やればできる 冬の電力需給ぎりぎりセーフ 九州電力、原発ゼロでも

2013-10-24 11:53:57 | 自然エネルギー

やればできる!

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低温でできるバイナリー発電を増やせば原発は無用

九州電力は1日、この冬の電力需給見通しを発表した。他電力からの融通などで2011年度冬並みの厳しい寒さとなった場合でも電力の供給余力を示す予備率は3・0%と最低限必要な3%を確保できるとした。節電要請については政府と調整し、12年度冬やこの夏と同じく、数値目標は掲げず節電への協力を求めることになりそうだ。

 需給見通しは、九電の原発全6基を含め国内の稼働原発ゼロが続く前提で策定。来年1、2月が11年度冬並みの寒さだった場合の最大需要1536万キロワットに対し、供給力は1583万キロワットを確保し、47万キロワットの余力があるとした。平年並みの寒さなら余力は125万キロワットになり、予備率8・5%と安定した需給状態となる見通し。

 節電効果は、利用者アンケートの結果に基づき昨冬の8割程度の63万キロワットを織り込んだ。他電力からの融通は昨冬並みの約70万キロワットを計画。昨冬稼働していた関西電力大飯原発3、4号機(福井県、出力計236万キロワット)が9月に運転停止したものの、関電の火力発電所増強などもあって、他電力から九電への電力融通に大きな影響はなかった。

 記者会見した山崎尚電力輸送本部長は「想定外の厳寒による需要の急増や火力発電所のトラブルが発生した場合は、需給が厳しくなる」と説明した。

=2013/10/02付 西日本新聞朝刊=

 
 

 



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