文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

トヨタのこれからが、日本の製造業を根本から再構築する引き金に

2009-02-08 10:34:52 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009/2/7
 結果論ですが、トヨタ、パナソニックという2つの関西系の大企業が、この世界的な大不況の中であいついで苦境に立っています。
 2つの企業にが共通した類似点がひとつあります。
マネタ(トヨタ)、マネシタ(松下)という俗語です。でも言い得て妙だと思います。
パナソニックは松下幸之助が水道理論ということで、水の如くどこの家庭にも「家庭用電気製品」を供給することが、ひいては国民の幸せになるという、ひとつの社会貢献なのだという理論でしょうか。あくまでも一般論で、独断ですので、笑っていただきいて結構なのですが
 パナソニックもトヨタも、他社の革新的な製品や開発を、じっと見ていて、それが市場で評価され、市場がふくらみ出すのをじっと見ていて、それまでに、その他社製品を分解評価をして、それよりも一回り高品質で、かつ安い製品で、一気に市場を席巻する手法で成功を重ねてきているはずです。
 そこでは、正社員によるかんばん方式による製造ラインの革新、そして創意工夫の力で
顧客のニードをわしづかみにする、製造者=購入者、という市民目線の商品開発が、ことごとく成功してきたと考えれます。
 これには他社、特に日産等は、サニーとカローラなどから始まって、最近ではエルグランドとアルフアード+ベルファイアなどでまさに。徹底的に揺さぶられてきて経過を見れば納得できます。
 日産・ルノーグループは、まさにその観点を意識して製品の絞り込みを徹底しているように感じられ、ホンダは小型車に資源集中を図っているように観察されます。

 ところが、ここ5~6年、トヨタのトップたちが日本より米国を市場を重視し、ハイブリットなどの成功に酔って、世界一を意識し出し、その経営手法として、米国市場を席巻するビッグ3を対象にマネタを始めたその時から、急に変化?が
 
1 世界一になると宣言 とたんにトヨタ関連の全世界の工場や開発センター、関連企業や下請けなどでは、それが必達成目標として一斉に動き出した。
 気がついたら基礎研究より、製造現場での製造能力の拡大と、あらゆる分野への新製品の大量投入、販売チャネルの強化などにまい進してしまって

2 米国トヨタの米人社長に引っ張られて、ますますGMやフォードのビジネスモデルを真似だした。日本人の感性ではとても購入できないアメリカンイプの小型車シリーズを続々製造しはじめ、従って日本国内では、思ったほど売れない現象。 
 いろいろな原因で、2008年初頭には米国トヨタは、すでに赤字べーすになっていたはずです。

3 国内製造現場では、下請けの隅づみまで、今までも爪に火をともして創意工夫で成果を上げてきた方法から、量的な拡大要求で、非正規従業員の大量採用での、ものつくりが切り替わってしまって、あっという間に、どっぷりと浸かってきた「改善」や「かんばん方式」が使われない現場が続出しているという現況に変わってしまったとの率直な意見が話され出しています。(2009/2/7NHK-雇用特集など)

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2009-02-08 07:52:48 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008/2/7
 当社では、まず昭和60年代初頭(今から20年前)の活動を「温故知新」として、
新聞発表済み論文を2点
 「印刷・製版業界の現状と可能性」
 「文字組版の現状分析」
業務標準化(SPP)システムとして、
 工業簿記による財務管理システム
 個別原価管理システム
の2つのパンフレットを公開しました。

 さらに、都内で開催した
 漢字情報処理技術
 コンバージュン技術
 SPPソフトウエア
に関する、記録的なパンフレット等を公開しました。
 (いずれも近日HPにて公開予定です)


  

page2009が開催されました(1)

2009-02-08 07:30:44 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009/2/7
 2009年2月4~6日間、普段の日ですが、東京池袋サンシャイン文化会館2Fを含めて、大規模な展示会が開催されました。
 当社も、3年ぶりに1コマを出展しました。3日間で7万人以上の来訪があったそうです。
 主催者側の印刷技術協会からの本年度の基本テーマが、なんと「ゼロ リセット」ということで大胆不敵というかなんというか。
 どうも2011年6月の、「地上デジタル-ジデジ」を、アナログ技術消滅とみなし、印刷業界もフルデジタルすべきという観点があるようです。
 それはそれは了解しました。
 当方は、それおに触発されたわけではなく、はじめから「グーテンベルグの印刷技術に回帰する」をテーマに掲げてきました。
 
 お陰さまで、来ていただきたい先にはご来社いただきまして説明もできましたが、とうとうと流れる見学者の眼にはほとんど届かず、だったことが大きな反省点となりました。
 3日間で約100組ほど。

 でも、出展していますと、全体も一部も見に行く時間が取れなくて、結果として全体像がつかめていない結果となりました。