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牛久シャトー(CHATEAU D.KAMIYA)で

2024年04月27日 | 写真

東京から1時間足らずの場所にワインの醸造所があるのをご存知か。常磐線牛久駅から徒歩10分足らずの場所に120年前に創設された煉瓦造りの醸造所がある。国の重要文化財で日本遺産に指定された明治時代の建物は、煉瓦造りで博物館や売店などが併設され、現在でも細々とワインの製造を行っているようだ。我が家からさほど遠くは無いので、季節、季節に散歩がてら訪れている。さすが時代を経たレンガ造の建物は重厚で、国をあげて西洋文化を取り込もうとした明治人の気概を感じさせる。そして、喜ばしいのは人が少ない。欧州の人から見て、日本酒の酒蔵は魅力があるだろうがワインの醸造所などはありふれた風景で古い煉瓦造りの建造物だってパリの街中に行けばいくらでもあるのだろう。外国人の姿は少ない。そして日本人の姿も少ない。桜の季節には敷地内に植えられた桜が咲き誇っていたが平日には訪れる人も少なかった。腰痛気味のジジイの散歩には人が少なくベンチも座り放題、このままひっそりと生きながらえて欲しい建物だが、維持費や管理費など考えるとそうもいかないのだろうな。この醸造所を作ったのは神谷傳兵衛、そう、浅草にある神谷バーと同じ会社の持ち物、そしてあの電気ブランが売店にあったような気がする。現在、牛久シャトーは神谷バーのオエノングループとは別の会社により運営されているようだ。

牛久シャトー
神谷バー



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