ソフトバンクの孫正義社長は1日、関西電力大飯原発3号機の原子炉起動に関連し「千歩譲って(需要が)ピークの夏場限定なら理解できない訳ではないが(運転を)継続するのは全く理解できない」と批判した。京都市内で記者団の質問に答えた。
孫社長は平成26年度末までに、太陽光と風力を利用した発電所を計11カ所に増やし、発電能力も約23万キロワットまで引き上げる計画を公表。「(政府や電力会社は)長期的に大きく物事をとらえて判断すべきだ」と述べ、原発から自然エネルギーへの移行を加速する必要性を訴えた。
発電事業は、子会社SBエナジー(東京)が手掛ける。11カ所のうち10カ所が大規模太陽光発電所(メガソーラー)で、北海道苫小牧市の施設が約11万キロワットと最大となる。島根県には4万8千キロワットの風力発電所を建設する。
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