塩村都議「これで終わってしまうのは怖い」

　東京都議会のセクハラやじ問題で、鈴木章浩都議の謝罪を受け、塩村文夏都議は「これで終わってしまうのは怖い」と話しました。

　塩村文夏都議：「これですべて終わってしまうのは、少し怖い気はやっぱりしますよね。だいぶ前進したんですけれども」

　鈴木都議は23日に会見し、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」と発言したことを謝罪しました。

　鈴木章浩都議：「少子化とか、また晩婚化のなかで、早く結婚して頂きたいという思いがあって、あのような軽率な発言になってしまった」

　みんなの党はこの問題を都議会全体の問題として、議会改革を話し合う場の設置を各会派に提案するということです。また、不規則発言を禁止するなどの決議を出せないかを検討していることも明らかにしました。さらに、やじを飛ばした他の議員についても、名乗り出るべきだとしたうえで、必要に応じて声紋鑑定も検討するとしました。

　一方、23日午後8時20分ごろ、東京・大田区にある鈴木都議の事務所の扉に生卵約20個が投げ付けられているのが見つかりました。当時、事務所には誰もいなかったということです。警視庁は、器物損壊の疑いもあるとみて調べています。

　もう一人も早く名乗り出てほしいですね。