写真大好き I love photography

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稚内の港町1丁目は昭和の香り

2024年03月29日 | 北海道

チャキチャキの昭和生まれのジジイは懐かしの昭和の香りを嗅ぐとなんとも脳みその奥をくすぐられる。最北の街、稚内でそんな懐かしの昭和を味わう機会があった。街中で見慣れたたばこ屋の店先、ホーローでできた看板、親父が吸っていたピースの紺色の缶、ちょっとした街中には3本立ての映画館がありヤクザ映画やお笑い映画がかかっていた事も思い出す。最近は懐かしの昭和をテーマにしたテレビ番組も放映、遊園地にも昭和の街が再現され、若者が珍しがって楽しんでいるニュースも流れている。現実は下水道なんて整備されていない時代、ハエが飛び回り、タバコの吸い殻やガムのカスが道を汚し、立ち小便禁止の鳥居が壁に書いてあったりと雑多な時代でした。
 ハエ取り紙、殺虫剤、蚊取り線香どれも身の回りにあり、そうだ、蚊よけの蚊帳を吊ると嬉しくて中で枕投げをして怒られた。そんな記憶が蘇る稚内の港町1丁目でした。


はまなすの咲く頃

2024年03月17日 | 旅行

北海道の広い道を知床方面に走っているとき、昭和うまれのジジイがつい口元からあの歌を、そう、知床旅情の一節が口をついて思わず出てしまう。森繁久彌や加藤登紀子が歌ってヒットしていた頃、中古の軽自動車についた8トラックのカーステレオから森繁久彌の歌う知床旅情を聞きながら「知床の岬にハマナスが咲く頃〜」、歌いながらハマナスって、どんなナスだ、ナスの花は紫だったな、などと浜に咲くナスの花を想像していた。北海道の夏に車で旅をするようになって初めて海岸に咲くハマナスを見てやっと知床旅情の情景が目の前に広がったものだ。知床旅情の情景をイメージして撮ったのがこの夕陽の写真。でも待てよ、知床旅情の場所は羅臼、歌詞の中にも出てくる。羅臼から海に沈む夕陽は見ることができるのか?実はこの写真は北海道の日本海側で撮影した夕陽の写真でした。ピンクの可憐な花は北海道の夏の海岸を少しだけ華やかにしてくれる。

 


道の駅・象潟・ねむの丘、湯船から日本海の夕陽

2024年03月05日 | 道の駅

車旅が趣味で日本中を車で旅行しているので道の駅には大変お世話になっている。東北旅行では国道7号線にある道の駅・象潟が好きで何回もお世話になっている。雄大な鳥海山を望み、日本海が目の前に広がるロケーションはここの1番の売りだ。そしてこの道の駅には日本海に沈みゆく夕陽を眺めながらゆったり湯に浸かれる入浴施設が併設されている。道の駅象潟・ねむの丘の4階にある日帰り温泉「眺海の湯」だ。建物の4階にあり日本海を一望できる湯船、天気が良ければ日本海に沈みゆく夕陽を眺めながら疲れを癒すことができる。また、国道7号の向かい側には日本海まで雄大に裾野を伸ばした鳥海山が手が届くほどの距離で鎮座している。山好きで温泉好きのジジイにとって贅沢な場所となっている。また、地場の名品を扱う売店などもあり、駐車場も大きめ、足湯も併設されている。

道の駅象潟ねむの里HP

国道7号線の向こうには雄大な鳥海山を望む

4回には日本海が眼前に広がる展望風呂がある


春を告げる花、ミモザが開花

2024年03月03日 | 写真

寒い日が続きますね。今日は0度近くまで冷え込みました。でも、春は間違いなく近づいてきます。また、あの酷暑の夏が延々と続くことを考えると季節が早くすすむのが嫌になりますが、春はやはり待ち遠しい季節です。良い天気に誘われジジイの日課である散歩で一際目についたのが、我が家の近くの家に植えられているミモザの花が開花し満開になっている事。春を告げる花ですね。別名アカシアとも言いますが黄色の小さな鞠のよう花が木一杯に咲き誇っています。昭和に生きてきたジジイには西田左知子が歌ったアカシアの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい・・・・の歌が浮かんだりして、懐かしいやら歌詞とミモザの花との関連が思い浮かばなかったり、少しの間ミモザの花を眺めておりました。今年も、もう少しすると桜が咲き乱れ、木々が芽吹く季節を迎える、なんとなく華やいだ気分になれるのは、生い先短いジジイの感傷なんですかね。