プーチン氏長女を追放せよ=怒りのオランダ市長
時事通信 7月24日(木)6時19分配信
【キエフ時事】英紙ガーディアンによると、オランダ・ヒルフェルスムの市長は23日、自国民192人が犠牲となったウクライナ東部のマレーシア機撃墜事件に激怒し、オランダ在住とされるロシアのプーチン大統領の長女マリアさんを「国外追放すべきだ」と地元ラジオに語った。
撃墜はロシアが支援する親ロシア派の犯行との見方が強い。市長はその後、ツイッターで「賢明でなかった」と謝罪。発言は「やるせない気持ちからで、理解してもらえるはずだ」と釈明した。
事件では乗客乗員298人全員が死亡し、うち約3分の2がオランダ人だった。遺体は23日、輸送機でオランダ・アイントホーフェン空港に到着。ヒルフェルスムの軍施設に搬送されることになっており、市長の発言につながった。