教圓寺坊守だより

宇島の浜風とともに…

ナンマンダブの仏さまとなられて・・・

2011年12月08日 | Weblog

学生時代の合唱団先輩(住職とは同級生)の葬儀にお参りさせていただきました。

まだ58歳という若さでの往生でした。

ご病気がわかってからの1年間も

お念仏御相続・教化活動に勤しまれたそうです。

10月の本山の大法要にも御出勤なさったそうです。

 

田舎から初めて京都へ行き、

合唱団に入団したばかりの18歳の小娘たちにとって、

優しく頼もしいお兄さんのような存在の方でした。

「アルト3人娘(自称)」は特にお世話になったような気がします・・・と勝手に思っていました。

卒業後、同じ福岡県に居ながら1度もお会いしたこともありませんでしたが、

アルト3人娘を代表して、福岡県人の私が代表でお参りさせていただきました。

 

 

葬儀の前後に、龍大男声の「正信讃」が流れていました。

懐かしく聴こえ・・・・

悲しく寂しくも聴こえ・・・・

荘厳にも聴こえ・・・

M先輩の声が届いているようでした・・・・

 

若き住職後継者であるご子息が、葬儀の中、絶えずお念仏申されておりました。

M先輩がすでに「ナンマンダブ」のみほとけさまとなって届いておられました。

ナンマンダブナンマンダブ・・・・・・


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