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こういう日はいつか来る

2024年06月02日 | 愛犬との日々
 この歳になると何処か淡々と送る日々がいつまでも続いてほしいと思っているのだがなかなかそうはいかない。昨日、愛犬と突然の別れが訪れた時も、そうだ、こんな日がいつかはやってくる。と妙に冷めた自分が何処かで見ている。呼吸が止まり、動かなくなった愛犬をさすりながら、温もりが少しでも続くようにまだ暖かい体を毛布で包んだ。
 老犬介護を続けて2年、補液のため毎週のように動物病院に通う日々が日課となっていた。次回の動物病院の予約を取り消したり、使っていた物を片付けたりといなくなった穴を埋めるように動き回っている。
 ジジイは思う、得るものがなくなり、失うものばかりになることが老なのか?ぼちぼち断捨離で身の回りを整理するか。減らすことばかりを考えている。



愛犬、老老介護の日々

2024年05月17日 | 愛犬との日々
 2匹の犬を飼い始めて16年となる。2匹とも同じ歳なので老いも同じように訪れている。そして飼い主も70を超え同じように老い、人生後半に差し掛かっている。
 1匹はボーダーコリー、もう1匹はパピヨンだ。ボーダーは1年半前に脾臓を摘出、その3ヶ月後に半身不随となって動き回れなくなった。パピヨンは腎臓が弱り皮下点滴で命をつないでいる。愛犬2頭はそれでも元気に騒いでいる。
 体が動かせないボーダーは態度で要求を示す。頭を前後に動かすときは姿勢をかえろ、体を前後に動かす場合は排便信号、お漏らし前に教えてくれるので処理をしてやる。2匹が寄り添い眠る姿を見ると何気ない毎日だが無事に過ぎてくれる日々に安堵する。