昨日の大雨で、桜もすっかり散りました。
今年は長い間、私たちを楽しませてくれました。
散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)
先日、お浄土へ還られた円光寺前坊守さまのお悔みに伺いましたら、
お内仏の横の床の間に、この句の掛け軸がありました。
前坊守さまのお父様(真田増丸師)が書かれたそうです。
葬儀の栞より・・・・
「母は信念の人とまで呼ばれた、父増丸の念仏の声を子守唄として育てられたのでしょう。
お念仏を喜び、もったいない・もったいないの日暮しでした。」
前坊守さまのお姿・笑顔が思い出されます。
また、葬儀の栞の最後はこの歌で結ばれていました。
十億の人に 十億の母あれど
わが母に まさる母 あらめやも (暁烏 敏・あけがらす はや)
ナンマンダブ・ナンマンダブ・・・・・・