると、気持ちに余裕ができて、人に優しい気持ちになれる。

いつか、時間を作って、かつて私だった人たちが生きていたであろう国や町を訪れてみようと思っている。
『私は元気です!私にバトンを渡してくれてありがとう。来世の私に素敵な魂のバトンタッチができるよう、今世をしっかり生きて行きます!』
と挨拶に行きたい。