東京・羽田から2時間弱で北海道の最果て?紋別市に行くことができた。空港でレンタカーを借りて市内に向かう。空港を出て左折すると道は一直線、さすが北海道の道だと感激しながら運転。左右に広がるのは牧場か、緑の牧草が伸び始めている。オホーツクの海がチラチラ見えて紋別の道の駅に着いた。閑散とした道の駅の先にカニのハサミのオブジェが見え隠れしている。紋別市と言えばカニとホタテ。ホタテはふるさと納税の返礼品トップに輝くほどの人気だ。紋別や枝幸、猿払などオホーツク沿岸のホタテ養殖は青森などと違いオホーツク海に稚貝を蒔き流氷で運ばれる豊富な養分で育つ。養殖棚を持たない方法で育て、自然の荒波で鍛えられ、4年ほど育てられたものが製品になるので大振りで身の締まったホタテを食せる。


道の駅から海側に向かうと「とっかりアザラシセンター」がある。アザラシを間近で見ることができ動物園とは違った体験が可能だ。アザラシを堪能し、流氷の海を航行できるガリンコ号が見られるというので海洋交流館のガリンコ号乗り場に向かった。いました、オレンジ色の船体にガリンコ号の文字。この船はドリルのようなスクリューを持ち流氷に乗り上げながら氷の海を航行できるそうです。



ガリンコ号の停泊する冷たい風が吹く岸壁から海洋交流館の中に入ると何と地元のラーメン屋さんが店を開いている。早速、北海道の味噌ラーメン、辛味噌仕立てをいただく事に。春とはいえ海からの風はまだ冷たく、熱々の辛味噌ラーメンは冷えた体を温め大満足の昼飯となった。紋別を回った後は北に向かわずUターンして網走方面に向かった。この先に日本で3番目に大きく、北海道では1番大きい湖サロマ湖がある。サロマ湖を見に一路、網走方面に車を走らせる。