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ポンコツがポンコツを修繕

2024年06月18日 | 音楽ブログ
 もう何十年も使っていたCDプレーヤーが壊れてしまった。1988年製だ。我が家にはまだ何百枚かCDがあり、たまに思い出しては音楽を聴いていたのだがとうとうCDを読み取れなくなり、セットしたCDも取り出せない状況に至った。電源は入るがボタンを押しても動かず。トントン叩けば動くかとやってみたもののうんともすんとも音沙汰なし。
 ネットで調べてみると同型の機械を修理した動画を発見、ジジイでも直せるのかと挑戦してみた。まずは蓋を開けてみると可動部分が見えるので電源を入れてその辺の動きそうな部分を触ってみるとCDトレーが動き、取り合えずCDを取り出せた。結果としては1週間、稼働部分の古いグリス取り除いたり、新しいシリコングリスを塗り、オイルをさし、ゴムベルトを交換、やっと動くようになった。元々どうせ動かなくなった機械だしダメもとでとやってみたがジジイと同じに少々老い先が延びたようだ。まあ、ジジイには金はなくても取り合えずの暇がある。
 老い先が短いとはいえポンコツジジイがなんとかポンコツマシンの修繕にトライして我が家のCDが聴ける状態にはなった。しかし、アナログのレコードは構造が単純なだけに再生も簡単に行えるがCDはそうはいかない。レコードのデジタル化より先にCDの中身を保存することを考えなければと考えている。

ここまでバラすと戻せるか不安に
このあたりまで分解すると2度とは出来ん


SAKURA SONG

2024年04月24日 | 音楽ブログ

実際は過ぎてしまったが、さくらの季節になった。家の周辺も一通り咲き終わり、今は八重さくらがきれいに咲いて、心地よい日々が続く、と思いきや25度を超えそうな日があったり15度を下回る日がきたり、地球温暖化の影響なのか今年もこれから暑い夏に向かう。桜の咲いている姿を見て毎年思い出す曲がある。桜をテーマにした曲は沢山あるが不思議とこの曲の演奏が頭の中に流れ出す。最近は温暖化で3月中旬には桜の季節になり春があっという間に過ぎ夏になってしまう。今年も真夏日、熱帯夜の日々が続くのかと思うとうんざりするが取り合えず春の音楽を聴き、夏の事は忘れて。

ユーチューブでも聴けるので下記にリンクを貼っておきます。

さくらのうたー福田洋介、大阪

残念ながらさくらの歌ではなく演奏なんですね。2012年の全国吹奏楽コンクールの課題曲だった曲です。

 

 

 


ジジイも涙、HEART BEAT(YOASOBI)

2024年04月16日 | 音楽ブログ

 昭和生まれのジジイは高度成長期からバブルの時代を経験し体も心も音楽も昭和が身についている。歌は美空ひばりや裕次郎、かぐや姫を心とカラオケの支えに生きてきた。
 そんなジジイだが、流石に昨年から今年にかけて体にガタがきて入院、手術と大病を患うことになった。入院中にスマホで音楽を聴くことが増えたので自宅に戻ってからもアマゾンミュージックやYOUTUBEで無料の音楽を聴いていた。
 そんなある日、YOUTUBEで見つけたのがYOASOBIのHEART BEATという曲だった。NHKの特番での一コマみたいだが18歳の若者1000人と共同でYOASOBIが新しい曲を作り、全員で歌ったのがHEART BEATだ。何気なく聴いているうちに涙が溢れてきたのは歳をとり涙もろくなったせいばかりでは無い。思春期の心の葛藤や現実社会との乖離、親との気持ちのすれ違いなど歌詞の中に込められた若者1000人の想いが歌う姿に現れていることに感動したのかもしれない。若者たち一人一人が涙を浮かべ歌っている姿にもらい泣きしたのかも知れない。そしてYOASOBIの曲作りや歌唱力にも感動した次第。

オフィシャルからユーチューブに投稿されているので気になる方は下記リンクからどうぞ。最近、コンサートでの模様もUPされました

YOASOBI  HEART BEAT Official Music Video

コンサートでのHEART BEAT 『YOASOBI ZEPP TOUR 2024 "POP OUT"』

NHK18フェスからの投稿


レコードの音は良い?

2023年12月24日 | 音楽ブログ

↑レコードを再生した時のグラフ


懐かしの昭和の音楽はレコードだから良いと思っている。CDやダウンロードでは味気ない。ということでレコードの音について考えてみた。よくきく噂話でレコードの音はCDと違って温かみがあるとかCDは20Khzで音をカットしているがレコードはカットしていないので高音が伸び良い音がするなど、そうなんだと妙に納得したりする。実際どうなのかとネットなどで調べてみると気のせいみたいだ。

CDの分布、よく見えないかもしれませんが音楽の信号が20Khzでバッサリカットされています。
↓CDを再生した時のグラフ

 レコードは倍音などの高い周波数成分を20Khzオーバーまで再生しているのか、そんなことはない。レコードの音域はせいぜい15Khzぐらいまででその先はダラ下がり。(最初の写真)自分でも手持ちの道具で見てみたがレコードは分が悪い。CDの波形は20Khzまできちっと出ている。その先は気前よくバサと切り捨てている。どうみてもレコードの高音域は音の成分は無い。だのにレコードの音を良い音と称える方々がいる。そういう僕も昭和の音楽はレコードが一番だと思う。CDで聴いても味気ない。心の中にレコードで昔聴いた音が染み付いているのだと思う。
 何やかんや言って音を聞いてみてもジジイの耳では高い音なんてなんも聞こえてこない。CDの20Khzなんて聞こえないどころかウンともすんともない。聴力検査でいつまでもボタンを押せない状態だ。


ここで、もうひとつグラフを。そう、ハイレゾ。FLACファイルの音楽データをダウンロードし表示したグラフです。48Khzまで帯域が描かれています。情報も間違いなく詰まってます。でもジジイの耳はおそらくこの情報の半分も聞こえていません。でもこれはこれでいい音だなと思ってしまう自分がいます。要は自己満足の世界なんですね。
↓48Khzの帯域で再生できるFLACを再生したグラフ




レコード復活、昭和を聴きたい 続き

2023年12月23日 | 音楽ブログ

デジタル化がカギ

昭和生まれのジジイでも最近はスマホを持つのが定番。若者に負けず線のないイヤホンを使ってラジコなどを聞いている。僕の場合はもう一段上のパソコンを使いこなしている。ジジイにしては利用している方だと思う。レコードの音楽を聴きたいが作業は軽減したい。昔、ジュークボックスという機械がありボタンを押すと押されたボタンに割り振られたEP盤を取り出してレコードをかけてくれた。令和ならiPhoneのミュージックに楽曲を読み込ませてタッチひとつで昭和を甦らせたい。これがCDの再生なら何の苦労もないのだがレコードジジイとなるとCDみたいな邪道は排除しレコードを聴くこと、レコードの音を再生することが昭和の思い出を蘇らす手段と思い込んでいるから無駄な努力をする。思い至ったのがレコードの音をデジタル化したらいい!、デジタル化したらレコードの音じゃない!と怒る方もいそうだが、我がレコードジジイは昭和を安く味わいたい。面倒はいやだ。スマホで聴きたい。と我儘だ。
 そこで登場するのがアマゾン。腰の悪いジジイの強い味方AMAZONはペットボトルみたいに重い品物も、メモリーみたいに軽い品物も玄関先に置いていってくれる。届けてくれるではなく置いていってくれる。サンタみたいなもんですね。宅配ですとハンコ押したり、手渡ししてくれるが、アマゾンは玄関先に置いていく。話が逸れたがアマゾンで「レコード デジタル化」と検索すると1万円前後で怪しいレコードプレーヤーがたくさん出てくる。どれも怪しい。星4つでも5つでも怪しすぎる。機能は皆同じでレコードをかけるとUSBやメモリーカードにデジタル化してくれる。どうもそこじゃないんだなと「音声信号 デジタル化」で再度検索をかけるとUSBオーディオキャプチャーケーブルなど狙った品物がヒットした。これが結構お安く手に入ることがわかった。我が昭和の音楽復活構想はデジタル化の目処がたち1歩進んだ。続く


レコード復活、昭和を聴きたい

2023年12月23日 | 音楽ブログ

いつの間にか令和になり、僕も知らぬ間にジジイになっていた。最近TVでも音楽番組が復活してきたみたいで最近の曲を耳にすることが多くなった、が、ついていけない。そんな令和の音楽界とは別世界でレコードブームが広がってきているらしい。どうもジジイの子やババアの孫が昭和の音楽を耳にする機会が増えており、昭和の音楽をレコードで聴くという前時代的な行動に魅力を感じるらしい。
 散歩爺さんや家でゴロゴロ爺さん、病院大好き爺さんなど皆さん多種多彩だが、現在、腰を痛めて登山を休んでいる身では仕事の無くなった毎日をどう過ごすかは重大な問題だ。そんなこんなで僕はレコード爺さんを始めた。
 昔揃えたステレオセットなどはとっくの昔にゴミとして処分してしまったが、暇つぶしに5年ほど前にリサイクルショップで購入した回転不安定なプレイヤーとガリガリ音のするアンプ、扉の開かないCDプレイヤーをネットで検索して先人の知恵を拝借したところ見事に現役復帰させた。
 そしてリサイクルショップには同世代が断捨離して手放した昭和なレコード盤が捨値で山積みされている。昭和の歌姫たちのLPレコードが百円とか三百円とかで売られている。カミさんにはゴミを買ってこないで!と言われるがつい若き時代の思い出に浸りたくいそいそと購入して帰ってくる。
 レコードを聴くのは結構事前準備と心構えが必要だ。レコード盤を出して埃をとりレコードプレイヤーに置き、針を下す。シングル盤だと4分ごとにこの動作を繰り返すことになる。暇を持て余しているレコードジジイでも1週間もすると飽きてくる。俺は昭和を聴きたいが腰の痛いジジイにはレコード盤取り替え作業は負荷が高い。令和の時代、どうにか合理化できないか思い悩む日々が続いた。2、3日思い悩み、やはりここに落ち着く。令和の強い味方、アマゾンを検索して問題を解決することにした。次回に続く!