逮捕の男「私です」と容疑認める“農薬混入”事件

　冷凍食品に農薬が混入された事件で、逮捕された契約社員の男が「私です」と容疑を認める供述を始めました。

　アクリフーズ群馬工場の契約社員・阿部利樹容疑者（49）は、去年10月初め、4回にわたって冷凍食品に農薬「マラチオン」を混入した疑いが持たれています。阿部容疑者は「覚えていない」と容疑を否認していましたが、取り調べに対し、「私です」と容疑を認める供述を始めたことが分かりました。

　また、「お客様や会社の従業員、家族に迷惑をかけて申し訳なかった」と謝罪の言葉を口にしているということです。警察は、混入方法や動機などについて調べを進めています。

　動機は会社への不満だったんでしょうか。