写真大好き I love photography

日本の自然を写真に込めて発信
Disseminating Japan's nature through photos

男爵いものこと・道の駅「なないろななえ」

2024年04月30日 | 北海道

 道の駅を巡る旅が好きで時間ができると良く出かけている。特に北海道は初夏から夏にかけて毎年の様に出かけていた。最近は我が家の愛犬が老犬となり遠出ができなくなったので写真を見ながら旅を振り返っている。そんな中に変わった写真があったのでご紹介。函館から10数キロの所にある道の駅、なないろななえは北海道新幹線の現在の終点、新函館北斗駅の程近くにある。出来てからそんなに経っていないのでトイレは綺麗で駐車場も広く、近くにセブンイレブンもあり便利だ。幹線道沿いなのでトラックの駐車が多いのでトラックエリアから少し離れて駐車した方が静かだ。函館からも大沼へもアクセスが良いので立ち寄ることが多い。
 今回はこの道の駅の紹介ではなく併設されている男爵いもloungeの話。写真のオブジェは同ラウンジの前にある街路灯にぶら下がっている。一瞬?なんじゃこれ、と良く見るとジャガイモ、そしてこのジャガイモの形は紛れも無く男爵いも。ラウンジの中には男爵いもにまつわる話を紹介するコーナーやお土産品が販売されている。男爵いもは北海道を代表するジャガイモの品種だと思うが、男爵が北海道にジャガイモの作付けを紹介したのが男爵いもの由来になる。この男爵は川田男爵と言い英国スコットランドの大学に留学、後年、七飯に農場を開き海外の馬鈴薯を輸入、栽培し国内に紹介した。お芋の話より留学当時の男爵のロマンスなどが紹介されていてこちらの方が興味深い。

 

道の駅 なないろななえホームページ

 


月への礼拝

2024年04月30日 | 写真

暇にまかせて所蔵写真の整理をしている。コロナ禍で外出もままならない時期にフィルム写真は大分整理が進みほとんどのフィルムはデジタル化した。ぼちぼちデジカメで撮影した作品類も整理を始めている。その中で思い出の写真があったのでご紹介。この写真は立山室堂で撮影した1枚。立山連峰の雄山山頂、礼拝堂に月が昇り、まるで月に祈りを捧げている様。立山は山岳信仰のメッカ、立山曼荼羅などに描かれている針山地獄や血の池地獄、そして神の宿る山の頂。雄山を登り、礼拝堂で拝礼して立山を縦走した時の思い出が蘇る一枚。


牛久シャトー(CHATEAU D.KAMIYA)で

2024年04月27日 | 写真

東京から1時間足らずの場所にワインの醸造所があるのをご存知か。常磐線牛久駅から徒歩10分足らずの場所に120年前に創設された煉瓦造りの醸造所がある。国の重要文化財で日本遺産に指定された明治時代の建物は、煉瓦造りで博物館や売店などが併設され、現在でも細々とワインの製造を行っているようだ。我が家からさほど遠くは無いので、季節、季節に散歩がてら訪れている。さすが時代を経たレンガ造の建物は重厚で、国をあげて西洋文化を取り込もうとした明治人の気概を感じさせる。そして、喜ばしいのは人が少ない。欧州の人から見て、日本酒の酒蔵は魅力があるだろうがワインの醸造所などはありふれた風景で古い煉瓦造りの建造物だってパリの街中に行けばいくらでもあるのだろう。外国人の姿は少ない。そして日本人の姿も少ない。桜の季節には敷地内に植えられた桜が咲き誇っていたが平日には訪れる人も少なかった。腰痛気味のジジイの散歩には人が少なくベンチも座り放題、このままひっそりと生きながらえて欲しい建物だが、維持費や管理費など考えるとそうもいかないのだろうな。この醸造所を作ったのは神谷傳兵衛、そう、浅草にある神谷バーと同じ会社の持ち物、そしてあの電気ブランが売店にあったような気がする。現在、牛久シャトーは神谷バーのオエノングループとは別の会社により運営されているようだ。

牛久シャトー
神谷バー


春も終わりか、ぶらり東京

2024年04月26日 | 写真

 先週、用事があり東京に出掛けてきた。年齢が進むと外出することも少なくなり、久々の街歩きとなった。足腰が弱らないように散歩を欠かさないジジイだが人混みの中の散歩は疲れた。用事は水天宮の近くにあったので地下鉄から地上に上がると街路樹のツツジが満開で、春も終わるよと告げていた。
 人形町に向かう道をぶらぶら歩いていると箱崎が近いからか外国の方が沢山歩いている。人形町のカラクリ時計の前には人だかり、よく見ると外国の方がカメラを構えて熱心に写真を撮っている。さすが円安、外人多し。
 帰りは東京駅からと駅中を歩くと半数近くが外人。丸の内口に出てみると休日のオフイス街でガラガラのはずが外国の方々が駅前で写真を撮ったり休んだりしていた。なんとマリオカート乗り場まである。マリオの格好で丸の内を疾走するのも楽しいかもしれない。というか丸の内、大手町サラリーマンには休日に自分の会社の周辺をマリオカートが走り回っているなんて想像もしていないだろう。


SAKURA SONG

2024年04月24日 | 音楽ブログ

実際は過ぎてしまったが、さくらの季節になった。家の周辺も一通り咲き終わり、今は八重さくらがきれいに咲いて、心地よい日々が続く、と思いきや25度を超えそうな日があったり15度を下回る日がきたり、地球温暖化の影響なのか今年もこれから暑い夏に向かう。桜の咲いている姿を見て毎年思い出す曲がある。桜をテーマにした曲は沢山あるが不思議とこの曲の演奏が頭の中に流れ出す。最近は温暖化で3月中旬には桜の季節になり春があっという間に過ぎ夏になってしまう。今年も真夏日、熱帯夜の日々が続くのかと思うとうんざりするが取り合えず春の音楽を聴き、夏の事は忘れて。

ユーチューブでも聴けるので下記にリンクを貼っておきます。

さくらのうたー福田洋介、大阪

残念ながらさくらの歌ではなく演奏なんですね。2012年の全国吹奏楽コンクールの課題曲だった曲です。

 

 

 


ジジイも涙、HEART BEAT(YOASOBI)

2024年04月16日 | 音楽ブログ

 昭和生まれのジジイは高度成長期からバブルの時代を経験し体も心も音楽も昭和が身についている。歌は美空ひばりや裕次郎、かぐや姫を心とカラオケの支えに生きてきた。
 そんなジジイだが、流石に昨年から今年にかけて体にガタがきて入院、手術と大病を患うことになった。入院中にスマホで音楽を聴くことが増えたので自宅に戻ってからもアマゾンミュージックやYOUTUBEで無料の音楽を聴いていた。
 そんなある日、YOUTUBEで見つけたのがYOASOBIのHEART BEATという曲だった。NHKの特番での一コマみたいだが18歳の若者1000人と共同でYOASOBIが新しい曲を作り、全員で歌ったのがHEART BEATだ。何気なく聴いているうちに涙が溢れてきたのは歳をとり涙もろくなったせいばかりでは無い。思春期の心の葛藤や現実社会との乖離、親との気持ちのすれ違いなど歌詞の中に込められた若者1000人の想いが歌う姿に現れていることに感動したのかもしれない。若者たち一人一人が涙を浮かべ歌っている姿にもらい泣きしたのかも知れない。そしてYOASOBIの曲作りや歌唱力にも感動した次第。

オフィシャルからユーチューブに投稿されているので気になる方は下記リンクからどうぞ。最近、コンサートでの模様もUPされました

YOASOBI  HEART BEAT Official Music Video

コンサートでのHEART BEAT 『YOASOBI ZEPP TOUR 2024 "POP OUT"』

NHK18フェスからの投稿


ガラスのお城・国立新美術館

2024年04月12日 | 写真

東京・六本木は洒落た飲食店や六本木ヒルズ、ミッドタウンなどが立ち並ぶ名所だ。田舎者のジジイにはあまり縁のない街だ。そんな六本木に美術館があるのをご存知だろうか。たまに大きな美術展が開催されるのでご存知の方も大勢いると思うが今日はこの美術館のお話。この美術館、一般の美術館が持っている所蔵品がない。黒川紀章氏の設計による建物は曲線とガラスで囲まれた巨大な空間を生み出している。展示スペースは1階から3階まで全て貸し出しスペースとなっている。1階は主に企画展で美術館が主催する展示、その他のスペースは美術団体などが開催する公募展に貸し出されている。この美術館、ブラリと散歩するにも中々楽しい。カフェあり、レストランあり、美術館の記念品を販売する売店あり、外部が丸見えの建物なので六本木ヒルズも建物内から見える。開催されている公募展は入場無料の展示もあるので芸術鑑賞する事もできる。地下鉄千代田線乃木坂駅に直結しているので通り抜けにも便利。などなど、国立新美術館を宣伝しているのには訳がある。ジジイが11月に開催する公募展に毎回出品しているためだ。海外から観光で来日する方はよくご存知で、外国からの来館者も多数いる。まだ、ご存知でない方は一度訪ねてみてはいかが。

国立新美術館


水彩画も楽しい

2024年04月08日 | 水彩画

桜が咲きだすと昭和のジジイも重い腰を上げて動きだす。毎年、桜の咲く頃に水彩画サークルのグループ展を開催しているため作品を仕上げたり会場の準備をしたりと大忙しになる。水彩画を始めたのは6年ぐらい前で、絵画展の会場で観た水彩画の作品が気に入り鑑賞していたところ偶然、作者の先生から声を掛けられたのがきっかけだった。絵心も経験もないジジイが先生の主催するサークルに入会すると昭和の美女集団が出迎えてくれた。令和とは言わないがせめて平成の美女集団なら良かったのにと密かに思わない事もないが、昭和は昭和で味があり、サークルでは最年少の男子が入会したため皆さんに大事にされている。絵に関してはいまだに上達できず画用紙の枚数だけが増えていく。サークルは年配の女性の中でジジイ一人のためハーレム状態だが、集まると話題が途切れる事なく続き、ジジイの頭の上を会話が行き交い、この時ばかりは耳が遠くて良かったと思う次第だ。今年も無事、水彩画展が終了し打ち上げとなったが世話好きの昭和の美女たちは自慢の手料理を持参して、誰それさんの煮物が美味しい、私の筍ご飯を食べてみろ、赤飯を炊いたからおにぎりにしてきた、など、など、お腹いっぱいの打ち上げとなった。


千鳥ヶ淵の桜

2024年04月05日 | 写真

東京の桜が満開と聞き、ぶらりと東京、千鳥ヶ淵の桜を撮影に出掛けてきました。千鳥ヶ淵の桜は満開を少し過ぎたあたりが一番見事で、桜の花びらがお堀に散りボートの青とピンクの花びらが絵になります。今年の東京の桜は2月、3月の寒波の影響か場所により開花が遅れているところもありまばらな印象。天候もイマイチで例年の満開時の華やかさは無い。それでも桜は桜、散歩しながら春を満喫した次第。最近はどこに行っても外国人の方が多いのにも驚いている。桜の季節の日本を味わって頂きたいと思う。


SLを間近で、道の駅「もてぎ」

2024年04月02日 | 道の駅

道の駅を訪ねるドライブは楽しいものだ。北関東に住んでいるので1、2時間も車で走れば沢山の道の駅を訪ねることができる。そんな道の駅の中でもSLの走行を間近で見られる所は珍しい。ご紹介の道の駅、「もてぎ」はすぐ裏を真岡鐵道のC12が颯爽と駆け抜ける姿を見ることができる。昭和生まれのジジイにとって蒸気機関車は幼少の頃に身近に存在した思い出だ。煙突から出る煙の香りや走行音、トンネルに入る時に一斉に窓を締めていた風景、目の前を走り抜けるSLを眺めながら昔の風景を思い出していた。道の駅もてぎの名物はゆず塩ラーメンだ。ゆずのバームクーヘンなどもあり、ゆずを使ったお土産が色々あるのも楽しい。真岡鐵道はSLを2台持っていたが維持費がかさむためC11を手放したそうだ。地方の私鉄がSLを維持管理していくのは大変だろうが頑張ってもらいたい。