喜寿をむかえた男の遊々生活!

喜寿を迎えた老人の日々を日記に・・・

台風21号の影響で・・・

2017-10-24 09:39:30 | 日記
 大型台風と言われた台風21号の影響で その兆候は21日土曜日の夕方から
始まり、まだ沖縄・奄美大島付近と言うのに日曜日は朝から大雨、今日は
明石二見沖の船釣りを楽しみにしていたのですが、大荒れの為、キャンセル
日曜日のプロゴルフ番組を見ようと思ったが、大荒れのため、土曜日の
3日間競技で終わりました。
 まぁ 男子・女子とも優勝者は日本人であったのがせめてもの慰め、

 その日の夕方から台風は近畿地方を直撃、外は激しい雨風が吹き荒れて
いました。 私は風呂に入って 早々とベッドに潜り 朝まで爆睡。
妻は朝起きてきて 開口1番「昨夜の激しい雨風で寝られなかった」。と
言います。
 私が「よく寝られた」と言うと 「無神経だから・・・」と嫌味。

 様子を見る為 勝手口から外へ出ようとすると 扉が開かない。
力任せに押すと ようやく開きました。 なんと外に掛けていたモップの
柄が ツッカイ棒のようになっていました。
 外へ出て廻りを見ると ベニヤ板が1枚落ちている。裏返してみると
外壁版でした。 上を見ると 一枚剥がれていて 壁土も落ちています。
”あぁこの家を建ててからもう50年近く経っているのだ”と思い、納得。
畑の方を見ると 何だか足りない感じ? そうだコンポ(家庭の生ゴミ
を入れたりして堆肥を作る物)が無くなっている。
周囲を見回しても無い。 そうしていると向かいの家の主人が「増田さん
緑の釣り鐘状の容器が転がってきているがお宅のでは・・・」と、
 建物や車に影響を及ぼしていないか聞くと”別条ない”との事で
一安心して回収。 

 翌月曜日は台風が過ぎ去ったと言うのに 時折強い風が吹きます。
テレビのニュースを見ると 方々で大きな被害が出ている様子。
夕方、ジュンテンドーへ行き、外壁を治そうとタッカー(くぎ打ち機)と
金切りばさみ、それに防水紙、トタンを数枚買い、トラックを借りて
持ち帰りました。妻が 「どうするの?」と尋ねるので 「自分で治して
見る」。と言うと 「馬鹿な真似止めて、歳いくつだと思っているの
 高いところで作業して落ちて怪我をするのがオチ、業者に任せたら」と
叱られました。 すでに2万円ほどの買い物をしているし、だがその
一言で思い直しました。
 そういえば私は高所恐怖症、今年の春先 大雪で駆け出しの屋根が
落ち、それを治すのに恐々としたし、庇のトタン板が錆びていたので
塗ったのですが それも冷や冷やものでした。
 今回は高いところでは5mは有る 高所作業、私に出来る訳がありません。

 今日、朝一番 釣り友で大工をしているF君に電話を入れました。
しばし釣り談義、しばらく このF氏とは釣行を共にしておらず 
 話が弾みました。本題に入り、”治してくれないか?忙しいなら
知り合いの板金屋でも紹介してほしい」。と言うと 「わし、今
風呂の改修を行っていて 今週一杯手が離せない。月曜日1番に行く
ので待ってくれ」。と言います。
「やってくれるか? じゃ~急がないので頼む」。と言って電話を
切りました。

 さて選挙の結果は やはり思った通りの結果でした。 野党がバラバラ
になり 与党に追い風が吹きました。
市議の選挙戦は 市民の関心がなく、定員16名のところ、16番目の候補が
法定で定められた得票を得られなかったとして今後4年間は15名体制で
行く事になったとか?
その中でも 臆面もなく7期 居座った御仁が 今度は8期目に向かって
当選したようです。
基幹産業が無いこの西脇、昭和50年代までは1000億円程度稼いでいた
繊維産業は衰退。 もう一つの地場産業は”がまかつ”や”オーナー針”
などの釣り具産業ですが、 売り上げは大きいと言っても100億円程度と
以前 県議の石野氏から聞いていました。今でも同様と思います。

 西脇市は余りにも 地場産業を守ろうとして異種産業の誘致をして
こなかった当時の在田商工会会頭、石野市長の方針だったと思う次第。
そして大きな過ちが”茜が丘”の開発事業に手を染めた事でした。
それ以前の”緑風台”の開発物件が順調に売れて 味を占め 2匹目の
ドジョウを狙ったが、バブルは崩壊、にっちもさっちも行かず、大手
建設会社も及び腰、そこで岡山の大本組とかの業者に開発工事を任せ
ようやく販売を始めたのがバブルも弾けた平成5~6年頃と記憶に有ります。

 私は当時 支部の役員として野村町の臼井理事長並びに県から出向して
いた能勢課長と何度となく会合を開き、 宅建業者が大きな迷惑を被って
いることを主張、私が この宅建業界に身を置いていない頃、数年前、
”緑風台”開発には 長谷工から迷惑料として????万円もせ占めていた
ことから 今回も・・・と当時の支部長は思っていたのでしょう。 
だがバブルは弾け 個人建設業者の大本組は、市からの出来高払いと言う
条件で工事を引き受けているので話になりません。
ようやく約束を取り付けたのは 率先しての販売協力と言う事でした。

だが、最初に事業費の捻出を得るために 保留地処分が行われるのですが
保留地処分は難なく売却できたものの、その後の売れ行きは不振で 特に市の
持ち分は 地盤が沈下するなどの恐れがあると風評が流れ  大きなお荷物を
背負った市は 来住市長の折に、国・県から大きな補助を得られる図書館移設に
目を付け、「茜が丘」の市の所有地に作りました。
そう”ミライエ”と言う箱モノを・・・
補助が得られたと言っても 紐付きの箱もの、今後、市民の負担になる事は
火を見るよりは明らかであろうかと思います。

 西脇市の市場跡も 市が”旬彩館”なる地場産野菜を中心に売却する
事業に手を出しました。が、採算が合わず、現在では 何年かの援助を行い
徐々に民間に移していくと言う方針を示しているように聞きます。
私の知り合いも 出品している人が多いのですが、聞けば 採算度外視、
自分たちが丹精込めて作った野菜類を 購入した人があるとメールで知らし
てくれる仕組みが有って そのメールを受け取るのが嬉しいと言います。
この様な健気な人たちが馬鹿を見る事の無いよう 願いたいものです。