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古谷一行 川島なお美さんに最後の“失言”悔やむ

2015-10-04 | 報道・ニュース
 9月24日に胆管がんのため死去した女優・川島なお美さん(享年54)の通夜が1日、東京・青山葬儀所で降り続く雨の中、しめやかに営まれた。通夜には長年の友人だったタレント・山田邦子や神田うの、舞台でも数多く共演した俳優・川崎麻世、“墓友”でエッセイストの安藤和津さん、作詞家の秋元康氏、俳優・石田純一ら友人、関係者、数多くのファンが弔問に訪れた。

 97年のドラマ「失楽園」で共演した古谷一行(71)は「(失楽園は)18年も前のことなんだな…18年もたったんだな…。(川島さんは)すごく舞台が好きで、まだまだいい仕事を必ずできた」と早すぎる死を悼んだ。

 古谷自身は2011年に肺がんを公表し、治療に専念。その時は川島さんから励ましのメールをもらったという。毎回、自身の舞台を川島さんが観劇してくれ、今年の6月に会ったのが最後となった。この時、川島さんが痩せ細っていたため「痩せ過ぎじゃないか。それじゃ色っぽくないよ」と話した。励ますつもりだったが、結果的に最後に交わした言葉になったことを悔やんだ。

 「失楽園」での共演時を「もう1歩(前に)行きたいと、作品にかけている様子だった」と振り返り「入院したときにメールを送ったら、いつもはすぐ返ってくるのに返ってこなかった…」と一点を見つめながら話していた。

 川島なお美さんのご冥福を祈るしかないですね。