日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は5日、次期衆院選での候補者擁立について、「(小選挙区の)1区を中心に候補者を割り振りたい」と述べ、各都道府県の1区から優先的に候補者を擁立する方針を明らかにした。
松井氏は「人口の集中する都市圏の人たちに支持してもらうのは当然のことだ」と説明。連携を探るみんなの党や、石原慎太郎・前東京都知事が党首となる石原新党とも「別々の政党だ」として、1区には対抗馬を擁立する考えを示した。
維新は次期衆院選で、350人規模の候補者を擁立する方針を示してきたが、松井氏は「全ての選挙区に立てる目標ではあるが、そこまで至っていない」と述べ、候補者の確保が難航しているとの認識を示した。
一方、3日に会談した新党大地・真民主の鈴木宗男代表から、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表との連携を打診されたものの、「それは無理だ」と拒否した経緯も明らかにした。【熊谷豪】
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