東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

三陸鉄道リアス線沿線を歩く旅 (2)

2021年09月14日 | 三陸鉄道リアス線 沿線歩き旅
磯鶏駅―> 八木沢・宮古短大駅 営業キロ 1.8Km
2021年9月7日(火曜日)

磯鶏駅にも津波浸水の表示があった。



建物は新しいようだから津波で壊れて建て直したのだろうな。

プラットホームへ出てみると線路の向かい側の公園にSLが展示してあった。







「SL公園」というのだそうで機関車は9600型の「9625」だ。
このことは全国の保存車両を研究している方のホームページで知った。
残念ながらフェンスで囲われているとのことだったので遠くから撮影しただけ。

待合室で10分ほど休憩する。
以前の歩き旅では歩き初めはハイペースにしていたのだが、歳を取ってしまい無理が効かなくなってしまった。
無理せず焦らずが老人の旅である。

線路沿いの道を南下する。
相変わらず踏切の写真を撮り、列車が来るとカメラを向ける。





三陸鉄道は旧国鉄から1981年(昭和56年)に第三セクターとして引継ぎ、1984年(昭和59年)に全線開業したのだった。
だが地方の鉄道はどこでも同じだが毎年赤字に悩まされてきた。

東日本大震災は海沿いを走るこの路線に大打撃を与えたし、令和元年東日本台風の被害もあった。
その苦難を乗り越え2020年に全線復旧し運行されているのだ。地元民としては応援せねばと思う。

山側には津波時の避難用の階段が作られている。





すすんで行くと「八木沢・宮古短大駅」に到着だ。







きれいに清掃されている待合室。



その待合室の窓枠に1円硬貨が重ねてあった。





ローマにある「トレビの泉」ではまた戻って来れるようにと泉にコインを投げ入れるのだが、この駅では「またこの駅に戻れるように」と窓枠に1円硬貨を重ねるのである、、、、というのは真っ赤なウソである。
なぜ、こんなことをするのかちょっと不思議。

セルフタイマーで写真を撮る。相変わらずダサイ恰好だなあ。




コメント
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