写真大好き I love photography

日本の自然を写真に込めて発信
Disseminating Japan's nature through photos

それぞれのアジサイと嫌な奴

2024年06月06日 | 写真
アジサイが満開になった。本当に日本の季節感は半端ない。アジサイは毎年水彩画で描いているが好きな題材だ。青、紫、赤と淡い色から濃い色に、色の変化と濃淡の変化、額アジサイのような形態の変化とバラエティーに富んでいる。大きめの葉も幅広で安定感があり緑色の発色も良い。何よりも下手なジジイの絵でもアジサイですねと違う花の名前を出されることが少ない。そして色の出方も水彩むきなのも安心題材だ。
 そんなアジサイが満開になってくると嫌なやつも現れてくる。毎年、この嫌な奴が庭を平然と飛び回り気を抜くと人の血を美味そうに吸い取っていく。刺された後をかくとどんどん痒くなり膨れてくる。この藪蚊、ヒトスジシマカという種類で少しの水たまりでも産卵して増えるらしい。我が家では水の溜まりやすいものは極力庭に置かないようにしているがお隣やご近所様までは無理。仕方がないので殺虫剤を蚊に向かって噴霧するが奴は中々手強く気が付けば刺されている。蚊に刺された時の対処法も昔はムヒ軟膏やキンカン(まだ売っているのかな)で対処していた。今でも利用している人が多いのでは。
 最近、リンデロン軟膏が市販薬として登場してからは我が家ではこのステロイド軟膏で対応している。蚊に刺されて痒みが出始めたらリンデロン軟膏を塗ると強い痒みを抑えることができる。ゆっくりアジサイを鑑賞し、蚊に刺されたら軟膏塗って、今年の夏も乗り切ろう。





アジサイもビックリの豪雨

2024年06月03日 | 写真
やっと我が家のアジサイが咲き、色付きはじめた矢先に滝のような豪雨。何本かの茎は雨の力に押されるように倒れ込んでいた。6月初旬に梅雨末期のような豪雨が降るのは異常だ。梅雨前線は南海上に待機中らしいのでもうすぐ梅雨入りだろうが感覚的には雨季に突入した気分だ。地球温暖化に伴う海水温の上昇により空気中の水蒸気濃度が高まる。雲が急成長し豪雨が降りやすい気候に変化したということか。しとしと長雨の梅雨の風情は無くなり豪雨の梅雨になりそうだ。
 季節の移ろいは無くなってきているが植物はそれなりに季節を感じさせてくれている。アジサイの色付きを見て梅雨を感じさせてくれるのはありがたい。




新緑の奥日光をご紹介

2024年05月21日 | 写真
 中禅寺湖から戦場ヶ原へと向かう途中、赤沼駐車場がある。バスの場合は東武日光発湯元行きバスで赤沼下車。この無料駐車場に車をとめ湯川に向かい少し歩くと右手に湯川沿いの木道が現れる。よく整備されている木道なので、のんびりと川沿いを歩くと何処からともなく鳥の声が聞こえ、木々の新緑が目に優しく、なんとも言えず穏やかな気持ちにさせてくれる。湯川の流れは穏やかで少し前に豪快に湯滝を落ちていた川とは思えないほど。
 この木道を辿っていくと川沿いから山肌を回り込んで湯滝の滝壺に辿り着く。茶屋があるのでここで一休みして湯の湖、湯元温泉まではもう少し登りが続く。帰路は東武日光行きバスで赤沼で下車できる。半日のハイキング、後半は結構ハードですがお試しを。
 新緑の季節は高原の春から初夏にかけて一気に押し寄せてくるので本当に萌えるような新緑に包まれる。

湯の湖の周回路
湯滝から戦場ヶ原を望む