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写真大好き I love photography

日本の自然を写真に込めて発信
Disseminating Japan's nature through photos

奥日光小田代の朝

2024年10月07日 | 写真
 中禅寺湖から龍頭の滝を過ぎ戦場ヶ原の入り口に赤沼の駐車場がある。小田代ヶ原はここから低公害バスに乗り換えて30分弱の場所にある。自家用車は乗り入れ禁止のためハイカーや写真愛好家など一部の人たちだけの奥日光の自然が残され聖域となっている。秋の紅葉シーズンには土曜、日曜日には早朝4時半から低公害バスの運行がある。平日はバスの運行も8時からと早朝運行がないため小田代ヶ原を散策したければ自力で歩いていくことになる。夜明け前の散策路をテクテク歩いていけば目的地に着く頃にほんのりと空が明るくなりだす。そのうちに空一面が赤く染まり出して時間と共に周辺の山々も朝焼けの中に姿を見せてくれる。
東武日光駅から東武バス日光湯元行き、赤沼バス停下車



朝焼けが終わる頃に運が良ければ小田代ヶ原を朝霧がゆっくりと乱舞する光と霧のステージを垣間見せてくれる。急激に気温が低下すると暖かさが残る中禅寺湖との温度差で発生した霧が風に乗り小田代方面に流れ降ってくる。
中禅寺湖で生まれた霧はゆっくりと小田代ヶ原に


小田代ヶ原の周辺には木道が整備されて周回路から戦場ヶ原方面に向かうハイキングコースもあるので木道を外れて戦場ヶ原方面に歩みを進めると湯川の流れに沿った木道に出る。右は湯川沿いに出発地の赤沼まで戦場ヶ原を木道沿いに散策できる。左に向かえば湯川沿いに湯滝への散策路となる。半日もあればのんびり散策ができるので日光方面にお出かけの際は訪れてみてはいかが。



それぞれのアジサイと嫌な奴

2024年06月06日 | 写真
アジサイが満開になった。本当に日本の季節感は半端ない。アジサイは毎年水彩画で描いているが好きな題材だ。青、紫、赤と淡い色から濃い色に、色の変化と濃淡の変化、額アジサイのような形態の変化とバラエティーに富んでいる。大きめの葉も幅広で安定感があり緑色の発色も良い。何よりも下手なジジイの絵でもアジサイですねと違う花の名前を出されることが少ない。そして色の出方も水彩むきなのも安心題材だ。
 そんなアジサイが満開になってくると嫌なやつも現れてくる。毎年、この嫌な奴が庭を平然と飛び回り気を抜くと人の血を美味そうに吸い取っていく。刺された後をかくとどんどん痒くなり膨れてくる。この藪蚊、ヒトスジシマカという種類で少しの水たまりでも産卵して増えるらしい。我が家では水の溜まりやすいものは極力庭に置かないようにしているがお隣やご近所様までは無理。仕方がないので殺虫剤を蚊に向かって噴霧するが奴は中々手強く気が付けば刺されている。蚊に刺された時の対処法も昔はムヒ軟膏やキンカン(まだ売っているのかな)で対処していた。今でも利用している人が多いのでは。
 最近、リンデロン軟膏が市販薬として登場してからは我が家ではこのステロイド軟膏で対応している。蚊に刺されて痒みが出始めたらリンデロン軟膏を塗ると強い痒みを抑えることができる。ゆっくりアジサイを鑑賞し、蚊に刺されたら軟膏塗って、今年の夏も乗り切ろう。





アジサイもビックリの豪雨

2024年06月03日 | 写真
やっと我が家のアジサイが咲き、色付きはじめた矢先に滝のような豪雨。何本かの茎は雨の力に押されるように倒れ込んでいた。6月初旬に梅雨末期のような豪雨が降るのは異常だ。梅雨前線は南海上に待機中らしいのでもうすぐ梅雨入りだろうが感覚的には雨季に突入した気分だ。地球温暖化に伴う海水温の上昇により空気中の水蒸気濃度が高まる。雲が急成長し豪雨が降りやすい気候に変化したということか。しとしと長雨の梅雨の風情は無くなり豪雨の梅雨になりそうだ。
 季節の移ろいは無くなってきているが植物はそれなりに季節を感じさせてくれている。アジサイの色付きを見て梅雨を感じさせてくれるのはありがたい。




新緑の奥日光をご紹介

2024年05月21日 | 写真
 中禅寺湖から戦場ヶ原へと向かう途中、赤沼駐車場がある。バスの場合は東武日光発湯元行きバスで赤沼下車。この無料駐車場に車をとめ湯川に向かい少し歩くと右手に湯川沿いの木道が現れる。よく整備されている木道なので、のんびりと川沿いを歩くと何処からともなく鳥の声が聞こえ、木々の新緑が目に優しく、なんとも言えず穏やかな気持ちにさせてくれる。湯川の流れは穏やかで少し前に豪快に湯滝を落ちていた川とは思えないほど。
 この木道を辿っていくと川沿いから山肌を回り込んで湯滝の滝壺に辿り着く。茶屋があるのでここで一休みして湯の湖、湯元温泉まではもう少し登りが続く。帰路は東武日光行きバスで赤沼で下車できる。半日のハイキング、後半は結構ハードですがお試しを。
 新緑の季節は高原の春から初夏にかけて一気に押し寄せてくるので本当に萌えるような新緑に包まれる。

湯の湖の周回路
湯滝から戦場ヶ原を望む