いざ、初めてのマイル修行へ。
飛行機に乗るのも久しぶりなら修行も初めて。人様のブログなどで修行の手順を検討した。やはり飛行機の運賃はまともに購入したら高い。試しに沖縄の往復を検索するとフレックスという一番融通のきくチケットで片道5万8千円、それもエコノミーでだ。往復10万円以上もすることになる。ところが私の手に入れたチケットは沖縄、片道1万2800円だった。シーズンオフの沖縄が狙い目なのは新千歳便や福岡便などの路線はビジネス客が出張などで1年中いる。距離も沖縄より短い。相対的にチケットが高い。沖縄は観光客が多く、シーズンにより繁閑があり、また、大型機が定期便で飛び、そして便数が多い。マイル修行のために存在している路線といっても過言でない。
3ヶ月前までに予約すればスーパーバリュー75という格安チケットを購入することができる。ただし予約は1年前から可能なのでどんどん埋まってしまう。
1月8日、初めての沖縄行きを目指して茨城の自宅を早朝に出た。羽田9時30分発沖縄行きに搭乗するため始発の列車に飛び乗り終点の品川駅へ。品川駅から京浜急行で羽田空港に向かう。冬の1月、暖房がまだ効いていない列車内にうずくまり時計を気にして居眠りもできなかった。予定では7時30分に羽田に着くので十分時間に余裕はあるのだが、久しぶりの空港は右も左も分からない。2時間余裕があっても心配だった。
予定より少し早く羽田第2ターミナルに到着。今回は初回でもあり沖縄に1泊して観光をしながらの修行とした。羽田空港内を弁当購入のためぶらつく。第2ターミナルはANAがメインのため青一色、目についた空弁工房で昼食用に弁当を購入した。
保安検査を済ませようと列に並びスマホを取り出すがチケットをなかなか表示できない。やっと保安検査を終了して制限区域内に入りお茶の自販機を探した。ここで保安検査時にもらったレシート風の紙切れがない事に気がついた。やばいな、きっとあれが無いと搭乗できないかも、と不安になり係の人間に確認した。無くても問題ないとのことでホッとする。因みに、レシートは新しいゲートが導入され発行されなくなった。現在は保安検査前、ゲートに搭乗券をかざすだけで良い。
初めての沖縄便は777で1列、3席、4席、3席の列配置だ。大型機で400人以上が搭乗することができるが流石に1月8日は正月休みも終わり空席が目立った。トイレが近いジジイは通路側の席を確保した。真冬の東京から南の那覇に向かう。那覇の天気は晴れ、楽しく沖縄観光?ができそうだ。
昼過ぎに那覇空港に到着。レンタカーを借り空港から程近い糸満市に向かった。私、実は道の駅ファンでもある。その地方地方で特色のある道の駅を訪ねるのも旅の楽しみだ。そして糸満市の道の駅は日本最南端の道の駅でもある。
いやー、この道の駅はおすすめです。南国の香りあふれる市場にはバナナありパイナップル、マンゴーあり、地場の野菜などもあり見るだけで楽しい。そしてここの推しは海産物。5、6軒、軒を連ねたお魚センターにはマグロあり色とりどりの魚が並び値段も安い。ご飯も販売しており単品の刺身を組み合わせてベンチで食事をすることが出来る。
そんなこんなで1日島内観光をして予約先のホテルに向かった。駐車場が有料のため前金で支払いを済ませてホテルのフロントへ。そこで問題が発生した。事前に予約を入れていたのだが予約が無いとのこと。予約票をフロントの担当者に見せたところ、系列の別の場所のホテルに予約が入っていることが判明。車を駐車場に入れ料金も払い済みで、これからホテルを移動するのも面倒なため宿泊代は高くなるが今のホテルへ変更してもらった。オフシーズンの沖縄、料金もさほど高くならずに済んだ。
それにしても1月の沖縄、家では朝からストーブを焚き厚着で過ごしていたが、沖縄では日中、薄手の長袖一枚で過ごせる。街中では街路樹に花が咲き、春のような気候だ。ただ、夜明けは関東より遅く日没もその分遅い。
修行、初日はバタバタだったがなんとか翌日のフライトへ向けて英気を養うことができた。
翌日は早めに那覇空港へ。修行とはいえ沖縄観光に来たようなもの。家への土産物を購入したり那覇空港内を散策して帰りのフライトを楽しんだ。
初めての修行は半分観光を楽しむ遊び感覚だが、次回からはトンボ帰りの通称OKIタッチの修行となる。