喜寿をむかえた男の遊々生活!

喜寿を迎えた老人の日々を日記に・・・

大きくなった息子との会話は弾みません。

2017-08-14 16:01:16 | 日記
8月14日(曇り)月
 今朝も早く起き ラジオ体操をしていると 妻が2階から起きて
きて「息子のTが帰ると言うので・・・」と 早速 朝食の支度。
8時56分の新大阪行きに乗るのだそう。
息子とは朝食前に 仏壇に手を合わせ 読経を行いました。

 2日間居たのですが、余り息子とは会話が弾みません。 彼は
私と話をすると もっぱら40を過ぎても独身でいることで、説教
されると頭から思っているようです。

 まぁ40歳を超えた息子に今更説教をしても・・・との思いもあり
私も遠慮しています。

 昨晩 墓参りをしてきて夕方バーベキューを楽しみましたが
話は 唯一 平成18年に亡くなった 私にとっては甥っ子、息子に
とっては一歳年上の従兄のYの事だけ。

それにしても歳月の流れは速い あれは平成18年の11月の事だった。
私の妹の長男ですが 名古屋の東海ゴム工業㈱に務めていました。
訃報を聞いたのは その日 神戸不動産会館で理事会があり、その
帰宅途中の車の中でした。
Yの父親は 当時、運悪く怪我をしていて入院。翌日は手術と言う
事で心配を掛けられないと妹がいうため 妻と妹 それに妹の次男と
3人で名古屋へ行きました。

 独身寮での死だったのと 寮長も会社から言われて丸1日が経過して
気付いたようで、会社からと小牧警察署から同時に連絡があり、翌日
署へ行くと 事件性はないとの事で、手続きを済ませ そこから
1時間ほど掛かけて 火葬場へ行き、荼毘に伏しました。
お骨をあげて 小さな箱を持って 車に乗ったのは”秋の陽はツルベ
落とし”との例え通り 5時過ぎでしたが薄暗かった事を思い出します。
甥っ子は昭和49年生まれ、34歳の若さで亡くなったのです。

 入院し、手術を終えたばかりの 妹の夫に伝えるのは忍びないが
隠して置けない事実。
私が 妹婿に伝えましたが、悲しみは如何ほどばかりか、今も
妹婿がギブスをはめながら目から涙を浮かべ 嗚咽をしていた
姿が忘れられません。 子供に先立たれる親の気持ちは如何ばかりか
痛いほど辛さが伝わりました。